ワカサギ釣りのエサ特集!どんなエサを付けて釣りをするの?おすすめエサをチェック
ワカサギ釣りを始める際に、大きなハードルとなるのが、使用するエサです。 ごく小さな虫エサなのですが、紅サシも白サシもハエの幼虫ですから、手で触りたくない!という人が結構いますよ…
FISHING JAPAN 編集部海釣りで用いるエサといえば、エビや貝よりも馴染み深いのが、ゴカイです。
たくさんの足が付いていて、ウネウネ動き回る生き物ですから、触るのが苦手な人も少なくありません。
しかも2本のキバのようなものを口から突き出して、指先を噛む仕草をしてくることも。
そんなゴカイの特徴や生態、釣り場での使い方についてご紹介しましょう。
ゴカイとは、環形動物門の多毛綱に属している生き物のことです。
見た目は細長くて、たくさんの節と足で構成されています。
山肌などを掘り起こすと出てくるミミズとよく似ていて、どちらも環形動物です。
ゴカイの仲間は、世界中の海に広がる干潟や砂浜・磯場・深海などに生息しているのが確認されています。
ゴカイにはさまざまな種類・呼び方があり、一般的なのはイシゴカイ・ジャリメ・バチでしょうか。
よく似ているエサとしてイソメがいますが、ゴカイとイソメの違いはどこにあるかご存知ですか?
どちらも見た目はとても似ていて、まるで区別がつかない印象を持ってしまいがち。
イソメはゴカイと同じく、環形動物門・多毛綱に属しています。
しかし、イソメはイソメ科、ゴカイはゴカイ科に分類されているので、別の生き物であるのは間違いありません。
釣りエサ屋さんで尋ねてみると、イソメは別名・アオムシ・アオイソメと呼ばれていて、ほとんどが中国や韓国からの輸入モノが販売されているとのこと。
エサとしての釣れっぷりは、ゴカイもイソメも甲乙つけがたいでしょう。
使い分けをおこなうとすれば、ゴカイのほうかやや細身ですから、魚が吸い込みやすいといえるかもしれません。
赤みがかった体色は、浅くて日照の届きやすいシチュエーションでは、背景の中で浮かび上がる存在になりそうです。
イソメのほうは、やや太目でホリューム感があります。
青っぽい体色は、日照の届きにくい深場でもよく目立つはずです。
長さはどちらも途中でカットしたり、そのまま使ったりすることが可能です。
釣り場に着いて魚を探すための第一投を実施する際には、そのままの長い状態でハリに着けることをおすすめします。
そのほうが、魚に見つけてもらいやすいからです。
アタリがあるのに乗らない場合は、ゴカイやイソメを小さくカットして、吸い込みやすいボリュームに整えてから再度仕掛けを投入しましょう。
何度も投入を繰り返していると、ゴカイが全くウネウネしなくなります。
まるで水を吸い過ぎた布のように垂れ下がってしまったら、ハリから外して新しいものに取り換えてください。
ゴカイの生態も、詳しく知っておきましょう。
釣りエサとして釣具店に並ぶ前は、当然海中に潜んでいます。
砂や泥状の底に潜り込んでいて、ほぼ肉食性です。
ごく小型の甲殻類やカイメンなどを捕食しているので、それらが溜まっているエリアにはゴカイも生息していることに。
一部のゴカイの仲間には、海藻などを食べている草食タイプもいます。
砂や泥に付着した有機物を食べているゴカイも多く、魚はそういう姿を見つけて捕食対象にしているのでしょう。
シーバスゲームにおけるバチパターンは、ゴカイが大量に浮遊しているところでおこなわれます。
釣れたシーバスの口の中をチェックすると、ゴカイがたくさん出てきますから、ゴカイの生態を知ることで釣果にも好影響が出るでしょう。
ゴカイを釣りエサとして、実際に使ってみましょう。
釣具屋さんで、パッケージに入った状態で購入することになります。
そのまま釣り場へ持ち込んでもかまいませんし、エサ箱に入れ替えてもいいでしょう。
砂と一緒にに入っているので、ゴカイ独特のヌメリをあまり気にせずにつまみやすいです。
最後尾に行くほど細くなっていますから、それとは真逆のほうが頭部になります。
口が付いているので、その少し後ろを人差し指と親指で軽くつまんでください。
勢いよく暴れますし、なんと口から尖った2本のキバが突き出してきます。
噛むつもりで開閉しますが、実際は甘噛み程度。
あまり気にせずに口の真ん中からハリ先を入れて、ハリにゴカイをセットしてください。
そのまま使えば、水中でよく目立ちます。
シロギスなどの口の小さな魚をターゲットにする場合は、ゴカイを途中でカットして、吸い込みやすいボリュームに整えてください。
カットする際に、ゴカイの体液か飛び出します。
独特に生臭いニオイが漂いますから、水汲みバケツなどに水を満たしておいて、体液の付いた指先を洗うようにしましょう。
ゴカイを釣りエサに用いて実践したいのが、ちょい投げ釣り。
防波堤などからカンタンにアプローチできる釣り方で、多くのアングラーが実践しています。
ここではちょい投げ釣りに適している、おすすめのタックルをご紹介しましょう。
シマノ(SHIMANO) ソルトウォーターロッド シーバス ムーンショット 2021年モデル S96ML シーバス ショアキャスティング
シマノから発売中のシーバス・サーフゲームなどに活用可能な、キャスティング用スピニングロッドです。
ちょい投げ釣りのようなエサ釣りアプローチにも、じゅうぶん転用できるでしょう。
全長は2.90mもあるので、軽く振り抜くだけで飛距離を伸ばすことができます。
継数は2本で、仕舞寸法は148.7cmです。
やや長めですから、ロットティップをクルマのドアなどに挟まないように注意しましょう。
ウエイトは151gで、先径は1.8mm。
適合するウエイトは、最大で38gまでなので、オモリ10号までなら余裕でキャストできるはずです。
適合するラインは、PEラインなら0.6号から1.5号までです。
ブランクスのカーボン素材含有率は、98.5%になります。
実際に継いで手に持ってみましたが、長めなのに持ち重り感はそれほどなく、長時間の釣行にもしっかり対応できるでしょう。
ガイドにラインが絡まりにくいのも、大きなメリットといえそうです。
実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。
グリップ周りは細身で握りやすく、手のひらにあまりチカラを込めずにロッドワークできるはずです。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール シーバス 20 エクスセンス BB C3000MHG
シマノからリリースされている、シーバスゲーム用のスピニングリールです。
C3000番サイズなので、じゅうぶんなラインキャパを保持できるのが魅力になります。
ギア比は6.0対1ですから、ハンドルを1回転させると、88cmのラインを巻き取ることができるようになっています。
実用ドラグ力/最大ドラグ力は3.5/9.0kgと、ちょい投げ釣りをするならバッチリなドラグ力。
ウエイトは240gで、スプール寸法は直径46.5cmで、ストローク14.5mm。
ラインキャパは、PEラインなら1.2号を150m巻けます。
ハンドルの長さは55mmで、ボールベアリングは5個搭載しています。
実際に手に取ってみると、滑らかなハンドル回転にニンマリしてしまうでしょう。
ローターの追従レスポンスも素直で、ラインスラックも収めやすい印象です。
実売価格は1万円台と、コスパ優秀な価格帯に収まっています。
ゴカイの特徴や生態・使い方・釣り方、おすすめの釣りタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?
どうしても生エサに触れるのが苦手な人には、ゴカイそっくりの人工ワームがリリースされています。
最初はそちらで釣りに慣れて、次の展開で生エサであるゴカイにトライするのもいいかもしれません。
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