ロッドのアップ写真

メガバスのオロチXXX(カイザ)を使ってバス釣りを楽しみたい!おすすめ機種をチェック

FISHING JAPAN 編集部

メガバスのバスロッドにはさまざまな種類が用意されていますが、形状記憶金属繊維を活用して補強しているものといえば、オロチXXX(カイザ)が挙げられます。

ブランクスに金属をコンポジットするという着想は、古くはボロン素材を用いる方法がありました。

それを形状記憶金属繊維に変えてチャレンジする意図を、詳しくご紹介しましょう。

「オロチのカイザって、独特の表面模様にインパクトがあるよね!」

まさに大蛇のウロコのような柄が、このロッドの特徴を物語っているような印象を受けます。

メガバスのオロチXXX(カイザ)とは

オロチXXX(カイザ)とは、メガバスがリリースしているバス釣り専用ロッドのことです。

有名なデストロイヤーシリーズとの違いは、そのブランクス構造にあります。

Kabt=カブトと名付けられたブランクスには、さまざまな素材や先進の仕組みが与えられていますよ。

まずは、マイクロスクリームファイバーの採用により、高い伸度と曲がり・復元といった追従性の向上を実現しています。

そこにASL=形状記憶金属繊維を47度の角度でマイクロピッチに編み上げて補強、高い荷重耐久力と復元力を生み出すに至っているのです。

金属繊維で補強といえば、思い起こされるのが、往年のフェンウィックロッドなどに使われていたボロン素材のコンポジット製法ですよね。

確かに金属的な感度や張りは実現していましたが、ブランクスが重くなってしまうのと、ボロンシートのサイズに限界があって、バットの一部分しか補強できないデメリットがつきまといました。

ASL=形状記憶金属繊維なら、補強したい箇所を任意に設定できますし、実用性のある軽さも伴ないます。

一日中釣り場で振り回しても疲れを感じないロッドに仕上がっているのが、オロチXXX(カイザ)の強みといえるでしょう。

ロングレングスのブランクスになればなるほど、この形状記憶金属繊維を採用したメリットは活きてきます。

ヘビーカバーに向かってパンチングアプローチを繰り返す際などに、バスをリフトするパワーとトルクが求められますから、このロッドを投入して軽快な釣りを展開したいですね。

メガバスのオロチXXX(カイザ)のベイトロッド

このロッドには、11種類のベイトロッドがラインナップされています。

最も短いもので6.5フィート、自重は126グラムです。

ジャークベイトを操る目的で作られていて、メガバスのワンテンなどを上手くキャスト+ジャーキングすることができますよ。

足場の高い釣り場でも、ダウンストロークのロッドワークがやりやすいので、左右にきっちりとダートさせながらのアプローチに向いているでしょう。

また最も長いものは、なんと8.6フィートに至っています。

自重は221グラムと、バスロッドにしては重めのセッティングに。

長さを活かしてヘビキャロなどをロングキャストするのに適していますよ。

最大負荷が2オンスですから、ビッグベイト全般に対応するというより、大型のミノーやペンシルベイトなどとのマッチングのほうがおすすめです。

メガバスのオロチXXX(カイザ)のスピニングロッド

メガバスのオロチXXX(カイザ)には、3種類のスピニングロッドが用意されています。

短いもので6.6フィート、長いもので6.10フィートですから、一般的なバス用スピニングロッドの範囲内といえそうですね。

PEラインを用いたアプローチで、ヘビーカバーの中からビッグサイズのバスを引き抜くことにも長けています。

いわゆる、カバーフィネスの釣りスタイルを展開したいときに重宝するでしょう。

2500番クラスのスピニングリールに、PEラインの2号程度を巻いて、ショックリーダーライン無しでカバーを貫いたり、提灯釣りを試してください。

バスがバイトしてきたら一気にに引き離すパワーとトルクを、オロチXXX(カイザ)なら持ち合わせているでしょう。

メガバスのオロチXXX(カイザ)からおすすめの機種を選んでみた!

メガバスのオロチXXX(カイザ)の中から、おすすめの機種とご紹介しましょう。

まずは、ベイトロッドから。

かなりハイパワーなブランクスのものが多いので、実際に使ってみると目からウロコ状態に。

この軽さでこんなにパワーがあるの?と、驚いてしまうかもしれませんよ。

メガバス(Megabass) OROCHI XXX(オロチカイザ) F6-611K 36330

メガバス(Megabass) OROCHI XXX(オロチカイザ) F6-611K 36330

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全長6.11フィートと長めのベイトロッドです。

F6なのでパワーとトルクは高め、水面に広がるベジテーションに向かって、中空フロッグをキャストするのに向いているでしょう。

適合ルアーウエイトは、3/8オンスから3オンスまで。

チューニングした中空フロッグをロングキャストしつつ、バイトがあれば強引に引き寄せることが可能です。

手にして15グラム程度のライギョ用フロッグを投げてみたのですが、バックスイングの際にきっちりしなってくれるので、胴に乗せたキャストをおこなうことができました。

太いラインを使っていても、飛距離はじゅうぶん。

バスはもちろん、ライギョが掛かってもしっかり対応可能なブランクスの強度が頼もしいですね。

ガイドシステムには、オールダブルフットガイドを搭載しているので、大胆な扱い方をしてもびくともしません。

最近のロッドには、こういったヘビーデューティー仕様が減っていますから、とても貴重といえるでしょう。

実売価格は、2万円台なのでたいへんリーズナブル。

ベジテーション用のベイトロッドを探しているなら、ぜひ手に取ってもらいたい1本です。

自重は164グラムと、通常のバスロッドと比べて重くなっているので注意してください。

実際に持ってみてから購入することをおすすめします。

メガバス(Megabass) OROCHI XXX(オロチカイザ) F7-70K 36331

メガバス(Megabass) OROCHI XXX(オロチカイザ) F7-70K 36331

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長さ7フィートジャストで、F7という最高の硬さを持ったベイトロッドです。

自重は158グラムで重め、圧倒的なパワーを秘めたブランクスが魅力ですね。

狙うシチュエーションは、ヘビーカバー。

パンチングアプローチによって、テキサスリグをカバーの奥深くへ送り込んでみましょう。

ココッ!という微細なアタリを感じたら、一気にロッドを振り上げてフッキング動作を実践してください。

バスが一瞬でカバーの表面に引き出されるところを、目の当たりにするでしょう。

実際に振ってみましたが、重いという感触よりも振り回しやすさのほうが際立っている印象を受けました。

3/8オンスから2オンスまでのルアーを背負えますから、テキサスリグのメインロッドとして使ってみたいですね。

こちらもオールダブルフット仕様で、大胆なアプローチに対応可能です。

実売価格は、2万円台とリーズナブルな価格帯に設定。

琵琶湖などのウィードエリアを、縦方向に落とし込みながら使ってみたくなる1本です。

メガバス(Megabass) OROCHI XXX SPINNING(オロチカイザスピニング) F3-610KS 36334

メガバス(Megabass) OROCHI XXX SPINNING(オロチカイザスピニング) F3-610KS 36334

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¥24,750(Yahoo!)

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F3-610KSは、オロチXXX(カイザ)シリーズのスピニングロッドです。

長さ6.10フィートで硬さはF3とハードな仕様。

これによりマルチパーパスな使い方ができるので、流行りのカバーフィネスへの応用も積極的におこなってみましょう。

PEラインとの相性もよく、ガイドに絡み付くトラブルはほぼありません。

カバーガード付きのスモラバを結んで、オーバーハング下やブッシュそのものに撃ち込んでは、ロングシェイクでバスを誘い出してみましょう。

グリップのデザインも細身で握りやすいもので、長時間のアプローチでも疲れることはなかったですね。

キャスタビリティもバツグンで、シャッドプラグやミノーなどを沖のポイントへ届けるのに、とても便利です。

実売価格は、2万円台と購入しやすい価格帯。

これなら2500番のスピニングリールと、一緒に購入するのもいいかもしれませんね。

ラインは、カバーとの接触でも破断しにくい太目のものをおすすめします。

メガバスのオロチXXX(カイザ)を使いこなしてバス釣りを楽しもう!

メガバスのオロチXXX(カイザ)の特徴やインプレ、おすすめの機種をご紹介しましたが、いかがでしたか?

独特のブランクスデザインが、強い個性を生み出しているこのロッド。

ぜひ使いこなして、あなたの釣りスタイル向上に役立ててください。

個性的なデザインは、釣り場で映えるのは間違いないでしょうし、ロングレンクズのロッドを使いこなすことで、獲れるバスの数も飛躍的に伸びるでしょう。

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