三浦 松輪 成銀丸のワラサ 8月31日

8月31日、飯岡の2隻はそろって「潮が速い」と書いた|それでもトップは13匹と3匹に割れた

FISHING JAPAN 編集部

8月31日は全国どこでも中潮だった。だが記録を並べると、同じ日とは思えない。

千葉県旭市・飯岡漁港では、2隻がそろって潮の速さを訴えている。三次郎丸は「流れ早く苦戦しましたが、移動を繰り返しポツポツ」でマダイ0.50〜2.10kgが1人0〜13匹、2番手が9尾。梅花丸は「潮が速くなっており難しい釣行でした」でマダイ0.40〜1.20kgが0〜3匹だった。

ここで割り算をしておく。トップは13匹と3匹で4.3倍。マダイの最大も2.10kgと1.20kgで1.75倍の開きがある。同じ港、同じ日、同じ「潮が速い」というコメント。それでもこれだけ差が出る。「潮が速いから釣れなかった」では、この4.3倍を説明できない。潮は苦戦の理由にはなるが、結果そのものではない。

同じ千葉でも館山市・川名漁港の竜一丸は違う書き方をしている。「前半、潮通し良くマダイゲット」「中半〜後半、二枚潮で苦戦」。2.60kgのマダイが船中1枚。速さではなく、上下で流れの向きが違う二枚潮が相手だった。

一方、神奈川県三浦市・松輪江奈漁港の成銀丸は「終日比較的潮の流れも緩く、皆様お土産バッチリ確保」。マアジ20〜45cmが1人20〜53匹。別の便ではワラサ2.00〜3.50kgが1〜15本上がっている。

三浦市・金田漁港の岩伊丸は「今日はパーフェクト朝から終わりまで当たりが途切れなかったです」。カイワリ、ハナダイ、イトヨリ、マサバ、マダイ、メジナ、イサキで7魚種。平塚市の庄治郎丸はシイラ41〜85cmで2隻ヒット303。和歌山市・加太港の淡隆丸はマダイ31〜51cm。兵庫県明石市・明石港のリタックルは朝便のジギングでメジロ65〜75cmが0〜2匹、ハマチ40〜55cmが1〜7匹、サワラ75cm。

そして茨城県鹿嶋市・鹿嶋旧港の長岡丸だけは、魚の話で終わっていない。「朝から風強く波高く、当たりは多く有りましたが風が更に強くなり安全を考慮して7時20分全船早上がりとなりました」。当たりはあった。それでも上がった。

こうして並べると、釣果表の読み方が一つ増える。数字を見る前に、船長が書いた一文を読むことだ。ただし、そこに書かれているのは条件であって理由ではない。飯岡の4.3倍が示しているのは、同じ条件の下でも結果は割れるという当たり前で、しかし忘れやすい事実である。

明日9月1日に陸から狙う人へ。若洲海浜公園は7時29分、本牧海釣り施設は7時19分が満潮で、どちらも夜明けから満潮まで上げ潮が続く。上げ潮は岸へ水を運ぶので、時間とともに足元が有望になる配置だ。

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