ワームのアップ写真

ギミーは2023年新登場のナチュラル+水押しパワフルなギルシェイプワーム!

FISHING JAPAN 編集部

外観はフラットサイドなギル系ワームに見えるものの、じっくりチェックすると、細かな複数のサイドリブに覆われているのが分かります。

このワームの名は、ギミー。

2023年ボトムアップからリリースされるニューアイテムの、詳しい特徴や使い方についてご紹介しましょう。

ギミーとは

ギミーとは、2023年ボトムアップから新登場の、バス釣り用ワームのことです。

面積のある外観は、淡水の池や河川に棲んでいるブルーギルそっくり。

ただし、よくよく見ると、単なるフラットボディのワームではありません。

サイズは、3.5inch=8.89cm。

そのボディは、整然と並ぶサイドリブに覆われています。

サイドリブの1枚1枚が、しっかりと水をつかむように、並ぶ間隔と形状にメーカーのこだわりが凝縮されています。

実際にギミーの市販品を2023年8月に入手して、水中に投入してみました。

リグは、リーダーレスダウンショットリグ。

ギミーを水中にフォールさせると、この複数のサイドリブは、細かく震える状態になります。

ラインを強く引っ張ると、水の抵抗を大きく受けて、瞬間的にしぼむような形状変化を見せてくれます。

とてもナチュラルで繊細なアクションと強めの水押しが混在していて、しかも制動が利くことで、移動距離を抑えることも可能です。

ギミーのボディ中心部、すなわち背骨のような部分にも注目してください。

横扁平で、背・腹ともに明確なスリットが刻まれています。

水中でリフト&フォールさせると、柔らかな波打ちアクションを発生。

しなやかに曲がることにもつながり、バスの口の中に吸い込まれやすく、フッキング効率がアップします。

それからギミーの最後尾には、スリットインテールが装備されています。

テールの中央付近にスリットが刻まれていて、水を受けやすく独特の振動が生まれます。

フォール時はもちろん、リトリーブでスイミングさせている時も、ビリビリと震えているのが分かります。

ギミーを追従してきたバスは、目の前でこのスリットインテールの震えを見ることになり、バイトトリガーしてかなり効果があるといえそうです。

フックポイントガードが設置されているギミー!

ギミーのボディには、一部肉盛りが施されていて、装着するオフセットフックやマスバリのフックポイントガードとなっています。

横扁平の薄身形状ボディでありながら、フックポイントを埋め込めるので、根掛かりトラブルを回避する能力は極めて高いでしょう。

またギミーのボディマテリアルには、エビ・イカ・ベイトフィッシュの粉末を配合していて、集魚効果を高めています。

塩も含まれていて、ナチュラルな姿勢と水押しを実現する、中比重程度に設定されています。

実際にオフセットフックを装着してみました。

3/0番サイズなら、上手くフックポイントガードにハリ先を埋めることができました。

ボディの柔軟性を活かしたいなら、あまりロングサイズのフックを装着しないほうがいいでしょう。

オフセットフックの代わりに、ショートシャンクのジグヘッドやラバージグを装着してみたところ、ギミーのしなやかなアクションを、上下運動で引き出すことができました。

合計10種類のカラーバリエーションからシチュエーションにマッチしたものを選ぼう!

ギミーには、全部で10種類のカラーバリエーションがラインナップされています。

●ダークシナモンブルー&ペッパーカラー

●グリーンパンプキンペッパーカラー

●ブラックブルーフレークカラー

●ウォーターネオンカラー

●ライトパンプキンマジックカラー

●ウィードギルカラー

●グリパンチャートカラー

●スモーキークローダッドカラー

●ブルーギルカラー

●KUWASEカラー

バス釣りの定番カラーがきっちり揃っていて、ハーフトーン配色も選べるようになっているのが嬉しいです。

さまざまなシチュエーションの釣り場へ持ち出して、バスの反応を見てみたくなります。

ギミーを使ってバス釣りを楽しんでいる動画はこちら

ギミーをワームリグにセットして操るのにおすすめのタックルを選んでみた!

ギミーをワームリグにセットしてキャスト&操作するのに適している、おすすめのタックルをご紹介しましょう。

ロッドは、Mパワー前後のブランクスを持ったベイトロッドがマッチします。

リールは、14lbのモノフィラメントラインを豊富に巻けるベイトリールがいいでしょう。

シマノ(SHIMANO) バスロッド 21 スコーピオン XV 1651F-2 バス釣り

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シマノからリリースされているバス釣り用ベイトロッド・スコーピオンXVシリーズの中から、1651F-2を選んでみました。

全長は1.98mなので、とても取り回ししやすく、オカッパリシーンで活躍してくれそうなスペックです。

2ピース仕様で、仕舞寸法は101.5cmにまで縮まります。

これならあちこちの釣り場ポイントへ、持ち込みやすいでしょう。

ウエイトは125gで、ブランクスの先径は1.7mm。

適合するルアーウェイトは、5gから21gまで。

適合するラインは、モノフィラメントラインなら7lbから14lbまで。

PEラインなら、最大で2号まで使えます。

グリップの長さは210mmで、ブランクスのカーボン素材含有率は、94.7%に設計されています。

実際に手に取って継いでみると、独特な張りのあるブランクスに仕上がっている印象を受けました。

ワームリグをリフトするには、ちょうどいい張りではないでしょうか。

継目付近の曲がりもスムーズなので、フッキング時にパワーロスが発生する心配は要らないでしょう。

ガイドにはラインが絡まりにくく、手返しのいいキャストを連続で繰り出せるはずです。

実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に収まっています。

シマノ(SHIMANO) ベイトリール 両軸 19 SLX MGL 70HG 右 バス釣り ラバージグ 点撃ち マキモノ

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シマノから発売中のロープロファイルデザイン系ベイトリール・SLX MGLシリーズの中から、ハイギアモデルを選んでみました。

ギア比は7.2対1ですから、ハンドル1回転につき72cmのラインを巻き取ることができるようになっています。

最大ドラグ力は5.5kgで、ウエイトは195g。

スプール寸法は、直径が32mmで、幅が23mm。

ラインキャパは、モノフィラメントラインなら14lbを90m巻くことができます。

ハンドルの長さは42mmで、ボールベアリングは4個採用されています。

実際に釣り場で使ってみると、とても姿勢が低いのでパーミングしやすく、フッキング時にもチカラを込めやすいデザインになっています。

クラッチの切れはスムーズで、スプール回転は軽快そのもの。

実売価格は1万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。

ロングキャストもショートキャストも安定しているので、ギミーをさまざまなワームリグやトレーラーにセットして使ってみましょう。

濃いカバー周りを積極的に攻める際には、16lb以上のモノフィラメントラインをスプールに巻いてください。

ラインの表面に擦れ・傷が発見できたら、速やかにその部分をカットして取り除き、ラインを結び換えましょう。

ギミーの気になる発売日はいつ?

ギミーの気になる発売日は、2023年の8月で、すでに釣具店などに並んでいます。

完売しているカラーがあるので、早めにチェックしてみましょう。

メーカー希望販売価格は、990円です。

フラットデザインのワームは、ブルーギルやフナが横倒れした格好に見えます。

それが波打つようにアクションを繰り返したとき、バスの反応がとても素早く、あっという間に接近してきてバイトしました。

ギミーの触感は、とても柔らかいはずなので、バスは吐き出すことなく口の中にキープ。

そこからフッキング動作に至ると、ミスなくフックアップすることができました。

とても扱いやすいワームの登場で、バス釣りがますます楽しくなりそうです!

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