ジョインテッドクロー128を駆使してシーバスを釣り上げたい！釣り方やおすすめタックル特集

シーバスゲームにビッグベイトを持ち込んでアプローチする人が、かなり増えてきました。

でもまだ釣り上げたことがないなら、ジョインテッドクローの128サイズを使ってみませんか？

独特のボリューム感と着水音、そして泳ぎの滑らかさで、シーバスを惹き付けてくれるでしょう。

ここでは、ガンクラフトのジョインテッドクロー128Fを用いた釣り方や、おすすめタックルについてご紹介します。

「ジョインテッドクローって、たくさんのサイズがラインナップされているよね！」

その通り！それらの中から128サイズをラインに結んで、シーバスを狙ってみましょう。

ジョインテッドクロー128とは、ガンクラフトからリリースされているビッグベイトのことです。

とはいえ、全長が128ミリですから、ビッグとはいいにくいでしょう。

ちょうどいいサイズのビッグベイト！という感じでしょうか。

シーバスは、河口域に入って定着するようになると、イナッコやウグイ・アユなどを積極的に追うようになります。

釣ってみて口から吐き出すベイトフィッシュのサイズは、さほど大きくはありません。

128ミリは、その辺にジャストフィットさせているサイズといえそうですね。

当初ジョインテッドクロー128は、バス釣り用にラインナップされていましたが、その絶妙なサイズ感に気づいたアングラーは、シーバスゲームに転用し始めました。

メーカー側もそういう動きに敏感で、現在ではシーバスゲーム専用のジョインテッドクロー128シリーズが市販されるようになったのです。

このルアー、重さ設定がバッチリなんですよね。

3/4クラスと表示されているので、量ってみたら21グラム。

これならキャストしても、柔らかで派手過ぎない着水音を奏でることが可能です。

ジュボッ！ジャッ！といった弱めの音で、叩き付けて発生するような雑味のある音ではありません。

これがベイトフィッシュの逃走音と重なるのか、もしくは他のシーバスの捕食音に聞こえるのか、一気にシーバスが近寄ってきますよ。

緊張の瞬間です！

そのままの状態で留め浮きさせておくべきか、それともロッドワークを加えて泳がせるべきか？

実釣シーンでは、いきなりバイトしてくることは、まずありません。

そんなケースでは、ロッドティップを下げて、自分の姿勢もヒザを曲げて低くします。

そして次におこなうのは、リールハンドルを回してのステディリトリーブ。

ジョインテッドクロー128は、水面直下までボディを沈めて、水をつかんでから泳ぎ出しますよ。

その際に発生する水のヨレや波が、生命感に溢れていたら、シーバスにスイッチが入ってバイトにつながるでしょう。

やや弱い生命感なら、ルアーの後ろを追従してくる状態になります。

そこからは、シーバスとのせめぎ合いになりますから、とても楽しいですよ。

とにかく無防備感を出すようにします。

シーバスの存在に気づいた小魚の素振りは、一切要りません。

ただひたすら、等速で同じ層を泳がせ続けてみてください。

またそういう無防備感を出せるのも、ジョインテッドクロー128の強みといえるでしょう。

ジョインテッドクロー128を河口域で使うなら、タックルはベイトロッドにベイトリールがマッチします。

太いラインをスプールに巻いて、コンクリート護岸などに接触させながらアプローチしてみましょう。

排水管などの付近で、シーバスが襲い掛かってくることがよくあります。

そのまま管の中へ逃げ込まれても、ラインブレイクにならないように、22ポンド以上のモノフィラメントラインをセットしておきたいですね。

ジョインテッドクロー128シリーズのソルトカスタムには、シーバスに効くカラーバリエーションが豊富に揃っています。

背中側がチャート系に塗られていたら、とても視認性が高まって操作しやすいでしょう。

ルアーの動きもとらえやすいですし、バイトの瞬間も分かります。

ただし、大型のシーバスを食わせたいなら、側面がゴールドカラーのものは外さないほうがいいですよ。

定番のアカキンカラーは、ありがちなカラーとして人気がなさそうですが、これほど大型に効くカラーはないといえます。

実績はじゅうぶんで、さまざまなシチュエーションでも役割を果たしてくれますよ。

実はゴールドカラーは、危険を察知した魚が、警戒色として発することの多い、変色後のカラーと酷似しています。

今ワタシはパニックに陥っているよ！と告知しているようなもので、そんな状態のベイトフィッシュをシーバスが放っておくわけがないのです。

それではジョインテッドクロー128シリーズをセットして使いたい、おすすめのタックルをご紹介しましょう。

前述の通り、ベイトタックル＋太いラインの組み合わせを考えてみたいですね。

あまり硬いブランクスにすると、シーバスを弾いてしまうかもしれませんから、MからMHパワー程度のベイトロッドが適しているかもしれません。

がまかつからリリースされている、バス釣り用のベイトロッドです。

シーバスゲームにもじゅうぶん使える剛性・耐久性を備えているので、ぜひ転用してみてください。

全長は213.5センチと、長過ぎず短過ぎない設計なので、カバーや護岸ストラクチャーの多い釣り場でも扱いやすいでしょう。

標準自重は140グラムと、やや重めな設定ですが、持ち重り感はさほどありません。

グリップジョイント方式を採用しているので、仕舞寸法は178.0センチになります。

クルマへの積み込み時に便利ですね。

ブランクスのパワーはMHで、カーボン素材の含有率は99.0パーセントです。

適合するルアーウエイトは、7グラムから28グラムまで。

適合するラインは、モノフィラメントラインなら10ポンドから18ポンド前後でしょう。

先径は2.0ミリと太目で、グリップの長さは360ミリあります。

実際に手に取って振ってみると、シャープで張りのあるフランクスに仕上がっていますよ。

曲がり込みもスムーズで、反発力・復元力は強め。

ガイドバランスも良好で、キャストの際ガイド足にラインが絡みにくくなっています。

実売価格は2万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。

2021年に新発売となった、大型のベイトリールです。

ギア比7.9対1で、ハンドル1巻き107センチのラインを巻き取れるようになっていますよ。

最大ドラグ力は、余裕の8.0キロ。

自重は315グラムとやや重めで、スプール寸法は直径が43ミリ・幅が22ミリ。

ラインキャパは、モノフィラメントラインなら20ポンドを160メートル巻けます。

ハンドルの長さは51ミリで、ボールベアリングは7個搭載されています。

実際に使ってみると、ゴリゴリ巻いて魚を引き寄せられる強みを感じます。

バラシはかなり抑えられますし、キャストフィールも滑らかそのもの。

実売価格は2万円台と、とてもコスパ優秀な価格設定になっています。

ジョインテッドクロー128シリーズの特徴や釣り方、おすすめのタックルを取り上げてみましたが、いかがでしたか？

ロングキャストとアキュラシーキャストを両立させながら、着水音に注意してアプローチを繰り返すようにしてください。

思わぬビッグサイズのシーバスが、カバーやストラクチャーの陰から襲い掛かってくるかもしれませんよ！