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スパイクシューズ特集!磯釣り・ロックショアシーンの必須アイテム

FISHING JAPAN 編集部

岩肌でゴツゴツした地面を歩くには、専用の釣りシューズが必要になります。

カンタンに滑ってしまうようでは、安全が確保できていないことになり、釣りに集中できないからです。

磯釣りやロックショアゲームでアングラーの足元を安定させてくれるアイテムが、スパイクシューズ。

最近ではコスパ優秀なものが増えていて、ワークマンの店頭でもスパイクシューズが並ぶようになっています。

スパイクシューズの特徴について、詳しくチェックしてみましょう。

スパイクシューズとは

スパイクシューズとは、釣りに用いる専用シューズの一種で、シューズの底部分=ソールに突起が付いていたり、金属製のピンが飛び出しているタイプを指しています。

ソールそのものにもさまざまな種類が用意されているので、特徴を見ていきましょう。

まず取り上げたいのが、フェルト地からピンが突き出している、フェルトスパイクです。

布のようなフェルト製のソールに、ピンスパイクを組み合わせています。

ソールが柔らかくなっているので、磯を歩き続ける展開に適しています。

ただし、泥や枯れ葉などに足を乗せると滑りやすく、林や森を抜けて磯場へ向かうようなシチュエーションでは、注意して歩かなければなりません。

次に取り上げたいのが、ラジアルスパイクです。

こちらは、ラジアル=クッション性の高いゴムのソールにピンがついています。

磯にありがちな岩場のゴツゴツした地面に、ピンがしっかり掛かってグリップするようになっています。

実際に磯場を歩いてみると、凹凸がさほど無い場所や、ツルっとした表面のゴロタ石の並ぶところ、テトラなどのコンクリート面には、ソールのピンがほとんど掛かりません。

そうなると滑りやすく、安全面がじゅうぶんに確保されたとは言い難いでしょう。

どのような磯場なのか、事前にチェックして履き換えができるようにしておくのがベストですが、アングラー個々の好みも分かれるようです。

ラジアルスパイクのほうが最強!と意見する人は結構いますし、ラジアルスパイクなんて足が痛くなってくる!という人も。

やはり両方用意して、実際の磯場で履き比べてみるのがいいのかもしれません。

釣具店のスタッフさんに尋ねたり、SNSやブログをチェックして、多くのアングラーの考え方を参考にするのもいいでしょう。

最新モデルには、フェルト地にラバーとピンが同時に埋め込まれているソールも見かけます。

いわゆるハイブリッドタイプなので、2つの要素をどちらも取り込みたい!と考えているアングラーには朗報といえそうです。

スパイクシューズの履き心地は釣具店での試着で確認!

スパイクシューズを購入する際に気をつけておきたいのは、やはり履き心地です。

意外と厚底になっているものがあり、履いた状態での安定感を確かめておきたいもの。

これはもう釣具店へ出向いて、実際に試着してみるより他に解決法はないでしょう。

釣具店のスタッフさんに声をかけてから、スパイクシューズを店内で履かせてもらってください。

そして購入したら、初めての磯場へ行く前に、いつもの磯場で歩く練習をしましょう。

ある程度地面のカタチを予測しながら歩けるので、購入したスパイクシューズの特徴を丁寧に把握するのに向いています。

雨の日や、波を被るような悪天候は避けて、安全に留意しながら歩行練習を実施してください。

スパイクシューズを履いたらどんな釣りを楽しめるの?

スパイクシューズを履いて楽しむ釣りには、どんなものがあるのでしょうか?

磯釣り全般に対応できそうですが、やはりショアジギングゲームで大いに活躍してくれるでしょう。

重めのメタルジグをぶら下げてフルスイングするわけですから、足元の安定は必須です。

そういう意味では、ヒラスズキ狙いのシーバスゲームにも、スパイクシューズを履いて臨みたいものです。

最近流行りのロックフィッシュゲームに、ジャストフィットするかもしれません。

エギングシーンでも磯場に立つことが多々ありますから、スパイクシューズの出番となりそうです。

おすすめのスパイクシューズを選んでみた!

それでは豊富なラインナップの中から、おすすめのスパイクシューズを取り上げてみましょう。

ソール部分以外にも、便利で有効な機能が装着されています。

釣りを快適におこなうために、細かなスペックまで理解しておくほうがいいでしょう。

マズメ(Mazume) フェルトスパイクシューズ MZWD-529-01 ブラック M

マズメ(Mazume) フェルトスパイクシューズ MZWD-529-01 ブラック M

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マズメからリリースされている、フェルトスパイクタイプのスパイクシューズです。

ほぼ均等にソールのフェルト面に、ピンが配置されています。

ピンの素材は、従来のステンレスピンの2倍以上の硬度を誇る、タングステン製になっています。

釣り場でヘビーユースするために、縫製部分のホツレを排除。

できるだけ無縫製で仕上げられているのが、このスパイクシューズの特徴といえるでしょう。

またメッシュ地を多用しているので、強度と水抜け効果の両立を達成。

シューズに用いている足型は、トレッキングシューズの老舗ブランド・キャラバンが、日本人向けに製作したこだわりのパーツです。

実際にフィールドで履いてみると、足元がとても安定するのが分かります。

ウェーディングゲームで用いる場合には、足の実寸より1cmほど大きなサイズを購入しておくと、ストッキングウェダーを履いた状態でピッタリフィットするでしょう。

実売価格は2万円前後と、コスパ優秀な価格帯に収まっています。

足サイズの設定は、Mサイズが25.0cmから25.5cm、Lサイズが26.0cmから26.5cm、LLサイズが27.0cmから27.5cm、3Lサイズが28.0cmとなっています。

マズメからは、ラジアルスパイクタイプもリリースされているので、履き比べてみるのも面白いでしょう。

ダイワ(DAIWA) フィッシングシューズ ブラック 25.0 DS-2150CD 釣り用シューズ

ダイワ(DAIWA) フィッシングシューズ ブラック 25.0 DS-2150CD 釣り用シューズ

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¥15,400(amazon)

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ダイワから発売中の、ベーシックで履きやすいラジアルスパイクです。

釣り場での摩擦や摩耗・引き裂き負荷に対して高い耐久性を保持する、コーデュラ素材をアッパー部に採り入れています。

中に水が入りにくい簡易防水設計になっていて、スパイクシューズの内側を常にドライに保ってくれます。

また、つま先部分とかかと部分を衝撃からガードするように、カップソールが配置されています。

実際にフィールドで履いてみると、とても軽くて歩きやすい印象を持ちました。

軽量化を徹底しているモデルなので、足首や脚全体が疲れにくくなっているのはメリットでしょう。

その足首のホールド感を確保してくれているのは、ミドルカットにデザインされているから。

機動性も高められているので、さまざまなシチュエーションに対応しやすいスパイクシューズといえそうです。

実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。

ダイワが蓄積したノウハウを、惜しげもなく振り注いでいる便利アイテムとなっています。

ブラック配色をベースに、合計3種類のカラーバリエーションがラインナップされていますから、自分の好みに合わせて選ぶようにしてください。

スパイクシューズを履きこなして釣りを満喫しよう!

スパイクシューズの特徴や扱い方、おすすめのアイテムをご紹介しましたが、いかがでしたか?

釣り場では、常に危険が隣り合わせです。

足元がしっかりしていて滑りにくければ、不意の出来事にもじゅうぶん対応できるでしょう。

スパイクシューズは、アングラーを守ってくれるアイテムのひとつですから、ライフジャケットや帽子とともに、納得できるものを選びたいものです。

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