スピニングリール初心者向け簡単メンテナンス法!注油する5ヶ所を覚えよう
スピニングリールを釣りで使って持ち帰ったら、すぐにメンテナンスを始めたほうがいいでしょう。 特に海釣りの場合、塩による故障が発生する可能性があります。 巻き心地に異変が起こり…
FISHING JAPAN 編集部ダイワのスピニングリール・レガリスLTシリーズがリリースされたのは、2018年。
長い期間支持され続けている理由を、実釣インプレを交えながら探ってみましょう。
とにかく低価格で質感のある印象が強く、巻き心地はもちろん手に持ったときの軽さも秀逸。
ハイエンドモデル並みの軽さを出すのに、どのような工夫が盛り込まれているのでしょうか。
目次
ダイワのレガリスLTシリーズとは、実売価格で1万円を下回るコスパを誇っている、汎用型のスピニングリールのことです。
LTとネーミングに付くからには、ダイワの先進スペック・ライト&タフコンセプトをベースに作られていることになります。
手元で1年以上使っているのは、アジングなどに用いるLT2000Sと、シーバスゲームで頼りになるLT2500Dの2機種で、どちらも軽く扱いやすいのが大きなメリットですね。
ボディ素材にはDS5、ローター素材にはDS4が使われています。
この2つの素材は、金属ではなく、ダイワが独自の技術で作り出したファイバー強化の特殊プラスチックですね。
有名なザイオン素材ではありませんが、LTコンセプトを支えるベースとなっているのは間違いないでしょう。
実際にフィールドで使ってみると、シーバスが掛かった際にボディが撓んだり歪んだりする感触が、ほとんどありません。
つまり、シーバスが掛かる前と巻き心地に差がほとんど出ていないのです。
しっかりと負荷=シーバスの引きに耐え、水面まで浮かせることができました。
ドラグの出もスムーズですが、ジーッと出放しの間があったのは、こちらの設定ミス。
釣りを始める前に、きちんとドラグ調整はしておかなければなりませんね。
キャスティングの際に感じたのは、ライン放出トラブルが抑えられていること。
スプールのエッジが独特なデザインで、放出されるラインに上手くタッチし、サミング効果が出ているのではないでしょうか。
心臓部に組み込まれているタフデジギアとエアローターによって、かなりハイレベルな巻き心地を維持できるようになっています。
ルアーゲームではただ巻きアプローチの重要性が謳われていますが、それを実践する上で欠かせないスピニングリールの基本設計の正確さや剛性感が、しっかり備わっている機種といえるでしょう。
レガリスLTシリーズを使用していると、気になる問題が2つ出てきました。
まず一つ目は、ハンドルの接続方式についてです。
この製品はねじ込み式ではない折り畳み式を採用しており、ボディの左右をシャフトが通過するタイプの方式を使用しています。
この結果、ハンドルの反対側をねじ部品で締め付けて固定する必要があり、その結果、避けられずにガタが生じてしまいます。
それほど大きな振動はないのですが、それでもねじ込み式に比べれば、明らかにトラブルが存在し、リールの角度によってはランダムな振動を感じることがあります。
ただの巻き上げ時でも、必ずそのガタを捉えてしまうので、次のモデルではこれを改善してほしいところです。
レガリスLTシリーズの気になる点、もうひとつはマグシールドが採用されていないことです。
ダイワがこれまで推してきた防水機能なので、この価格帯のスピニングリールにも搭載してもらいたかったですね。
錆びや劣化につながる要素を廃除してくれるスペックですから、ユーザーにとってはありがたいわけです。
巻き心地に影響を与えるという意見も聞かれますが、レガリスLTシリーズの価格帯ならどんな味付けになるのか、そこを体感してみたい気がします。
特に3000番以上のサイズには、マグシールドの搭載を検討してもらいたいですね。
ウェーディングやショアジギング等で使う際に、波を被る機会が増えますから。
それではレガリスLTシリーズとマッチさせやすい、おすすめのタックルを取り上げてみましょう。
ライトソルトウォーターゲームのアジング、淡水エリアのバス釣り、そしてシーバスゲームで使うロッドを集めてみました。
価格とスペックで、バランスの取れているものがいいですよね。
Major Craft(メジャークラフト) アジングロッド スピニング ファーストキャスト アジソリッド FCS-S682AJI 釣り竿
メジャークラフトからリリースされている、アジング専用のスピニングロッドです。
実売価格が1万円を切るところは、レガリスLTシリーズと似ていてマッチングはバッチリ。
全長6.8フィートと長めで、2ピース仕様になっています。
0.6グラムから10グラムまでのルアーに対応できますから、ジグ単やフロートリグを使いこなせますよ。
ロッドティップがソリッドなので、曲がり込みはバツグン。
アジのショートバイトはもちろん、メッキやカマスをフッキングに持ち込むのにも重宝するでしょう。
キャロをリグって、ロングキャストで広範囲をチェックするのにも使ってみたくなりますね。
メジャークラフトのロッドは、どのシリーズも低価格に抑えられていながらも、実用スペックはじゅうぶん。
これなら釣り初心者の人でも、手軽にタックルを揃えることができます。
ファーストキャストシリーズで釣りに慣れてきたら、ステップアップできるように別のシリーズが用意されているところが、ユーザー満足度を押し上げている理由になっています。
ライトソルトウォーターゲーム以外のロッドも、充実したラインナップで頼もしいですね。
ダイワ(DAIWA) 万能ルアー(バス)ロッド ルアーニスト 66L 釣り竿
ダイワから発売中の万能タイプのスピニングロッドです。
淡水エリアのバス釣りやトラウトゲームなどをメインに、いろいろな対象魚を狙うことができますよ。
全長は1.98メートルとやや短めなので、取り回しがとてもラクチンですね。
2ピース仕様で、仕舞寸法は103センチになります。
先径/元径は、1.4/8.9ミリとやや細目に仕上げられていますよ。
自重は130グラムと、やや重めですね。
適合するルアーウエイトは、2グラムから10グラムまで。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら3ポンドから8ポンドまでとなっています。
ブランクのカーボン素材含有率は、88パーセントです。
実際に手に取ってみると、やや重さを感じるバランスになっていますが、その分剛性感やブレに対する収束の素早さは体感できますよ。
ガイドバランスもよく、魚が掛かってからの曲がりもスムーズ。
じっくりと時間をかけてやり取りを楽しめるのがいいですね。
実売価格は、なんと5千円台の低価格に収まっています。
どのロッドにしようか最初の1本を迷っているなら、このルアーニストシリーズを選択肢に入れてみてください。
さまざまな釣り場へ出向くのが、楽しくなるでしょう。
ダイワの人気シーバスゲーム用ロッド・レイジーシリーズです。
全長2.59メートルと、やや短めで操作性が高くなっていますよ。
2ピース仕様なので、仕舞寸法は134センチになります。
自重は125グラムと軽め、先径/元経は1.6/11.9ミリです。
適合するルアーウエイトは、7グラムから35グラムまでと、かなり幅広いルアーを使えますよ。
適合するPEラインは、0.6号から1.5号まで。
ブランクのカーボン素材含有率は、96パーセントです。
実際にフィールドでキャストしてみると、軽くて振り抜けが爽快な印象ですね。
ブレの収まりが素早くので、キャストの伸びや精度の高さにつながっていますよ。
実売価格は2万円前後と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。
シーバスゲームやチヌゲームなどを、ウェーディングを絡めて実践したい人におすすめですね。
レガリスLTシリーズの特徴やインプレ、マッチするおすすめタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?
低価格なのにスペックが豊富で扱いやすいですから、初心者アングラーの最初の1台に向いているでしょう。
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