スルメイカ 沖漬け 写真

5月から旬の生きたスルメイカで作る沖漬けってどんなの?沖漬けの魅力やタレの作り方はこちら!

FISHING JAPAN 編集部

麦イカとは、麦が収穫期を迎える初夏、つまり麦秋の季節に回遊してくるスルメイカの若い個体につけられた呼び名です。

親のスルメイカほど大きくないため、身がやわらかくて食べやすいのが魅力ですね。

最近は、この麦イカを使って沖漬けを作る人がずいぶん増えました。

ペットボトルなどにご自身で調合した沖漬けのタレを詰めて持参し、イカが釣れたらすぐにタレを入れた容器に落とし込んで、タレの中でイカを悶絶させながら作るのが王道です。

また、人によってタレの調合も千差万別なので、お互いタレ自慢し合う光景も珍しくありません。

今回はこのイカの沖漬けの魅力や作り方を詳しく見ていきましょう!

沖漬けは生きたイカでしかできない

イカの沖漬けというのは、生きたイカでしかできないという制約があります。

死んだイカでは出せない味とでも言うのでしょうか。

生きたイカをタレの中に放り込むと、苦しいためにタレを体内にたくさん吸い込みます。

これが沖漬けの味の決め手になるのですが、死んだイカでやるとタレをまったく吸い込んでくれないために、同じような味が出せないのです。

このような制約があるため、スルメイカ釣りに出た漁師がイカを釣りながら沖漬けを作るか、自分でスルメイカ釣りに出かけて作るしか方法がないのです。

スルメイカ以外の沖漬け!?

しかし、近頃では、沖漬けブームに便乗して、ケンサキイカやヤリイカを沖漬けにする人も出てきたようです。

スルメイカの沖漬けというのは、簡単に言えばスルメイカの肝のフレーバーであるといえます。

活きているスルメイカの肝や内臓に十分に沖漬けのタレを浸透させ、内臓や身と共にそのフレーバーを楽しむのが沖漬けの魅力でしょう。

そのため、特に肝が大きなスルメイカを使って沖漬けを製作するのが一般的です。

もちろん、ケンサキイカやヤリイカにも肝は存在しますが、スルメイカのそれほど大きくありません。

フォーフォローめ、同じ沖漬けでも内臓のフレーバーではなく、身に浸透したタレのフレーバーを楽しむ、という形になるのです。

一度、スルメイカの沖漬けとケンサキイカの沖漬けを比較してみてください。

フレーバーの違いがはっきりと感じ取れるでしょう。

沖漬けのタレの作り方

沖漬けのタレの作り方は、しょう油1、酒1、みりん1の割合でいいのですが、少し辛くしい場合は、みりんを控えめ、甘くしたければみりんを多めにします。

みりんが多いほど日持ちしないので、量を上手に加減して下さいね。

この割合でタレを作り、一度火にかけて煮きってから冷まして、釣り場へ持ち込むようにします。

釣りあげたイカは、必ず生きているうちにタレに放り込んで下さい。

沖漬けにしたスルメイカは、ルイベ状にしたものを食べても美味しいですし、バター炒めもおすすめです。

ぜひ、試してみてくださいね!

イカの沖漬けの詳しい作り方はこちら

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