釣りに使う靴はどれがいいの?ソール別釣り専用シューズ特集!
釣りに使う靴って、特別な機能を搭載しているものばかり。
ですから普段履くものとは混同・併用してはいけません。
釣りをする場所には水があり、一様に濡れていて滑りやすい状況です。
そんなところへ、普段掃き慣れたランニングシューズやビジネス用の革靴などで出かけたら、あっという間に転倒してケガを負うことになるでしょう。
自然を甘く見てはいけません。
そのための準備と対策に、釣り専用の靴を用意するところから始めてみませんか?
「いやぁ、釣具店へ出向いてもさ、靴のコーナーへ立ち寄ったり目を向けたことがないんだよなぁ~、、」
そういう人のために、ここでは釣りに使うさまざまな靴を取り上げてみます。
ぜひ参考にしてもらって、次の釣具店訪問時には、靴コーナーに立ち寄るようにしてください。
目次
釣りにはソールに滑りにくい工夫が施されている靴を選ぼう!
釣り向きの靴には、どんなタイプがあるのでしょうか。
その基本的な機能に注目してみましょう。
例えば、使われている素材。
水を弾く表面素材なら、フィールドを大胆に歩けるでしょうし、防水機能も併せ持っているものなら、少々水に浸かっても気になりませんよね。
それから、靴底の部分=ソール。
ソールは、滑りにくい工夫が施されているものを選ぶようにしたいものです。
有名なアウトドアメーカー、コロンビアやモンベルなどからは、そういった釣りに使える靴が多数リリースされています。
釣具メーカーのダイワ・シマノはもちろん、あのコスパ優秀なワークマンからも、おすすめの釣り用靴が用意されていますよ。
ここでは、ソールのタイプ・種類別に、釣り向きな靴をピックアップしてみることにしましょう。
レディースサイズや子供サイズなども充実しているので、ぜひアウトドアショップや釣具店などの店頭で試着してください。
フェルトソールの靴に注目!
ソールの種類の中に、フェルト製のものがあります。
フェルトソールとは、フェルト生地をソールに適応させたものです。
そのままの状態で山道や落ち葉の上を歩くと、いきなり滑ってしまいますが、濡れた岩肌や岩盤エリアでは、しっかりと吸い付きやすい特徴を持っていますよ。
例えば、水に濡れた河川、または池・湖の岸辺。
海のゴロタ石エリアなどを歩き回りたいときに、とても重宝するでしょう。
滑りを止めてくれるのですから、安心して歩くことができますし、そのスピードも徐々に上げていくことが可能になります。
このフェルト生地に、スパイクピンを埋め込んだ靴も市販されているので、ぜひ活用してみましょう。
スパイクピンが地面に刺さるので、より滑りを抑えた歩行を実践することができます。
ダイワ(DAIWA) 防寒ブーツ ウォームアップブーツ(フェルトスパイクソール) ブラック LL WB-3502W 釣り用長靴
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- ¥12,474(Yahoo!)
シマノ(SHIMANO) XEFO カットピンフェルト・ウェーディングシューズVU FS-242R グレー 27.0
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ゴム素材を利用したラジアルソールの靴から釣りにおすすめのアイテムをピックアップ!
次に挙げるのは、ラジアルタイプのソールを装着した釣り用靴です。
ラジアルソールとは、長靴などによく使われているゴム素材のソールのことですね。
アウトドア向けのシューズなどには、このラジアルソールのタイプが多く採用されています。
釣り場で滑りにくくするために、ゴム製のソールの表面に凹凸と排水のための溝が刻まれていますよ。
船釣りや波止釣りなどで幅広く使われていますが、磯や水に濡れた岸壁などを歩くには滑りやすく危険であることを認識しておきましょう。
なぜ滑りやすいかというと、ゴム表面と地表の間に水の膜が発生して、グリップ感を失わせてしまう可能性があるからです。
フェルトやスパイクピンなら、そういう水の膜が発生しにくいですから、使い分けが必要になってきますね。
ダイワ(DAIWA) ウォームアップブーツ ラジアル WB-3301 ブラック L 長靴
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ダイワ(DAIWA) フィッシングブーツ(ショート スパイク) グレー S FB-2150 釣り用長靴
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シマノ(SHIMANO) ドライシールド・デッキラジアルシューズ (ハイカットタイプ) FS-061Q ディープブルーアイボリー 26.5
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スパイクソールの靴なら滑りやすい磯の釣り場でもへっちゃら!
なんと、スパイクピンを前述のラジアルソールに埋め込んだら、スパイクソールに変身します。
この仕様なら、滑りやすい磯場などでも安心して歩くことができるでしょう。
2つの効果を同居させることで、カバーできる範囲を広げているわけです。
とても理にかなったソールタイプといえそうですね。
ただし、コンクリート護岸などのフラットな構造物の上では、スパイク自体が効かない=硬くて刺さらないので、誤って滑ってしまうかもしれません。
それから、鋭利なスパイクだと傷つけてしまうため、遊漁船などのボートデッキ上では、このタイプの使用を控えるようにしましょう。
流行りのシーカヤックに乗るときも、スパイクは避けたほうが船体に傷が付かなくて済むでしょう。
シマノ(SHIMANO) スパイクブーツW(ワイドタイプ) FB-002Q グレー 3L
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プロックス コモドールスパイクシューズ L(26~26.5cm) . PX5904L
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最近流行りの穴釣り!どんな靴で行けばいいの?
釣りの専用靴が必要だと感じるシチュエーションには、どんなケースが挙げられるでしょうか。
アングラーが出かける釣り場ポイントを、頭の中で思い描いてください。
例えば、穴釣り。
防波堤や漁港周りで、オールシーズン盛んにおこなわれるようになりました。
ここには必ず存在する、みんながよく知っている構造物があります。
「えーと、何だろう?穴釣りでよく見かけるものといえば・・・」
そうです、テトラです。
穴釣りではテトラ対策を万全に!
テトラは、別名・波消しブロックと呼ばれている、コンクリート製の構造物です。
これが防波堤や漁港などの、潮・波の当たる面に積み上げられていますよ。
構造がヒトデのように足が複数本伸びている状態なので、潮・波が当たると細かく粉砕されます。
これが波消しと呼ばれる理由で、海が荒れたときなどに護岸を守る働きがあるのです。
当然水通しが良いので、積み上げられたテトラの中には、さまざまな生き物が棲み付くようになりますよ。
穴釣りは、そういった生き物をターゲットにした釣りなのです。
ロックフィッシュを代表するカサゴ=ガシラやメバル・アイナメ・アコウ・キジハタ・ムラソイなどを釣り上げることができます。
穴釣りをみんなで楽しんでいる動画はこちら
テトラの表面ってどうなっているの?
穴釣りを楽しむために必要なのは、専用の短いロッドに小型リール、それからなんといっても滑りにくい専用靴です。
テトラを思い起こしてほしいのですが、表面は弧を描いていたりフラットでツルツルしているコンクリート。
そこによく滑る藻やコケなどが付着していたりしますから、普段履いている靴のままでは、危険極まりない状態に。
テトラに乗り移って、その中へ降りていくケースも考えられますから、穴釣りには滑らない釣り用靴を必ず用意するようにしましょう。
穴釣りにおすすめの釣り靴はこちら
穴釣りに使いたいおすすめの釣り用靴は、やはりソールにこだわるべきでしょう。
よく波をかぶって濡れているテトラなら、ラジアルソールのみでは心もとないですよね。
フェルト素材をベースに、スパイクピンが付加されたタイプを念頭において、しっかり準備するようにしたいものです。
一度その釣り場に出向いて、テトラの状態を見てから事前準備するのがベストですが、初めての釣り場へ行くケースなら、靴を数種類用意しておくのがベターでしょう。
命の危険に関わることですから、面倒だと思わずにきっちりと釣り用靴を用意したいものです。
同行する友達にも声をかけて、釣り用靴を持っているかどうか確認してください。
もし持っていないようなら、一緒にに釣具店へ行って、釣り場に合った靴を選ぶようにしましょう。
穴釣りにおすすめの靴を、2つピックアップしてみました。
釣り場ごとに専用の靴を揃えてみよう!安全を最優先できるアングラーになるための第一歩
釣りには常に危険が伴ないますから、それをなんとか回避して楽しく過ごせるように、万全の準備をしておきたいですよね。
ライフジャケットの着用はもちろん、釣り用靴へのこだわりも持ち続けたいところです。
そのためには、どのような構造の靴が存在していて、どのような機能のソールが装着されているのか知っておかなければなりません。
知るというのは、実際に履いてみるということ。
言葉という情報で知っていたところで、体感して学習したことを上回ることは有り得ません。
今回特集してご紹介した釣り用靴を、ぜひフィールドで実際に履いてもらいたいのです。
「えーっ、靴を全部揃えるのは大変だよ~、、」
確かに費用のかかる話ですから、一朝一夕には済ますことは難しいでしょう。
だからといって、普段履いている靴のままで釣りを続けていては、いつ危険な目に遭うか分からないのです。
販売価格をチェックしながら、自分が購入できる範囲でかまわないですから、釣り用靴をまずひとつ揃えてみましょう。
当然いつもよく通っている釣り場・フィールドにマッチしたソールの靴から始めてみませんか。
全く違う掃き心地・歩き心地に気づけたら、向かう釣り場ごとに靴を用意することを厭わなくなるはずです。
そうやって1足ずつ増やしていきながら、安全を確保する喜びも実感してくださいね。
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