ダイワのルアーニストでオカッパリを楽しもう!人気ロッドのおすすめ機種10選
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FISHING JAPAN 編集部スピニングリールもベイトリールも、釣り場で使うものですから、水とは隣り合わせ。
いつ内部に浸入されてもおかしくはないですよね。
それをストップさせる防水機能を持っているのが、ダイワテクノロジーのマグシールドです。
ここでは、マグシールドの特徴やユーザーが抱いている素朴なギモンについて取り上げてみましょう。
マグシールドとは、リールに浸入してくる水を防いで、リールの初期性能の維持や回転の滑らかさを生むための技術のことです。
当然水に混じっているゴミや塩も止めるので、防塵機能も伴なっていることに。
その主体は、マグオイルと呼ばれている磁性流体で、マグネットですからS極とN極がくっ付いて壁を作ってくれますよ。
写真のように、そのマグネットの壁で入って来た水を遮断。
そこより内部にあるピニオンギアやボールベアリングなどに、水・塵が届かないようにしているわけです。
実際にパーツを使って壁を構築してしまうと、隙間がなくなりますから回転させることができなくなります。
その壁の役割を、マグオイルを用いて担わせていることになりますね。
マグシールドは、アメリカのNASAが開発した磁性流体を利用して作られたテクノロジーです。
これが搭載されていれば、リールメンテナンスはフリーになる!という認識の人が多いのですが、本当でしょうか?
ユーザーが抱いている素朴なギモンのひとつですが、メンテナンスの要らないリールなど存在しません。
使えば汚れますし、初期性能は低下します。
マグシールドという機能そのものも、使っていれば変化するはず。
特にマグオイルが、リールの回転運動によって飛び散らない!変質しない!という絶対的保証はないのでは?
オイルである限り粘度があって、そこに磁性を含んだ鉄粉が存在するとしたら、水+回転による乳化現象は避けられないでしょう。
そうなったとき、マグオイルは回転している箇所に初期状態のまま居続けられるのでしょうか?
マグシールドを施されたベアリングについても、同様のギモンが湧き上がってきます。
オイルの乳化が起きると、磁性体だけがベアリングに付着する可能性があります。
これが滑らかな回転を阻害し、時折聞こえてくるシャラシャラ音を発生させているのでは?
となれば、解決する方法を考えなければいけません。
マグオイルをメンテナンスパーツとして販売し、ユーザー自身に補充作業をしてもらう、すなわちリールメンテナンス実践の必要があると感じるのですが、いかがでしょう?
ボートデッキのロッドスタンドに立てた状態でポイント移動する際、波をかぶってずぶ濡れになったジギングタックルが、新しいポイントに到着してそのまま使ってもスムーズに可動するのは画期的で、これぞマグシールドの恩恵でしょう。
だからこそもう一歩踏み込んで、メンテナンスを含めたマグシールドの実用法を、メーカーには明確にしてもらいたいのです。
マグシールドの搭載されたリールをご紹介しましょう。
実際に使ってみて、釣行後の水洗いや乾燥、オイル・グリスの注油作業はしっかりおこなっています。
そうすればリールの基本性能はきっちり維持されて、次の釣行でも快適に釣りを楽しむことができまます。
ダイワ(DAIWA) スピニングリール 19 セルテート LT2500S(2019モデル)
2019年にリリースされた、ダイワのスピニングリール・セルテートの2500番です。
自重205グラムでスプール径が45ミリ、ライントラブルがしっかり抑えられていて、長い時間を安定した使い心地で扱える名機ですね。
魚が掛かって大きな負荷が生じても、ドラグが利き始めるまでは頑丈なモノコックボディが耐えてくれます。
その安心感は、他のリールと比較しても突出していて、大型魚狙いの釣行はもちろん、普段の釣りにも欠かせない存在です。
セルテートの他の番手も所有して使っていますが、マルチパーパスなアプローチをしたい人にはこの番手をおすすめしたいですね。
マグシールドは、ピニオンギア部分とラインローラーに搭載されています。
ストッパーレス化によって浸水はかなり防げる仕様になっていますから、分解可能なところまでパーツを外してメンテナンスを実践すれば、長く手元で活躍してくれるはずです。
ダイワ(DAIWA) スピニングリール 19 バリスティック LT4000-CXH(2019モデル)
ショアジギングをメインに頻繁に使用している、バリスティックの4000番です。
ピニオンギア部分にのみ、マグシールドが採用されていますよ。
半年を超えたぐらい使い続けていますが、その使用感は快調そのもの。
注目したいのは、同系のバリスティックFWには、マグシールドが搭載されていないこと。
実はFWのほうも先に入手していて、使用感の差を体感することができています。
結論をいえば、特に大差はありません。
回転の滑らかさや軽やかさが段違いなら由々しき事態ですが、そんなふうに感じることはないですね。
当然ユーザー個々によって感じ方は変わるでしょうが、メンテナンスをきっちり施していれば大丈夫。
ここから2年後ぐらいの使用感が楽しみです。
2019年リリースのバリスティック4000番は、自重が210グラムで最大ドラグ力が12キロ。
ハンドル1巻きで約1メートルもラインを回収できますから、遠投を繰り返すアプローチにはベストマッチなリールです。
ダイワ(DAIWA) スピニングリール 18 イグジスト LT2500S-DH(2018モデル)
イグジストにも各所にマグシールドが搭載されていて、エギングなどに使っています。
驚いたのは、フィネスカスタムという名目で、マグシールド未搭載モデルがラインナップされていること。
軽量化が目的らしいのですが、マグシールドってオイルですから、外しても1グラムも変わらないのでは?
回転性能を軽くするという意味も含まれているのでしょうか?
さほど差はないようにも感じるのですが、ユーザーからのリクエストを製品化したラインナップだとすれば、マグシールドに対するさまざまな要望が届いているのは確かでしょう。
イグジスト自体は、2018年にリリースされたダイワスピニングリールのハイエンドスペックモデルで、軽さと使い心地の良さには定評があります。
価格もハイエンドなので、それに見合ったスペックを実感できることが望まれるでしょう。
ダイワ(DAIWA) ベイトリール 19 モアザン PE TW 1000XHL-TW(2019モデル)
主にシーバスゲームで用いるために作られた、ベイトリールです。
PEラインの1.5号で200メートル巻けるようになっていますから、ロングキャストを繰り返しながら広範囲を撃っていくアプローチを楽しむことができますよ。
マグシールドは、ピニオンギア部分のボールベアリングに施されていて、塩ガミなどのトラブルに対応できるようになっています。
実際に使ってみると、キャストフィールは快適そのもの。
巻き心地も滑らかですから、マグシールドとのマッチングは高いレベルで維持されているとみていいでしょう。
ベイトリールは構造上、水をボディ内部に引き込みやすくなっているので、釣行後に水洗いするのは必須です。
ですから、マグシールドはメンテナンスフリーである!という考え方は、一旦取り去ってしまうほうが賢明でしょう。
以前のベイトリールなら早い段階で巻き心地に違和感が発生したのが、シーバスゲームでの使用でしたから、このモデルの防水・防塵性能は格段にアップしているといえそうです。
ダイワ(DAIWA) ベイトリール 18 ジリオン TW HD 1520SH(2018モデル)
ボールベアリングにマグシールドを採用している、汎用タイプのベイトリールです。
何といっても、20ポンドラインを100メートル巻けるラインキャパはありがたいですね。
太いラインでしかアプローチできない、カバーやストラクチャー周りを積極的に攻めることができます。
バス釣りはもちろん、シーバスゲームでも活用できるシチュエーションは多いでしょう。
PEラインなら、2号を230メートルも巻けるので、ロングキャストが求められる釣りスタイルに活用することができます。
ビッグベイトを用いたアプローチにも、ぜひ使ってみたいですね。
マグシールドの特徴や、搭載されているリールのインプレをご紹介しましたが、いかがでしたか?
これまでのシーリング技術では防ぎ切れなかった水の浸入を、マグシールドは明らかに止めてくれています。
ユーザーとして望むのは、次のステップ。
すなわち、マグシールドとの付き合い方なのです。
ユーザーにメンテナンスを任せる!というダイワの英断を心待ちにしている人は、少なくはないでしょう。
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