エサのアップ写真

イシゴカイって触ったことある?よく用いる釣りエサの代表!どんな魚が釣れるの?

FISHING JAPAN 編集部

釣具店でエサコーナーへ足を運ぶと、小さなパッケージの中でウネウネ動いている生き物を見かけます。

細身で赤っぽいカラーなら、イシゴカイでしょう。

青イソメと双璧の人気を誇る虫エサで、さまざまな魚を釣り上げることができますよ。

「そうは言われても、触るのはちょっと苦手だなぁ~、、」

可愛い2本のキバを突き出して、指先を軽く噛んできます。

「そんなこと聞いたら余計に触れないじゃん・・」

イシゴカイはどうやって使えばいいの?

イシゴカイは、多毛類と呼ばれる生き物の仲間です。

海水の絡む水辺に生息していて、石とか岩を取り除いた跡や砂地などで多く見つけることができますよ。

ある時期にはそこから水中に飛び出して、ウネウネと身体全体をひねりながら泳ぐことも。

そんな状態のイシゴカイを発見したら、魚なら食い付かずにはいられないでしょう。

体長は平均して20センチ前後なので、エサとして使うにはちょっと長い場合があるかもしれません。

使い方は、ハサミや指先で短くカットして、フックに装着するようにします。

その際に体液が漏れ出たり、前述の2本のキバで噛まれたりしますから、覚悟しておく必要があるでしょう。

「気軽に言ってるけど、ホラー感がスゴ過ぎるよ・・」

いやいや、本来釣りとは、そういう作業と当たり前のように向き合うところから始まります。

昨今はルアー釣り全盛なので、エサの生々しさとは無縁のケースも多いのですが、イシゴカイを使うと決めたらそこから目を背けることはできません。

釣れた魚を活け締めしなければなりませんし、帰宅したら魚体に包丁を入れなければならないのです。

生き物を狩って食べることを目的とした趣味ですから、しっかりと覚悟を持って慣れるように努めましょう。

イシゴカイをハサミでカットして、魚が口に含みやすいサイズに加工します。

切り口からフックを刺してもかまいませんし、イシゴカイの頭部から刺してもかまいません。

キャストの反動でエサが取れやすいようなら、硬身である頭部から刺すことを実践しましょう。

釣りで余ったら持ち帰って、冷蔵庫で保存することが可能です。

数日しか持ちませんから、再度釣りに行く日が決まっていたら持ち帰るのがいいかもしれませんね。

イシゴカイの販売価格は、500円前後でしょうか。

釣具店・釣りエサ店によって変わるので、在庫も含め事前に確かめておきたいですね。

イシゴカイの扱い方を丁寧におこなっている動画はこちら

イシゴカイで釣れる魚を教えて!

イシゴカイで釣れる魚をピックアップしてみましょう。

まずは、シロギス。

ちょい投げ釣りでもカンタンに釣れることから、人気の釣り対象魚になっています。

その他カサゴ・メバル・ソイ・アイナメなどのロックフィッシュに、カレイ・ハゼ・ベラカワハギ・グレ・アジ・イワシなどが挙げられます。

マダイもチヌも、イシゴカイを見つければ食い付いてきますし、シーバスにとっても大好物ですよ。

実際にイシゴカイで釣ってみた!

イシゴカイをエサにして、実際に釣ってみました。

場所は防波堤から水深5メートルほどの浅いエリアで、短めのロッドにスピニングリールを装着して、ちょい投げ釣りを実践。

なんと開始1投めから、シロギスが掛かってくれましたよ。

足元がある程度深ければ、もっと多くの種類の魚が集まってくるでしょう。

ランディング用のネットをそばに置いて、いつでも取り込める準備をしておきたいですね。

大型のシーバスやチヌが食い付く可能性が、結構高いですよ。

イシゴカイを用いて釣りをするのにおすすめのアイテムをピックアップ!

イシゴカイをエサにして釣りをするのに使いたい、おすすめのアイテムを取り上げてみましょう。

シンプルに釣りをスタートさせたければ、ちょい投げ仕掛けがいいかもしれません。

あまり遠投はできませんが、足元のポイントを効率よく探るのには向いているでしょう。

漁港内や防波堤からの外海など、さまざまなポイントを丁寧にチェックしていくと、カンタンに魚が釣れるはずです。

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ささめ針から発売中の、ちょい投げ釣り用にデザインされた仕掛けです。

オモリとハリスが絶妙のバランスで組み合わさっていますよね。

ちょうちんあんこうのカタチをしているので、かなり可愛い釣りアイテムといえるでしょう。

実際に使ってみると、魚が食い付いたときのアタリは、しっかりと手元に伝わってきました。

強くフッキングしなくても、魚はフックに掛かった状態でランディングに持ち込めましたよ。

実売価格は600円台と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。

カラーの種類も豊富なので、好みのカラーを選んでアプローチしてみてください。

ハリスとフックは交換できるので、傷んだら取り換えましょう。

イシゴカイにしっかり慣れてエサ釣りを楽しもう!

イシゴカイの特徴や扱い方、おすすめの釣りアイテムをご紹介しましたが、いかがでしたか?

エサを用いたちょい投げ釣りが、各地で盛んにおこなわれるようになっています。

キャスティングの際には、バックスイングの範囲に他の人がいないか、確かめてからロッドを振るようにしましょう。

特に人気の釣り場では、周囲に注意を払う習慣を持つようにしたいですね。

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