イカスッテはどれを選べばいいの?船釣りで人気のイカメタルゲームにおすすめのスッテ特集
船釣りでイカをターゲットにする場合、以前なら電動リールに専用のロッドを装着したタックルで、数多くのイカヅノを投入していくイメージがありましたが、もっと手軽に実践できるアプローチが…
FISHING JAPAN 編集部ショア=岸からのキャスティングゲーム、すなわちエギングで釣る対象は、アオリイカやコウイカがメインになります。
ただし時期によっては、スルメイカも狙えることをご存じですか?
ここでは、スルメイカ釣りをショアからおこなうための釣り方や、おすすめのタックルをご紹介しましょう。
「確かにエギングをやってて、別の種類のイカが釣れることがあるよね!」
その通り!深場にいる船釣り対象魚との印象が強いスルメイカも、うまく釣ることができますよ。
目次
スルメイカの釣り方として広く知られているのは、沖合いに出て胴付き仕掛けで誘う船釣りです。
プラヅノや浮きスッテを数多く連ねて、40号から120号程度のオモリを最も下にぶら下げる専用仕掛けですね。
電動リールを使って、水深250メートル前後までをくまなくチェックしますよ。
上下に仕掛けを動かしつつ、スルメイカが溜まっているタナを丁寧に探し続ければ、多点掛けできるほどの大群に出くわすことも。
専用の知識とタックル、それに乗合船の予約などが必要になってきます。
先調子のロッドを用意しておくと、プラヅノや浮きスッテのアクションにキレを生むことができますよ。
シャクリは何度も入れることになりますから、そういう機能の付いた電動リールを選んでおくと、釣りが楽になるでしょう。
「えーっ、イカヅノの浮きスッテも使ったことないんだけど・・」
そういう人も多いでしょうから、もっと手軽にスルメイカと出会える釣り方を取り上げてみましょう。
ショアから釣るなら、思い立ったタイミングでスルメイカをゲットできますよね。
ただし、常にスルメイカが、手の届く岸際にいるとは限りません。
スルメイカの生態をチェックすると、孵化して成体になるまでは、漁港などの内湾エリアで過ごしています。
時期でいえば、春先の3月前後から小さなサイズが泳ぎ始めますよ。
5月のゴールデンウィークごろで、体長20センチ前後にはなりますから、この時期からエギングや餌を用いたウキ釣りで狙えそうですね。
夏になる7月ごろまでは、港の常夜灯周りをチェックすると、スルメイカを確認できるでしょう。
秋になると、沖合いの深場へ移動してしまうので、手軽にアプローチするなら夏まで。
やはりエギングがベターですね。
スルメイカのショアからの釣り方で、エギングによるアプローチをご紹介しましょう。
まず用意するのは、キャスティングするためのロッドです。
あまり長くないほうが、操作性は高まるのですが、最近のエギングロッドは、8フィートを超えている長さのものでも、軽くて感度が高く、操作性はバツグン。
小型のエギを操れるしなやかさを持ったものを選べばOKです。
具体的には、エギのサイズは1.8号から2.5号までのコンパクトボリュームなデザインのもの。
それをキャストして操るのに、ライトラインを巻いた小型スピニングリールを用意しましょう。
C2000番以上で、0.5号前後のPEラインに細目のショックリーダーラインをつなげば対応できます。
エギのカラーは、オレンジやピンク系などの視認性の高いものを使ってください。
スルメイカのエギングでは、水深のある常夜灯周りを狙います。
キャストしたエギをフォールさせて、ラインにスラックを与えながら変化が表われたら、即フッキング。
アタリはほとんどフォール中に発生するので、ボトムまで着いたら、シャクリを入れてまたフォール。
これを繰り返しながら、スルメイカ独特のアタリを覚えていくようにしましょう。
シンペンなどのハードルアーにも反応してきますが、手足が短いのでバラシが頻発します。
あきらめずにフッキングを繰り返して、どんなタイミングでロッドを立てればいいのか、試してみてくださいね。
それではスルメイカをショアから釣るのに使ってみたい、おすすめのエギングタックルを取り上げてみましょう。
用いるエギが小さいので、それを操作するのに適したロッドにします。
あまりに張りのあるものより、ショートバイトでもしっかり乗せられるような、曲がり込みやすいものがいいですね。
シマノからリリースされている、ソフチューブトップ搭載の柔らかいエギングロッドです。
しなやかで曲がり込みがスムーズですから、1.5号ぐらいのエギでもブランクスに乗せて飛ばすことができますよ。
全長は2.52メートルありますから、通常のエギングをおこなうにはじゅうぶんな長さでしょう。
継数は2本で、仕舞寸法は129.4センチにまで縮まりますから、クルマへの積み込みはとても楽ですね。
繊細なロッドティップなので、ドアなどに当たらないように注意してください。
自重は99グラムと軽めですから、感度はかなり高いものになっています。
先径は1.6ミリと細めで、適合するエギサイズは1.5号から3.5号まで。
かなり小さなエギを操れることで、スルメイカをとらえやすくなります。
適合するPEラインは、0.3号と極細なものから0.8号までです。
細いほうが、風や潮の流れの影響を受けにくいですし、スルメイカのバイトも増える気がしますね。
リールシートの位置は330ミリで、ブランクスのカーボン素材含有率は96.0パーセントです。
実際に手に取ってみると、とても軽くて取り回しの良い仕上がりになっています。
ロッドティップがよく曲がり込んで、それにベリーがきっちり追従してくれますよ。
これなら軽いエギもキャストしやすいですし、乗ったスルメイカもバラシにくいでしょう。
1.5号クラスのエギをキャストすると、やたらとミミイカがバイトしてきます。
ロックフィッシュのカサゴやメバルも食い付きますから、カンナに工夫を加えて魚も釣れるようにしたいですね。
ボディが木製なら、小型のヒートンを下部に打って、そこからティンセル付きのアシストフックをぶら下げています。
これだけで、魚もカンタンに釣れるようになりますよ。
このエギングロッドなら、魚もバラさずにランディングまで持ち込みやすいですね。
実売価格は1万円台と、とても安い価格帯に収まっていますよ。
スルメイカ釣りをベースにした、ライトソルトウォーターゲームも展開できそうですね。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 19 ストラディック C2000SHG 渓流トラウト ライトソルト全般
シマノの汎用型スピニングリール・ストラディックシリーズのC2000番です。
ギア比は6.0対1ですから、ハンドル1巻きで81センチのラインを回収できるようになっています。
実用ドラグ力/最大ドラグ力は、2.0/3.0キロです。
自重は185グラムと軽めで、スプール寸法は直径43ミリでストロークは13.5ミリになっています。
ラインキャパは、PEラインなら0.6号を150メートル巻けます。
実際に釣り場で使ってみると、しっかりした剛性感が巻き心地を軽やかなものにしてくれている印象ですね。
キャストの際にライントラブルが発生しにくいですし、ローターの回転もスムーズ。
ドラグの利きも良好で、大型のイカが掛かっても慌てず対処できますよ。
実売価格は2万円前後と、とてもコスパ優秀な価格に設定されています。
完成度が高く、使っていて不満を感じないので、さまざまな釣り方に転用できるでしょう。
ハンドルノブも、濡れた指でつまんで滑りにくく、使用感の向上に寄与しています。
スルメイカの特徴や釣り方、おすすめのエギングタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?
釣れるとその場所から移動せずに、じっくり粘ってみることが好釣果の秘訣になります。
強いフッキングは要りませんので、ロッドを立ててしっかり曲がったら、その曲がりをキープするイメージでリールハンドルを回してください。
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