ウミタナゴ 写真

ウミタナゴって釣ったことある?初心者向きで堤防からたくさん釣れる魚の味や締め方についてご紹介!

FISHING JAPAN 編集部

ウミタナゴって釣ったことありますか?

味が美味しくないとか、サイズが大きくないとか、あんまりいい噂は聞かない魚です。

でも、初心者でも堤防からたくさん釣れる、楽しい魚なんですよ!

それに、卵ではなく子供を生む、面白い魚でもあります。

今回は、そんなウミタナゴについてご紹介しましょう!

ウミタナゴは子供を生む!?

ウミタナゴを釣ったことがある方は、お腹が大きなウミタナゴを見たことありませんか?

それってお腹にウミタナゴの子供がいるんです!

でも魚って、タラコやイクラのような卵で生まれますよね・・・

魚類は、イクラのような小さな卵から孵化して大きな魚に成長します。

たくさんの卵を生んで、その中で1匹でも生き残れば・・・という作戦ですね!

なかでもマンボウは、一度になんと3億個の卵を生むと言われています。

しかし、ウミタナゴは少し違います!

ウミタナゴは胎生と言って、人間と同じようにお腹の中で子供をある程度育ててから産みます。

お腹の中で子供が育つメカニズムは、人間とは少し違いますが、なんだか面白いですね。

ちなみに、胎生で子供を育てる魚は意外と多く、メバルやカサゴ、シーラカンスも胎生で生まれるそうです!

ウミタナゴがお腹の中で子供を育てることから、妊婦が食べると安産や子宝に恵まれると伝えられいる地域もあるそうです。

とっても縁起の良いお魚なんですよ!

ちなみに、お腹の中では5~7cmの大きさに成長し、生まれたらすぐに泳ぐことが出来るそうです。

なんと最大で86匹がお腹の中から産まれてきた例もあるそうです!

ウミタナゴ釣りをしてみよう!

ウミタナゴは、初春から秋ごろまで長く釣れ、よくアジ釣りの外道とされています。

肉食の魚ですが口が小さいので、ルアーよりは餌釣りの方がよく釣れます。

釣り場は、堤防や磯です。

タックルは、アジ釣りに使うタックルでOKです。

餌は小型のオキアミやイソメなどがオススメです。

ウミタナゴは、群れで生活しているので、1匹釣れるとどんどん釣れることが多いです。

釣れないときは、コマセを撒いて群れを寄せるのも手ですね!

楽しそうなウミタナゴ釣りの様子です!

強い引きでとっても楽しそうですね!

あえて、のべ竿で強い引きを楽しむなんて、上級テクニックです!

ウミタナゴの締め方・食べ方をご紹介!

ウミタナゴの捌き方ですが、定番の3枚おろしで大丈夫です!

身に水分量の多い魚なので、身が少し柔らかいです。

さばくときは、身が崩れないよう注意してくださいね。

背びれや尾びれは硬いので下ろす前にハサミで切ったるするとおろしやすいですよ。

詳しいおろし方は動画でご確認ください。

ウミタナゴのおろし方!

ウミタナゴは、あまり美味しくないと言われています。

確かに、あっさりした白身魚で、基本的に淡白な味わいと言えます。

ウミタナゴは、スズキ科の魚なので、スズキに少し似たあっさりした味わいです。

更に、鮮度が悪いものになると、旨味が減って、その結果あまり美味しくないというイメージになってしまうのです・・・

前述しましたが身に水分量が多いので、お刺身よりは塩焼きにしたり煮て食べるほうが好ましいです!

しかし、新鮮なウミタナゴをお刺身で食べると、とろけるような食感が楽しめて面白いかもしれません。

たくさん釣れた場合は一度試してみても良いかもしれませんね!

ただ、ウミタナゴにはアニサキスがいる可能性がありますので、よく確認してから自己責任で食べてくださいね!

最後に、美味しいウミタナゴレシピをご紹介します!

ウミタナゴのおすすめレシピ

皆さんも是非ウミタナゴを釣って食べてみてくださいね!

コツいらずで、初心者にも簡単に釣れるので、ご家族での釣りにもぴったりですよ!

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