和歌山 加太 淡隆丸のマダイとマアジ 8月31日

【釣果速報】和歌山・加太「淡隆丸」船中8匹|そのほとんどが、朝の下り潮の時間に出た

FISHING JAPAN 編集部

和歌山県和歌山市・加太港の淡隆丸。8月31日はマダイ31〜51cmが船中3匹、マアジ40〜43cmが2匹、イサキ39〜41cmが2匹、マサバ43cmが1匹。足すと船中8匹、渋い一日だ。

その8匹が、いつ出たか。船長の記録はこう書いている。「今朝は下り潮からのスタートです。」朝マヅメに、マダイ、マアジ、マサバ、イサキが上がった。そして「のぼりに転じてからはチャリコの顔を見ただけで、魚影は映っているのにチャンスがやってこない我慢の釣りのまま終わってしまいました」。

魚は映っていた。それでも食わなかった。

ただし船長は「潮が変わったから食わなくなった」とは書いていない。書いているのは順番だけだ。下り潮で釣れ、のぼりに転じてから止まった。因果に変えたのは読み手のほうで、記録が言っているのはそこまでである。それでも順番は残る。渋い一日の8匹が、どの時間帯に固まっていたかだけは、はっきり記録された。

ここが潮見表の限界でもある。潮見表に書いてあるのは潮位と時刻で、「上り」「下り」は載っていない。上り潮・下り潮は流れの向きの呼び名で、加太の面する友ヶ島水道のような瀬戸では、向きによってポイントの当たり外れが入れ替わる。向きが変わる瞬間を転流と呼ぶ。

ただし、向きが変わる時刻を前の晩に知る方法はある。海上保安庁が主要な瀬戸の潮流推算を公開していて、友ヶ島水道もその一つだ。潮見表で満潮と干潮を、潮流推算で転流を。二枚あって、はじめて加太の一日が読める。

船長はこうも書いている。「早朝に下り潮が残るようになったので、転流後の上り潮は次のフェーズに入ったのかもしれません。そのぶん明日からは下り潮がさらに楽しみです」。一日の結果ではなく、季節の変わり目として読んでいる。

9月1日の加太港は、干潮2時49分、満潮8時59分、干潮14時59分、満潮20時59分。

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