サヨリのウキ釣り入門編!堤防での釣り方や仕掛けを解説します!
サヨリは美しい細長い体をしていますが、大型になると引きも楽しめる堤防釣りにおいてピッタリのターゲットです。 サヨリはウキ釣りが基本の釣り方ですが、皆さんはウキ釣りを楽しんだこと…
FISHING JAPAN 編集部スマートで清楚なサヨリは、秋から初冬にかけてがベストシーズンですよね。
天ぷらなどの料理にしても非常においしい魚ですので、人気があります。
身は透明なのですが、強い紫外線から内臓を守るためにおなかの内側が真っ黒な膜で覆われています。
そのため、見た目の美しさは半減してしまいます。
サヨリのような人だというのは、サヨリのおなかになぞらえて腹黒い人という意味もあるのだとか・・・
そんなサヨリになんと、寄生虫がいるというのです!
サヨリについている寄生虫の殆どは「サヨリヤドリムシ」と呼ばれる虫で、8割近い確率でサヨリのエラのところに寄生しています。
見た目はダンゴムシやフナムシのような見た目をしているので、少し苦手な方もいらっしゃるかもしれません。
サヨリヤドリムシはこんな見た目をしています。
サヨリを調理するときにエラの所に虫がつているのを見つけたけれど、食べても大丈夫なのか、毎年、秋の時期になるとそう思われる方が結構いらっしゃるそうです。
アニサキスなど、魚についている寄生虫で大変な目にあった芸能人のニュースがテレビで流れていたこともありましたよね。
確かに、魚についている寄生虫を食べてしまうと、後でつらい目にあうこともあるので心配ですよね。
サヨリヤドリムシは、魚にとってはやっかいな寄生虫でしょうが、毒などもなく、実は人間が知らずに食べてしまっても実害はありません。
また、寄生しているところがエラの部分ですので、間違って食べることもほぼ無いので、そこまで心配する必要の無い寄生虫と言えます。
実害こそありませんが、あまり気持ちのいいものではありませんので、調理するときにはよく確かめて、取り除くのが良さそうですね。
サヨリヤドリムシは、ウオノエ科に属する寄生虫で、マダイやアジの口の中によく寄生するタイノエの仲間です。
他にもサヨリヤドリムシとよく似たウオノコバンという寄生虫も存在しており、この寄生虫は魚のヒレや体表に寄生するのが特徴です。
これらの寄生虫はイソポーダと呼ばれる動物群で、日本では等脚類と呼ばれています。
宿主の体に傷をつけ流れ出る血や体液を吸って生きています。
少し気持ちが悪いものではありますが、寄生虫のみなさんも頑張って生きているのですね・・・
特に女性の皆さんはびっくりする方も多いとは思いますが、サヨリを料理するときに、もしサヨリヤドリムシを見つけたら、そっと取り除いてあげてください。
サヨリのエラにどのように寄生しているのかが気になる方は動画で確認してみてください。
今回はサヨリに着く寄生虫「サヨリヤドリムシ」についてご紹介いたしました。
サヨリヤドリムシは、タイノエの仲間で、食べても無害とのことです!
みなさんもサヨリを釣った際には、エラを確認してみると寄生虫に出会えるかもしれませんね。
サヨリの釣り方については、次の記事で詳しくご紹介していますので、よければ確認してみてくださいね。
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FISHING JAPAN 編集部興味を持った方は、別の寄生虫についての情報が詳しいアニサキスの記事を推奨します。
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