オヒョウ 写真

カレイの親戚・オヒョウは体長4m、寿命100年以上!?海底から布団を釣り上げるような感覚は釣り人なら一度は味わってみたい!謎に包まれた超巨大怪魚の真相に迫ります!

FISHING JAPAN 編集部

大型のカレイヒラメを釣り上げる時、「まるで座布団が釣れたよう」と表現しますが、座布団ではなく布団クラスのオヒョウが釣れたらどんな快感でしょう!?

海外でも大物が釣れるので、有名なオヒョウの英名はハリバット。

最大で4mのオヒョウが捕獲されたことがありますが、オホーツク沿岸でも1m以上のオヒョウが釣れています。

カレイの親戚とはいえ、大型になるのがオヒョウ

世界でもベーリング海や大西洋、北極海に生息するオヒョウ。

日本では、オホーツク海の水深400mから2000m付近の大陸棚に生息します。

通常は1mから2mぐらいの大きさが捕獲されますが、かつては4mのオヒョウが捕獲された例もあります。

1年で10cmぐらいしか成長しません。

ただし、寿命が長く30年から40年も長生きするので巨大化します。

中には100年以上生きた例もあったようです。

2m以上のオヒョウはまさしく布団、畳並み

北海道の網走港で2009年6月に体長2.1m、重さ165kg、推定年齢30歳の特大オヒョウが釣りではなく、底引き網で水揚げされました。

捕獲されたのは、網走・能取岬の北方約40kmの大陸棚です。

世界の釣りの記録では2010年、アイスランド近海で70歳のドイツ人、ギュンター・ヘンセルさんが8フィート2インチ(約248cm)のオヒョウを釣り上げたのが記録となっています。

ヘンセルさんはルアーにかけたものの2時間も格闘し、5人がかりでウインチを使って船に上げました。

ルアーはやはりメタルジグ系で底狙い

オヒョウ釣りはエサでも釣れますが、道産子はルアーで狙っています。

200g前後のジグを使いましょう。

1m以上のオヒョウはかなり抵抗するので、ヘビー級のジギング用ロッドに中型以上のリール、PEラインは4号~6号。

基本的にオヒョウは底にいるので、釣り方はジグで底をとったらハンドルを2、3回巻いて、そのままロッドを小さく動かしジグにアクションを加えます。

派手なジャークではなく、スロー気味に小刻みに誘います。

オホーツクのオヒョウ釣りは、北海道では人気です。

尾びれの力が強いので、上げる時に抵抗したり、釣り上げてからも船の中で暴れるので注意が必要です。

寿司のネタにもなるオヒョウ、それこそメーター級が釣れたら何十人分もの握りが楽しめますよ!

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