DAILYランキング
釣った魚が現金に!!環境にもお財布にも優しい「おさかな集積所おとと」の魚買い取りサービスとは!?
釣り人のみなさん、爆釣のあまり釣った魚が食べきれなくなって困ったことは、ありませんか?
2017年4月、福井県三国漁港近くに開業した「おさかな集積所おとと」では、そんな釣り人のみなさんの悩みを一掃する画期的なサービスを展開しています!
目次
さてそれは、どのようなサービスなのでしょうか?
早速、ご紹介しましょう!
釣った魚を現金買い取り!!
「おさかな集積所おとと」では、「釣った魚を現金で買い取る」という、釣り人待望のサービスを行っています!
これは、長年釣り人に望まれながらもなかなか実現には至らなかった、全国的にも珍しいサービスです!
このサービスが開始された背景には、深刻な漁業従事者不足とそれに伴う水産業界縮小への危惧があります。
そこで、「おさかな集積所おとと」は、「趣味を職業へ。日本の水産業復活への架け橋に・・・」をビジョンに、釣り人が釣った魚を買取り、それを地元に流通させる仕組みを構築しました。
また、それと同時に、釣り人の趣味である釣りを職業へと転換させ、新たな漁師を発掘することにも力を入れています。
まずは、「フィッシュハンター」に登録しよう!!
釣り人が「おさかな集積所おとと」での魚の買い取りを希望する場合、「フィッシュハンター」への登録が必須となります。
この「フィッシュハンター」とは、「おさかな集積所おとと」が定めたルールに則り、釣りを楽しみ、収入を得る釣り人のことです。
登録は誰でも簡単にできますが、その際は必ず、海の環境保全に貢献するためのルールである「ハンター宣言」について、それを守ることを約束をしなければなりません。
「おさかな集積所おとと」のサービスは、「食べられる分だけ釣る」という釣りにおける鉄則をしっかりとフォローしているのです。
この「フィッシュハンター」について詳しく述べると、その多くは男性で、40歳代が全体の約40%を占めており、50代、20代、30代、40代の順に割合が高くなっています。
また、「フィッシュハンター」の所在は、地元だけではなく、岐阜県や名古屋市などの遠方にも多いことが特徴です。
次に、買い取りまでの流れを知ろう!!
「おさかな集積所おとと」では、以下の流れで釣った魚の買い取ります。
①「おさかな集積所おとと」の公式ホームページで、買い取り情報をチェックする。
②「ハンター宣言」 に則って、ルールを守り、釣りを存分に楽しむ。
③血抜きをし、冷却保存した魚を「おさかな集積所おとと」に持っていく。
④稚魚などの買い取りが出来ない魚を除き、釣った魚を現金で買い取ってもらう
ここから見えるのは、「おさかな集積所おとと」が、やみくもに魚の買い取りサービスを行っているのではないということです。
買い取る魚を制限して、魚の乱獲やそれに伴う漁業の衰退にも配慮しています。
その証拠に、「おさかな集積所おとと」の公式ホームページでは、限りある海の資源の大切さを知り、魚を大切に扱う釣り人からしか、魚を買い取ることはしないと明言されています。
いざ、魚を買い取ってもらおう!!
「おさかな集積所おとと」での魚の買い取り価格は、釣れた魚の総数に左右される傾向にあります。
そんな中、単体として、これまでに最も高い価格で取り引きされたのは、1匹3500円のスズキでした!
また、現在買い取り価格が高騰しているのは、キスとマゴチとなっています!
特にマゴチに関しては、通常において平均で1キロ200円のものが、1キロ750円で買い取ってもらえることもあるんです。
当然、そんな「おさかな集積所おとと」で魚の買い取りを希望する釣り人の願いは、釣った魚をできるだけ高く買い取ってもらいたい!ということです。
しかし、それ以上に、「おさかな集積所おとと」が持つビジョンに賛同し、趣味が地元の活性につながることが嬉しい!という声が、多くの釣り人からあがっていることも事実です。
80センチ以上、重さ6キロ超えの大物タイです!
よし、併設レストランで魚を食べよう!!
釣り人から買い取った魚は、「おさかな集積所おとと」に併設されたレストランで調理されます。
今人気のメニューは、「地魚の唐揚げ御膳」です。
こちらはまだホームページのメニューにのっていない、秘蔵メニューとなっています。
マゴチ、キス、ウマズラ、シーラ、カサゴといった、その日に釣れた新鮮な地魚が唐揚げとなって、多くの客の舌を満足させています。
こちらのレストランは、会員登録すると、通常価格より安い会員価格で食事を楽しむことができるので、かなりお得です。
また、「おさかな集積所おとと」内には、釣り人が釣った魚を自分でさばくことのできる有料のさばき所も設けられています。
魚をさばいて家に持って帰ることができるので嬉しい!という歓喜の声が、多数あがっています。
魚のさばき方をレクチャーしています!
開業から5ヶ月!伊藤俊輔代表の想いとは・・・
今回、FISHINGJAPANでは、「おさかな集積所おとと」の代表を務められている伊藤俊輔氏にインタビューを行いました。
伊藤代表の熱い想いを、釣り人のみなさんにお届けします!
多くの賛同に感謝
開業から5ヶ月、その中で最も嬉しく感じたことは、「おさかな集積所おとと」に併設されたレストランの会員が1000名を超えたこと、そして提供しているサービスに多くの賛同の声があがっていることです。
サービスに共感した人から、意見や要望などのあたたかい言葉をもらうことが、大きな励みとなっています。
実際に足を運んでほしい
釣り人のみなさんに望むことは、もっと気軽に「おさかな集積所おとと」まで足を運んでほしいということです。
なぜなら、「おさかな集積所おとと」は、新しい建物にあることから、評判は知っているけれど、実際に訪れたことがないという釣り人のみなさんが、多いのが現状です。
ぜひ釣り人のみなさんには、ご自身で「おさかな集積所おとと」のサービスを体験してもらいたいと強く願っています。
イベント開催に注力
現在「おさかな集積所おとと」では、釣具店と共同して、海釣りに関するイベントを多数開催しています。
そのラインナップは、釣り教室だけではなく、魚のさばき方教室、魚拓教室にも及びます。
個人の釣り人だけではなく、親子で参加できるイベントもあるので、どなたでも楽しんで参加することができます。
来月中旬には、新たな試みとして、釣具店と女性向けフリーペーパーを発行する会社との共同で、釣りガールを対象にしたイベントも開催する予定です。
環境を配慮します
「おさかな集積所おとと」では、海の環境に配慮して、釣りに関する教育情報の発信に力を入れています。
釣り人の環境破壊に拍車をかける要因としては、環境保全に関する正しい知識やルールを教えてくれる先生がいないことがあげられます。
「おさかな集積所おとと」では、海の環境を守るという使命を担った上で、魚の買い取りサービスの提供に臨んでいます。
伊藤代表が熱い想いを語った映像はこちら!!
釣り人のみなさん、いかがでしたか?
「おさかな集積所おとと」の「釣った魚を現金で買い取る」というサービスは、環境にもお財布にも優しくて、非常に魅力あるものですよね!
釣ったけど食べきれない!と頭を抱える釣り人が一人でも減りますように、、
「おさかな集積所おとと」が展開するような釣り人の夢が詰まった画期的なサービスが、全国各地に広がることを願ってやみません!
しかし、このようなサービスは、釣り人にとって最高のものである一方、魚の乱獲やそれに伴う漁業の衰退につながるなど、資源保全の観点では問題視されていることも事実です。
今後、同様のサービスが広まることが、魚の乱獲や漁業の衰退につながってしまわないよう、細心の注意を払わなければならないことを忘れてはいけませんね。
「おさかな集積所おとと」のアクセスはこちら!!
「釣りニュース」カテゴリの人気記事
- 趣味の魚釣りが副業になる?!釣った魚を売る方法を紹介!
- 竿に表示されている「オモリ負荷」って何のこと?素朴な疑問にお答えします!
- タコのやっかいなヌメリ取り!でもこれをするだけでヌメリがみるみる取れる!?超簡単なその方法とは?
- ギマって知ってる?外道なのに可愛くて超ウマい!捌き方や食べ方、毒の有無も含めてご紹介します!
- ステファーノSSは新発売されたカワハギ釣り専用リール!その特徴やインプレ動画を大公開!
- 釣り名言5選!!これを読めば今すぐアナタも釣りに行きたくなる!!
- 釣りエサとして使われるエビ5種類を徹底解説!「エビで鯛を釣る」っていうけど、そのエビいったい何エビ?
- スキッピングを使いこなせるようになりたい!バス釣りスキルアップトレーニング