定番フィネスワーム【Fサンスン】2023年追加カラーバリエーション登場！

極めて細くてコンパクトなストレート系ソフトワームなら、フラットボトムを泳いでいるスモールマウスバス攻略に効果的です。

ノリーズから発売中のFサンスンなら、細身ストレート系ワームとしてさまざまなシチュエーションで活躍してくれます。

2023年には、新しいカラーバリエーションが追加ラインナップ。

その特徴や使い方について、深掘りしてみましょう。

Fサンスンとは、ノリーズからリリースされている、バス釣り用ストレート系ソフトワームのことです。

全長は72mmと、とても短くて細身に設計されています。

最後尾に向かうと、少し膨らみを持たせているのが特徴で、これが水中で艶めかしくアクションしてくれます。

ロッドワークに敏感に反応するのは、素材と細さ、そしてこの膨らみによるものでしょう。

Fサンスンには、トーナメントパックが採用されていて、なんと内容量は30本に至ります。

30本もあれば、バストーナメント中に手持ちが無くなってしまうことを防げそうです。

Fサンスンを、実際にフィールドで使ってみました。

まず試したのが、スピニングタックルによる軽量ダウンショットリグ。

ぶら下げるシンカーは1.6gを中心に、いろいろ付け替えながらフォールスピードを調整。

ボトムまで落とし込むのですが、やはり軽いほうがスタックしても外しやすいですし、中層にサスペンドするバスをバイトに持ち込みやすく感じます。

フックは、小さめのマスバリを使用。

Fサンスンにフックを刺す位置が重要で、ワーム全体を4等分して、頭部から4分の1のところに決めました。

そうすると、フックを支点にして、前後でワームの長さ＝ウエイトが変わり、振幅の異なるアクションが自然に発生します。

前後お互いの振幅が干渉し合って、生命感溢れるアクションが継続されることに。

あまり強くアクションさせると、ボトムをとらえているシンカーが浮き上がってしまうので、ロッドワークは丁寧におこないましょう。

たるんでいるラインを、張って緩めて程度がベスト。

できるだけダウンショットリグを、定点から移動させないアプローチを心がければ、バスが釣れる確率は格段にアップするでしょう。

ラージマウスバスはもちろん、スモールマウスバスも、この使い方でしっかり反応してきます。

マスバリなので、早アワセは禁物。

ラインが張り詰めて横移動を始めてから、ロッドを立ててリールハンドルを回しながらのフッキングを実践したいものです。

Fサンスンを、ジクヘッドワッキーリグにセットしてキャストしてみました。

ちょうどワームの真ん中辺りに、ジグヘッドのフックを突き刺します。

すると水中でのフォール中に、ワームの両端がピリピリと震えるようなアクション。

そのまま着底するまで動き続けるので、サスペンドしているバスがきっちり寄ってくるのが見えます。

着底してからは、丁寧で細かなシェイクを実施。

ボトムからリフトしてはカーブフォールを繰り返していると、いきなりバスが食い付いてきます。

Fサンスンには、2023年2種類のカラーバリエーションが追加ラインナップされます。

●スモークプロブルーカラー

●ブラックブルーFlk.カラー

明暗に分かれた配色なので、釣り場への日照の当たり具合をチェックしながら、丁寧に使い分けてみましょう。

プロブルー配色は、脱皮し立ての甲殻類のカラーでもありますから、ボトムでエビっぽいアクションをさせるのも効果的。

ブルーラメの入った配色は、深場でも視認しやすいメリットを持っています。

Fサンスンをキャストしてフォールさせるのに向いている、おすすめのロッドを取り上げてみましょう。

Lパワー前後のブランクスを持ったスピニングロッドなら、軽量ワームリグでも操りやすいです。

ダイワから発売中のバス釣り用スピニングロッド・リベリオンシリーズの中から、641UL/LXSを選んでみました。

全長は1.93mなので、取り回ししやすい長さに設計されています。

1ピース仕様で、ウエイトは87gと軽め。

先径/元径は、1.3/8.9mmです。

適合するルアーウエイトは、0.6gから5gまでですから、Fサンスンを用いたダウンショットリグやジグヘッドワッキー・ノーシンカーワッキリグなどに対応しやすいでしょう。

適合するラインは、モノフィラメントラインなら1.5lbから4lbまで。

ブランクスのカーボン素材含有率は、99%になっています。

実際に手に取ってみると、とてもしなやかに曲がり込んでくれる印象を持ちました。

バットパワーは強めなので、大型魚が掛かってもしっかり耐えてくれそうです。

実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に収まっています。

Fサンスン追加カラーの気になる発売日は、2023年の4月を予定しています。

メーカー希望販売価格は、710円です。

バスの反応に合わせながら、カラーをローテーションしてみましょう。