ロックフィッシュゲームで使うワーム特集!人気メーカーのおすすめアイテムをピックアップ
まるでエビそっくりの形をしたワーム、こういうタイプはバス釣りに使うイメージが強かったのですが、実はソルトウォーターゲームでもかなり効果的です。 特に岩礁帯やテトラエリアに潜んで…
FISHING JAPAN 編集部アジングやメバリングには、ワーム+ジクヘッドのジグ単をよく使います。
このワームを自作できたらいいのに!と、考えたことはありませんか?
自分がイメージしたカタチ・ボリュームにデザインできたら、冬のメバリングゲームはもっと楽しいものになるでしょう。
ここでは、ワームの自作について深掘りしてみましょう。
目次
自分が使いたいワームを自作することは、実際のところかなり難しいです。
素材自体、シリコンぐらいしか入手できませんし、流し込む金型も本格的なものならたいへん高価で、カンタンに購入できるものではありません。
でもワームに似たようなものなら、100均ショップやホームセンターへ足を運べば、そこで販売しているアイテムで自作できるでしょう。
用意するものは、よく使っているジグヘッドです。
冬のメバリングゲーム用なら、さほど大きくて重いものではないでしょう。
次に用意したいのは、グルーガンとグルースティックです。
グルーガンとは、後ろからグルースティックを挿入して電熱で溶かし出す機器のこと。
そしてグルースティックは、本来は接着剤なのですが、さまざまなカラーバリエーションが用意されているので、溶け出した状態がワームにそっくり。
熱い状態ではプニプニと柔らかいのですが、時間が経つにつれて固まります。
当然そうなったらワームの柔らかさとは程遠いのですが、外観はワームに見間違える雰囲気をキープ。
これを上手く利用するのです。
ワームの自作手段として、グルースティックとグルーガン、そしてジグヘッドを活用します。
グルーガンにグルースティックを挿入して、スイッチオン。
溶け出したグルーを、ジグヘッドのヘッド部分からフックにかけて、垂れ流していきます。
まるでワームを装着したジグ単のようなカタチに、整えていくわけです。
丁度いい長さにまで垂れ流したら、スイッチオフ。
あとはジグヘッドを手に取って、冷ましながらグルーのカタチを指で変えていけばOKです。
最初は、ピンテール系ワームのカタチに整えるのがいいでしょう。
真っ直ぐの造形ですから、カンタンに作り込めるはずです。
短いものなら、食わせ重視のジグ単として使えますし、長いものなら、広範囲からメバルを呼び込むのに効果を発揮するでしょう。
カラーにも、こだわりたいところです。
クリアーはベーシックな使い方ができますし、ピンクやオレンジならアピール度はバツグン。
そこにラメが加われば、まさにベイトフィッシュそのものに見えるでしょう。
実際にグルースティックで自作したワームを、冬のメバリングゲームで使ってみました。
ジグ単のトータルウエイトはやや重めになったので、キャストフィールはバッチリです。
着水してフォールしていくのを観察すると・・・なんと回転してしまいます。
冷えて固まったグルースティックには、ワームのような軟らかさは伴ないませんから、水の抵抗を受け過ぎてしまうからでしょう。
回転するとラインがすぐにヨレてしまうので、キャストを繰り返すことは難しくなります。
なのでフォールの際に回転しないように、自作ワームの形状を釣り場で整えなければならないで゛しょう。
熱して変形させることはできませんので、ハサミなどでカットして整形することになります。
いろいろやってみましたが、回転せずにフォールさせるには、ずいぶんボリュームを落とすことになってしまいました。
ジグヘッドを重くすると、回転を抑えることはできます。
でもメバルがバイトしてくる確率がグンと落ちてしまい、本末転倒です。
やはりワームを自作して冬のメバリングを満喫するというのは、ハードルが高いといえそうです。
あれこれ自分で試してみたい人は、こちらのグルースティックやグルーガンを購入して、チャレンジしてみてください。
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それでは冬のメバリングゲームを楽しむのに適している、おすすめのタックルをご紹介しましょう。
ロッドは、ロングキャストしやすい7ft前後のスピニングロッドがマッチします。
リールは、0.4号前後のPEラインを扱いやすい、2000番サイズ前後のスピニングリールを装着してください。
シマノのソアレXRシリーズの中から、7.6ftのULパワーブランクスモデルを選んでみました。
全長は2.29mで、継数は2本。
仕舞寸法は、117.1cmにまで縮まります。
ウエイトは74gで、先径は0.8mm。
適合するルアーウェイトは、0.5gから5gまでです。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら1lbから3lbまで。
PEラインなら、0.1号から0.4号までが使えます。
ブランクスのカーボン素材含有率は、98.1%です。
実際に手に取って継いでみると、とても長くしなやかに曲がり込む仕上がりです。
これなら軽めのワームリグでも、しっかりと胴に乗せてロングキャストをおこなえるでしょう。
実売価格は2万円台と、コスパ優秀な価格帯に収まっています。
冬のメバリングゲームでは、沖合いに発生する潮目に届けたい場面がありますから、長めブランクスで扱いやすいスピニングロッドがあれば、とても重宝します。
もう少し硬いブランクスにすると、流行りのフロートリグを操れるようになります。
飛距離も驚くほど伸びますから、ロングキャスト主体でゲームを組み立てたい人は、硬めブランクスのスピニングロッドを検討してみるのもいいでしょう。
同じソアレXRシリーズには、なんとスピニングリールもラインナップされています。
しかも2500番のコンパクトバージョンという、とても珍しい番手になっていますから、軽くてラインキャパが多い!という特徴があります。
つまり、ロングキャストによるアプローチを実践しやすいスピニングリールなのです。
ギア比は5.3対1ですから、ハンドル1回転につき72cmのラインを巻き取ることができるように作られています。
実用ドラグ力は2kgで、 最大ドラグ力は3kg。
ウエイトは165gと軽めで、スプール寸法は直径が43mm、ストロークが13.5mm。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら4lbを130m、PEラインなら0.6号を200m巻けます。
ハンドルの長さは45mmで、ボールベアリングは9個です。
実際に手に取ってみると、ハンドル回転は滑らかで軽やか。
ローター回転も軽快ですから、糸フケが発生したらすぐに回収できるでしょう。
ドラグのレスポンスも良好で、不意に大型魚が掛かっても、安心してやり取りをおこなうことができます。
実売価格は2万円台と、とても購入しやすい価格帯に収まっています。
下げ潮のときなら、ラインを放出しながらドリフト釣法も試せます。
ラインキャパが多いことを積極的に活用しながら、冬のメバリングゲームを楽しみましょう。
ワームリグをグルースティックで自作する方法や実釣インプレ、おすすめのタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?
自作して自分のスタイルを追求するのは、釣りの楽しみ方のひとつです。
でも市販のワームに含まれている高い生産技術は、個人が頑張っても越えられない領域があると知っておきましょう。
まだまだ使っていない市販ワームがあるはずですから、興味の湧いたデザインやカラーのものに遭遇したら、ぜひ手に取ってフィールドで使ってみてください。
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