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森川学石にたびたび擦れるので、交換する事が多くなるハナカン廻り。
アユの大きさにより、ハナカンやラインの太さ、逆バリの大きさは変える事がありますが、基本的な作り方はこれでバッチリです。
3回八の字結び
編み付けで結束する方法もありますが、今回は3回八の字での結束を紹介します。
付け糸と中ハリスの2本を重ねて持ち、輪を作ります。
その輪を3回ひねってから端の2本を通します。
ピンセットなどを使用すると簡単に作る事が出来ます。
ラインが綺麗に揃うように注意しながらゆっくりと締めるのですが、フロロカーボンのラインは熱に弱く締める時の摩擦熱でラインの強度が落ちます。
そうならないように少し水などで湿らせて仕上げる事が大切です。
一重結びで輪を作ります。
先端の輪に一重結びで出来た輪を通します。
一重結びで出来た輪にハナカンを通して締めます。
しっかり締めます。
これでハナカンがズレる事がありません。
本結びを3回繰り返して中ハリスとハナカンの遊び部分を作ります。
ハナカンの中ハリスへの取り付け方法は、両編み付けになります。
先ほど作ったPEライン付きハナカンを5ミリずらして編み付け始めます。
ハナカンまでに4~5回編み付けが出来るはずです。
ハナカンの所で1回かた結びを行い、続けて4回編み付けします。
最後にかた結び1回、本結び2回で仕上げます。
中ハリスとサカバリを一緒に持って5回根巻き糸で荒巻した後、余った中ハリスを折り返してハリの懐部分まで巻き上げて瞬間接着剤で固定します。
以前は、サカバリとハリス止めの部分のみに根巻き糸を巻いて瞬間接着剤で止めていたのですが、その部分でのトラブルが数回あったのでサカバリの懐部分まで根巻き糸を巻くようにしました。
それからはトラブルはありません。
付け糸を折り返して3回八の字でチチワを作ります。
ここもゆっくりラインを湿らせてから締める事が大切です。
自宅ではピンセット、釣り場ではタックルインジャパンのスリムエイトフックを使うと非常に作業がスムーズです。
これで完成です。
痛みの激しい部分なので良く使うサイズは余分に持ち歩きましょう。
また、水中糸から上の仕掛けを変更しなくても、この部分だけの交換で、アユのサイズが変わっても対応可能です。
ハナカンやラインの太さ、逆バリの大きさが違うサイズのものを数種類用意しておくと便利ですよ!
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森川学ライター紹介
森川学
さまざまな釣りに精通し、アユ釣り歴は30年。チーム鮎香の会長を務め、毎年アユ釣り100日を目標に釣行しています。釣行記を中心に製品情報なども掲載します。
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