ガルプのワームって使ってる？ソルトゲームに欠かせない食い込み抜群アイテム

バークレイブランドからリリースされているワームには、有名なガルプシリーズが含まれています。

パッケージを開けると、強烈な匂いが辺りに充満。

これが海中で、さまざまな魚を引き寄せてバイトさせるのです。

ワーム自体のアクションも、艶めかしく生命感に溢れるもので、一度使うと手放せません。

そんなガルプのワームについて、詳しくご紹介しましょう。

バークレイのガルプワームの中で、どれかひとつを挙げるとしたら、迷わずこの「ガルプ！ソルトウォーターイソメ」を選ぶでしょう。

サイズは4inchがベースになっていて、細身・太身・極太の3種類から手に取ることができます。

手触りは、ぷにぷにでもちもち。

なかなか他には無いマテリアルの質感が、とても個性的です。

当然海中でのアクションが、よりナチュラルでリアルにものになっています。

しかも魚の食い込みも向上していて、フックにセットした状態でズレにくいです。

新しいフォーミュラを配合しているので、匂いは強烈。

実際にパッケージから、極太タイプを出してみました。

以前のように、パッケージの上の部分をカットする必要がなく、カンタンに封を開けることができます。

1本取り出すと、ガルプ特有の匂いが・・。

これには慣れるしかありませんから、フックに装着してキャストすれば、魚の反応は見事に素早いです。

アジやメバルはもちろん、カレイ・ヒラメ・シーバス・アイナメ・ソイ・カサゴなどが、一気に間を詰めてきます。

バイトに迷いがないので、カンタンにフッキングできるのも嬉しいです。

フック単体に装着するより、ジグヘッドにセットするほうが、飛距離も伸びて魚の口にも刺さりやすいでしょう。

魚別の使い方については、まずアジから取り上げます。

アジの口は小さいので、細身タイプのワームを選んでみてください。

用意するジグヘッドは、1g前後のウエイトがいいでしょう。

細身タイプをジグヘッドのフック部分に通し刺ししていき、2inch程度の長さになったら、カットしてください。

そのままの長い状態で使ってもいいのですが、アジの口に吸い込まれる際に、ジグヘッドのフックポイントに引っ掛かってしまうかもしれません。

そうなると、フッキングが上手く決まらなくなり、バラシが増えてしまうでしょう。

アジの吸い込みやすいサイズにカットして、中層で漂わせながら誘いをかけてください。

ガルプワームとアジの相性は抜群で、特にナチュラルなカラーに実績があります。

食いが落ちてきたかな？と感じたら、ガルプワーム＋ジグヘッドを、きっちりボトムまで落とし込んでみてください。

ボトムでズル引きすると根掛かりトラブルに見舞われるので、ロッドを立ててリフトさせては、再度落とし込むのが効果的でしょう。

冬のアジは、バイトに持ち込むまで結構時間がかかることがあります。

そんなタフコンディションのときにこそ、ガルプ！ソルトウォーターイソメを使ってください。

ガルプワームは、ロックフィッシュ全般にも効きます。

カサゴやメバルはもちろん、キジハタ・ソイ・アイナメなどを釣りたいときに、ぜひ使ってください。

太身タイプや極太タイプの出番で、ワームのボリューム感がそのまま高いアピール度につながります。

実際に極太タイプを2gのジグヘッドにセットして、キャストしてみました。

ボリューム感が増しているので、ジグヘッドのウエイトが重くなっても、スローに沈んでいきます。

当然アピール度は高く、着底するまでに何らかのバイトが発生することがありました。

そのタイミングでフッキング動作へ移るのではなく、ラインが走り出すまで少し待つことが重要です。

ロッドを立ててラインテンションが張り詰めたら、リールハンドルを回しながらフッキングをおこないましょう。

ガルプワームをジグヘッドにセットしてロングキャストするのに、おすすめのロッド&リールをご紹介しましょう。

ロッドは、遠くまで飛ばしやすいスピニングロッドがマッチします。

リールは、2000番サイズ以上のスピニングリールを装着すれば、あらゆるレンジを丁寧に探ることが可能です。

風や潮の流れに合わせて、ジグヘッドのウエイトを変えてみてください。

シマノから2023年に新発売された、むライトソルトウォーターゲーム用スピニングロッド・ソアレBBシリーズです。

その中から、S76UL-Tを選んでみました。

全長は2.29mもあるので、ロングキャストしやすい設計になっています。

2ピース仕様で、仕舞寸法は117.2cmにまで縮まります。

ウエイトは69gと軽めで、ブランクスの先径は1.5mm。

適合するルアーウエイトは、0.6gから6gまで。

適合するラインは、モノフィラメントラインなら1.5lbから5lbまでで、PEラインなら0.1号から0.6号までです。

ブランクスのカーボン素材含有率は、71.2%に作られています。

グラス素材の比率が高くなっていることから、負荷に対して素直に曲がり込むブランクスたど考えていいでしょう。

実際に手に取って継いでみると、とてもよく曲がるブランクスだと感じました。

キャストフィールは申し分なく、イメージした以上の飛距離を叩き出している気がします。

ジグヘッドのフォール中のアタリは取りやすく、ロッドを立てて曲がった状態をキープするように、リールハンドルを回し続ければ、フッキングは完了します。

実売価格は1万円台と、とても低価格な設定に収まっているのが嬉しいです。

飛距離を伸ばせるので、やや深場に落ちている魚も、きっちりターゲットにできるでしょう。

着底したガルプワームを激しくアクションさせるのではなく、ステイ中心で置いておく感じがベターです。

シマノから発売中のライトソルトウォーターゲーム用スピニングリール・ソアレBBシリーズの中から、C2000番サイズのハイギアモデルを選んでみました。

ギア比は6.1対1なので、ハンドル1巻きにつき82cmのラインを回収することができるようになっています。

実用ドラグ力は1.0kgで、最大ドラグ力は3.0kg。

ウエイトは185gと軽めで、スプール寸法は直径が43mm、ストロークが13.5mm。

ラインキャパは、モノフィラメントラインなら2.5lbを140m、PEラインなら0.6号を140m巻くことが可能です。

ハンドルアームの長さは45mmで、ボールベアリングは5個採用されています。

実際に手に取ってみると、とてもコンパクトで軽く、ハンドルの巻き心地は滑らかそのものです。

ハンドルノブはつまみやすく、キャストしたジグヘッドをリトリーブして泳がせるのに向いています。

実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に収まっています。

これなら購入を検討しやすく、ロッドと同時購入も可能になるでしょう。

ライトラインをスプールに巻くときは、ドラグ調整を緩めにして、ラインブレイクを未然に防いでください。

ガルプワームの特徴や使い方、おすすめのロッド&リールをご紹介しましたが、いかがでしたか？

釣りエサのイソメそっくりなカタチをしていて、その強烈な匂いでさまざまな魚を引き寄せることができます。

ジグヘッドのウエイトをこまめに換えていくと、アタリの出やすいレンジを見つけられるかもしれません。