ロッドケースのアップ写真

ブレイゾンモバイルを徹底チェック!持ち運びに便利なダイワの人気バスロッド

FISHING JAPAN 編集部

ダイワから2020年、モバイル機能を持ったバスロッド・ブレイゾンモバイルがリリースされました。

既存モデルのブレイゾンも人気が高く、その基本スペックを受け継ぎながらコンパクトに収納できるというのは、とても使い勝手が良さそうですよね。

ブレイゾンモバイル注目の全5機種を、詳しくご紹介しましょう。

また6102MBなどのブレイゾン人気機種のインプレも、併せて取り上げてみました。

バスロッドの購入を検討しているなら、ぜひ参考にしてくださいね!

ブレイゾンモバイルとは

ブレイゾンモバイルとは、ダイワが製作している携行性の高いバスロッドのことです。

ベイトロッド3機種とスピニングロッド2機種がラインナップされていて、どれも継ぎ数6つの振り出し式を採用しています。

6つに分かれるということは、かなりコンパクトな仕舞寸法になりますよね。

なんと、最も長いロッド・6106TMHBで、たったの47センチにまで縮めることができるのです。

これなら旅行バッグなどにも収納できますし、さまざまな出先へ持ち込むことも可能になるでしょう。

専用のロッドケースが付いていますから、そのまま手に携えて釣り場へ向かえます。

アグレッシブな釣りスタイルを実践したい人に、ベストマッチなロッドといえるでしょう。

ブランクスにはHVFカーボン+ブレーディングXを採用

ブレイゾンモバイルのブランクスには、HVFカーボンが採用されています。

これは、カーボン繊維を圧着してまとめる樹脂=レジンの量を減らしたものに代わりに仕上がっています。

つまり、カーボン繊維の密度を高めていることになるので、より筋肉質でパワフルなスペックに。

そして粘りや強度を重視したバスロッドに最適なブランクスを作り上げているのです。

ダイワのロッドには、このHVFカーボンを採用したロッドが多いですから、さまざまな釣りで得たデータや経験を集積して、より実用的な新しいロッド作りに活かしているのでしょう。

加えてその上から、ブレーディングXで締め上げていますから、ブランクスのネジレ状態を復元しやすくなっていますよ。

実際に手に取ってみると、軽さはもちろんキャストのしやすさ・ルアーアクションのつけやすさ等々、体感することができます。

何より、低価格でこれだけの質感のあるロッドを構築できるわけですから、コスパはかなり優秀であるとみていいでしょう。

専用のロッドケースに収納できて安心

ブレイゾンモバイルには、専用のロッドケースが付いています。

注目すべきは、ガイド部分に対する保護。

ガイドの突き出し形状に合わせて、しっかりとスポンジクッションでカバーできるようにデザインされていますよ。

これなら不意の接触があったとしても、カンタンにガイドを破損してしまうことは防げるでしょう。

ガイドが曲がったりリングが外れたりすると、それだけで釣りが成立しなくなりますから、この保護機能は安心感を与えてくれますよね。

ダイワのブレイゾンシリーズからおすすめアイテムをピックアップ!

それでは、ダイワの人気バスロッド・ブレイゾンシリーズから、おすすめのアイテムを取り上げましょう。

まずは注目のブレイゾンモバイルから。

実際にリールを装着して使ってみたインプレも含め、詳しくご紹介します。

ダイワ(DAIWA) バスロッド ブレイゾン モバイル 666TMB 釣り竿

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全長6.6フィートのベイトロッドです。

モバイルロッドらしく、仕舞寸法が45センチにまで縮めることができますよ。

これならクルマに常時積んでおいても邪魔になりませんし、バッグに入れて持ち歩くのも便利です。

18グラムまでのルアーをキャストできますから、バス釣りで扱うほとんどの種類のルアーに対応できるでしょう。

ビッグベイトなどの重量のかさむもの以外なら、積極的に使ってみたいですね。

例えば、ジャークベイト。

極端に長いロッドではないので、トゥイッチやジャークといった細やかなテクニックを繰り出しつつ、活き活きとしたアクションをジャークベイトに伝えてみましょう。

近距離のピンポイントを正確に撃ち抜いていくのにも、便利な長さといえるでしょう。

曲がりはスムーズに弧を描く感じで、ギクシャクしたカーブにはなっていません。

10グラム前後のジャークベイトを投げ込んでみても、節から異音が発生するようなトラブルは皆無でした。

グリップは握りやすく滑りにくいので、ロープロファイル系リールとのマッチングは素晴らしいですね。

元々既存モデルのブレイゾンのリールシートやグリップの処理も評価が高く、6102MBなど遠投を目的としたロッドを振り回し続けても、疲れや手のひらの痛みを感じることはありませんでした。

その辺の造型ノウハウが、モバイルタイプにも活かされているのでしょう。

ダイワ(DAIWA) バスロッド ブレイゾン モバイル 6106TMHB 釣り竿

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6.10フィートといえば、オカッパリでバス釣りを楽しむアングラーが好む長さでしょう。

このモバイルベイトロッドは、ミディアムヘビーのパワーが与えられているので、ルアーを遠投するのに向いていますよ。

例えば、バイブレーションプラグ。

21グラムまでのものならキャストできるので、ロッドティップからの垂らしを多めにとって、振り子の要領でバイブレーションを河川の対岸や池の沖合い目掛けて、フルキャストしてみてください。

実際に振り回してみると、1ピースロッドのミディアムヘビーパワーと比べて、ややマイルドな感じがしますが、飛距離をスポイルしてしまうようなデメリットはありません。

鋭い勢いと弾道で、空気を切り裂きながら飛ばすことができますよ。

着水後、ロッドを立ててリトリーブすると、やんわりロッドが曲がってくれるので、バスがいきなりバイトしてきても弾いてしまうことはありませんでした。

自重137グラムと重さは感じるのですが、操作性がダルくなることなく、カバー撃ちなどもテンポよく実践することが可能です。

ただし、重めのシンカーを装着したテキサスリグやフリーリグよりも、高比重ワームのノーシンカーリグのほうが扱いやすい印象でした。

ダイワ(DAIWA) バスロッド ブレイゾン モバイル 646TLS 釣り竿

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こちらは、6.4フィートのスピニングロッドです。

モバイルロッドとしての高い評価は、仕舞寸法42センチというコンパクトさに表れていますね。

バス釣りはもちろん、ライトソルトウォーターゲームにも難なく転用できるのが素晴らしいでしょう。

アジングやメバリング用のモバイルロッドを探しているなら、候補のひとつに挙げてはいかがですか。

7グラムまでのルアーをキャストできるので、フロートリグやキャロを中心に組み立てることができそうです。

バス釣りなら、ジグヘッドリグやワッキーリグ・ネコリグなどを扱うのに適しているでしょう。

軽めのミノーやトップウォータープラグ・シャッドなども使ってみましょう。

ダイワ(DAIWA) バスロッド ブレイゾン モバイル 6106TMB 釣り竿

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これは既存モデルのブレイゾンです。

2ピース仕様の6.10フィートで、自重107グラムと軽量に作られていますよ。

手元感度の高さや、軽く振るだけで遠投できてしまう基本スペックが、人気を集めている理由でしょう。

6102MBは、使えるルアーのウエイトが18グラム。

バス釣りをオールラウンドに楽しみたい人なら、このロッド1本あれば、かなり重宝するのは間違いありません。

実際にバスを掛けてみると、2ピースの継ぎ目部分は安定していて、軋み音などは一切発生しませんでした。

元々ダイワのジョイント構造には定評があり、長い期間使っても破損やトラブルには至っていません。

ダイワ(DAIWA) バスロッド ブレイゾン・V 591L+B・V 釣り竿

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Lはライトアクションの意味で、+が付いているのは、それよりややパワーが付加されているということ。

ミディアムライトまでは行かないところに、なにやら絶妙なセッティングを期待してしまうのですが、実際にトゥイッチやジャークで使ってみると、ルアーが水面から飛び出さないマイルドなロッドパワーに抑えられています。

これなら、自分なりの演出をルアーアクションにランダムに加えていくことが可能でしょう。

隠れた名竿を発見した喜びを感じるものの、これが1万円台で販売されていることに、素直に驚いてしまいます。

ぜひ-(マイナス)表示を冠したロッドも企画してもらいたい!と、願わずにはいられません。

ブレイゾンシリーズを駆使してビッグバスを釣り上げよう!

ブレイゾンモバイルの特徴やインプレなどをご紹介しましたが、いかがでしたか?

1万円台前半という安い実売価格も、このロッドシリーズの大きな魅力です。

いくつかのタイプを揃えたいときに、価格の高いロッドでは断念せざるを得ないケースが出てきますが、ブレイゾンなら大胆に複数本購入することも可能でしょう。

ベイトロッドもスピニングロッドもブレイゾンで揃えてみて、その使用感をじっくり味わってみることをおすすめします。

単なるエントリーモデルではない充実した作り込みに、きっと驚くことになるでしょう。

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