ルアーのアップ写真

ルアーの基本アクションに注目!釣れるアクションを搭載したおすすめアイテム特集

FISHING JAPAN 編集部

リップがついたルアーを思い浮かべてみてください。

そのルアーが水中を泳ぎ、短いターンの間に一貫したアクションを行いますよね。

その動きは早すぎて見えにくいかもしれませんが、視点を変えることでアクションを掴みやすくなります。

ここで、ルアーのアクションについて深く掘り下げてみましょう。

どのようなアクションが存在し、どのルアーがよく魚を釣るのでしょうか。

ルアーの基本的なアクションとは

リップ付きのルアーが起こす基本的なアクションとは、ウォブリングとウィグリングの2種類を挙げることができます。

ウィグリングのほうは、最近ではローリングと呼ぶようになっていますよね。

この2つのアクションの違いは、見る人の位置を変えることによって判別しやすくなります。

まずは、ウォブリングアクションから。

ルアーの真上の目を持って行き、見下ろしてみてください。

その角度で見たとき、ルアーが左右にボディを振っていたら、ウォブリングアクションを発生させていることになります。

左右に振ることで、ルアーの左にある水の壁と右にある水の壁を交互に押しています。

それらの先に潜んでいるバスやシーバスは、水押しによる変化に気づいて、近づいてきますよ。

そしてルアーを発見、バイトに至るわけです。

ただし、魚が発見できない場合もあり、発見したとしても魅力的な要素を感じ取らなければ、バイトにはつながらないケースも。

ウォブリングアクションだけでは、完璧ではないといえそうですね。

動画でウォブリングアクションをチェックしてみましょう。

ウォブリングアクションとローリングアクションを収めている動画はこちら

ウォブリングアクションとローリングアクションの違い

ローリングアクションとは、ルアーを真正面の角度から見たとき、ボディを左側に傾けたり右側に傾けたりと、一定の周期で反復円運動=ロールするアクションのことを指しています。

このアクションを発生させると、ボディの側面→背中→側面→お腹→側面の順番に連続して、迫ってくる魚に見せることになりますよね。

ルアーの背中には黒色、側面にはウロコ模様、お腹にはオレンジ色といったように、別々の配色が施されているケースが多いですから、一瞬にして次々に色調が切り替わっていく刺激を受けるわけです。

それが魚にとって魅力的なら、ウォブリングアクションで引き寄せられた後、バイトを決断する要因になり得る可能性が高くなります。

2つの基本アクションが、良いバランスで共存しているルアーは、よく釣れるルアーとして評価が高いといえそうですね。

手持ちのルアーを、今一度水中で泳がせてみて、どんなアクションを引き起こすのか、じっくり観察してみるといいでしょう。

ウォブリングアクションの強いタイプなら集魚効果に長けていて、ローリングアクションの強いタイプなら、食わせ効果が高いという見方もできます。

水流や水質・水温などによっても、アクションの効果は変わっていくでしょうが、どういう状況でどのアクションタイプが釣れたのか、きっちりデータを残していけば、自分なりの有効なアプローチが見つかるはずです。

ウォブリングアクションの発生には渦が関与していた!

ウォブリングアクションが発生する原理について、分かりやすくレクチャーしている動画を見つけました。

「リップに水が当たってウォブリングしているんじゃないの?」

それだけでは、規則正しくアクションするまでに至りません。

ルアーが水の中を通過したときに発生するいくつもの渦が、ボディ側面やテール部分に干渉し、左右への振れを生み出しているのです。

とても興味深い内容なので、じっくりご覧ください。

ウォブリングアクションが発生する原理についてレクチャーしている動画はこちら

アクションにメリハリのあるおすすめルアーはこちら!

それでは、ルアーアクションが安定しているおすすめアイテムをご紹介しましょう。

視認しやすいのは、やはりリップ付きタイプですね。

ミノーやクランクベイトには、基本アクションに優れたものが多く存在しますから、実釣でも結果を残してくれますよ。

ダイワ(DAIWA) バス ピーナッツ2 クロキン SR ルアー

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¥634(Yahoo!)

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ダイワから発売中の定番クランクベイトです。

リップ形状が3種類用意されていますが、このSR=シャローランナータイプが、最もアクションを視認しやすいかもしれません。

ワイドな振り幅のウォブリングアクションをベースに、ローリングアクションも混ざるという、集魚効果+バイト誘発効果の両方を合わせ持っていますよ。

障害物にリップが接触した瞬間、ボディをロールさせたり、上方へ跳ね上げたりするイレギュラーなアクションも秀逸。

基本アクションにメリハリと勢いがあるからこそ、イレギュラーなアクションの発生につながっているといっていいでしょう。

実際に使ってみると、固定重心の割りにはよく飛距離が伸びますから、広範囲のシャローエリアをくまなくチェックするのに向いています。

サイズは全長50ミリで自重9グラム、水深1メートルまで潜行し、リップをガンガンぶつけていきますよ。

かなりの衝撃を受けても、カンタンに破損しない分厚いリップが頼りになるでしょう。

実売価格は700円前後と、とても安い価格帯に設定されていて、大胆に積極的に攻めたいアングラーの要望を満たしてくれます。

グラス素材をコンポジットしたベイトロッドに、太目のラインを巻いたベイトリールと組み合わせて使ってみましょう。

シマノ(SHIMANO) ルアー バンタム マクベス 50mm ZP-105Q 006ホワイトスプラッタ スクエアビルクランク

シマノ(SHIMANO) ルアー バンタム マクベス 50mm ZP-105Q 006ホワイトスプラッタ スクエアビルクランク

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シマノからリリースされているワイドリップ形状が特徴のクランクベイトです。

サイズは全長50ミリで自重12グラム、コンパクトでありながら水押し効果には目を見張るものがあります。

キャスタビリティに優れていて、広範囲を素早く探るのに適していますよ。

基本はウォブリングアクションですが、側面と背中・お腹を交互に見せていることから、ローリングアクションの加わった明滅効果も期待できるように仕上がっています。

実際に使ってみると、水をしっかりとらえるワイドリップの効果が明らかで、引き抵抗は強め。

グリグリ巻いてくると、障害物に接触して上方向につんのめり姿勢でかわしているのが分かります。

これなら少々複雑なカバーでも、積極的にぶつけて探れるでしょう。

ワームでじっくりアプローチするよりも、リアクションバイトを取れるはずです。

実売価格は千円台前半ですから、コスパ優秀な価格帯といえますよね。

カラーバリエーションは、派手な膨張色系がメイン。

アメリカンルアーのテイストがふんだんに採用されているところが、他のルアーにはない個性となっています。

ラッキークラフト(LUCKY CRAFT)ビーフリーズ65SP - 定番カラー (0006 キンクロ)

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ラッキークラフトから出ているミノーで、こちらは65ミリサイズです。

サスペンド仕様に設定されていますから、キャストしてリトリーブしながらキルを入れると、その場で浮きも沈みもせずに漂うことができますよ。

そういった静止姿勢による誘い要素も含みながら、バイトを引き出せるルアーに仕上がっています。

リップ形状は分厚くて面積は広め、当然水の影響は受けやすくなっています。

ボディ側面はフラットに近く、ウォブリングアクションによる水押しは強めですね。

またローリングアクションに入ったときの、背中・側面・お腹の見え方がハッキリしていて、それぞれが刺激となって魚に伝わるはず。

通常よく見られるミノーのフォルムよりも、インパクトのあるアトラクターを搭載しているといえるでしょう。

実際にキャストしてみると、さほど飛距離の伸びるタイプではありません。

しかし、着水直後からの動き出しは俊敏そのもので、バス・シーバスにいきなり襲われることもしばしば。

カバーやストラクチャーを直接撃つような、近距離戦に向いているかもしれませんね。

実売価格は千円台ですから、リーズナブルで購入しやすい価格設定です。

カラーローテーションを試すつもりなら、キンクロ=ゴールド系やシルバー系と膨張色系を絡めると結果が出やすいでしょう。

ルアーアクションを意識しながら釣りを楽しもう!

ルアーアクションの注目点や、おすすめのアイテムを取り上げましたが、いかがでしたか?

購入したルアーは、まず見えるところで泳がせて、ウォブリングアクションの強いタイプか、ローリングアクションに秀でているタイプか、確認するようにしましょう、

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