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FISHING JAPAN 編集部
ブラックバスをなんとか釣りたい!と思っている人は、片っ端から「釣れた」情報を集めようとします。
「白いワームがいいんだってさ!」
「あのレアモノルアーを投げればすぐに食い付いてくるらしいよ!」
「例の池なら岬さえ撃ってれば爆釣間違いなし!」
これらのハナシは、手っ取り早くバスを釣るためのノウハウに過ぎません。
もし釣れなかったりしたら、即お手上げ。
その繰り返しでは、いつまで経ってもバス釣りは上手くならないでしょう。
目次
例えば、この画像を見てください。
水面が、波すら立てずに悠然と広がっています。
ここから1匹のブラックバスを見つけ出し、釣り上げなければなりません。
状況は刻々と変わるでしょう。
それに対処するために必要なのは、ブラックバスがいかに生きているか?ということ。
その生態を知らずして、ブラックバスにたどり着くことなど有り得ないのです。
ブラックバスの生態に興味を持つことが、バス釣りを楽しむ上でとても大切です。
どんな習性を持っているのか、どんな行動パターンを示すのか、季節の移り変わりや水温の変化などに合わせて、覚えるようにしましょう。
その知識がベースとなり、あらゆるシチュエーションに対応できるようになるのです。
まず始めに知っておきたいブラックバスの習性は、肉食であるということ。
その対象は、小魚であり甲殻類であり昆虫であることも。
それら捕食対象が、数多く群れて集まっている状況を見つければ、ブラックバスを釣ることができます。
小魚も甲殻類も、水温や水質によって居場所を変えますから、もしそれらを見つけたら、水温計で水温を測っておくことをおすすめします。
当然水質もよく観察しておきましょう。
クリアなのか濁っているのか、情報として整理しておくことが肝心です。
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FISHING JAPAN 編集部次に挙げる習性は、光に対するブラックバスの反応です。
寒いのが苦手なくせに、暖かさをもたらしてくれる太陽光を、前のめりに喜んでいる様子はありません。
どうやら眩しさが嫌なようですよ。
大きな目玉の持ち主で、なおかつマブタが付いていませんから、光を眩しいと感じたら日陰にかわすより他ないのです。
となると、日向よりも日陰にその身を置く習性が、際立って見られるといっていいでしょう。
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FISHING JAPAN 編集部日陰に身を置いて光を避けるというブラックバスの生態を、もう一歩踏み込んで考えてみましょう。
もしそこに日陰がなかったら、ブラックバスはどんな行動パターンを見せるのでしょうか?
身を隠すカバーやストラクチャーがなければ、水深のあるところ、つまり光の届きにくい深場へ潜ろうとするに違いありません。
光を避けるために深場へ潜ったブラックバス。
でも深場は、酸素が少ない上に水温が低く、食べ物がほとんどありません。
そのために、光を我慢しながらも浅瀬へ向かう行動パターンが発生します。
ということは、延々と浅瀬が続くエリアよりも、深場が隣接する浅瀬エリアのほうが、ブラックバスに遭遇する機会が多いことになります。
これをうまく利用してバス釣りを展開すれば、効率のいい数釣りにつながっていくでしょう。
もうひとつ、ブラックバスの生態で忘れてはならないことがあります。
それは共食いをする習性があることです。
せっかく孵化した自分の子を、一定の時期が過ぎるとカンタンに口にしてしまいます。
理由は、肉食性の魚がその環境に増え過ぎることを嫌った、自然界特有のバランス調整なのかもしれません。
極めて興味深い生態を持ったブラックバスだからこそ、それを釣るためには豊富な知識を得るところから始めなければならないのです。
ルアーやタックルに対する関心を膨らませるのは、その後でもじゅうぶん間に合うでしょう。
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