ミールワームってどんな餌なの?釣りはもちろんペットの飼育にも活用可能な万能餌
釣りに使う餌というより、ペットに与える餌としてよく知られているミールワーム。 トカゲやハムスターなどに与えると、喜んでぱくぱく食べてくれますよね。 動物性たんぱく質に富んでい…
FISHING JAPAN 編集部釣り餌といえば、ウネウネ動き回るゴカイや、素早く跳ねるエビが有名でしょう。
でもそれらの虫っぽさを、苦手に感じている人は結構多いはず。
そういう人でも釣りを楽しめるように、釣り餌の代用品となるものは存在するのでしょうか?
ここでは、扱いやすい釣り餌や、それを操るおすすめタックルについてご紹介します。
目次
釣り餌に触れない人は、かなり多いはずです。
よく釣れると評判のゴカイやイソメ、手元で見ると複数の脚がウネウネ動いています。
身体をよじらせて移動する様子は、お世辞にも気持ちのいいものとはいえません。
当然かなり苦手に感じる人がいても、不思議ではないでしょう。
でも魚は釣りたい!という人に、朗報です。
ボイルしてパックされている、エビの餌があるのです。
厳密にはエビではなくオキアミなのですが、熱湯でボイルされている以上、手のひらの上で動き出すことはありません。
フックに装着しやすい大きさ+硬さが備わっているので、餌の取り付け作業も素早くカンタンにおこなえます。
つまり、餌に触っている時間を効率よく短縮できるのです。
これなら、釣り餌に対する苦手意識を克服できるのではないでしょうか。
もっと細かくて小さいアミエビも、専用パッケージに入って販売されるようになりました。
撒き餌として使うことの多いアミエビですが、冷凍されたブロック状のものを解かして使うケースが多かったのです。
解かす際には、独特の生臭いニオイが立ち込めるので、強い嫌悪感を抱いていた人は少なくなかったでしょう。
チューブのような専用パッケージに入ったアミエビなら、フタをしておけば独特のニオイは漂ってきません。
それどころか、心地良いフルーツなどの香りが付けられているものがあり、不快感を伴なわない工夫が盛り込まれているのです。
防波堤におけるサビキ釣りなどで活用できるので、ぜひ使ってみてください。
いくら加工しているとはいえ、やはり本物の餌を手にするのは抵抗がある!という人は、釣り餌に似せた疑似餌を使ってみましょう。
いわゆるルアーを、ラインに結んでキャストすれば、釣りは成立します。
しかも餌に反応しにくい時間帯・条件下でも、リアクションバイトという反射食いを誘えるのです。
小魚や甲殻類に似たカタチにデザインしてあり、それをできるだけロングキャストして広範囲を探ります。
実物の釣り餌ではないので、放置したままだとほとんど食い付いてきませんが、横移動させながら泳がせていると、思わぬタイミングでバイトが発生するでしょう。
おすすめのルアーは、小魚そっくりのミノーやテールスピンジグでしょうか。
キャストしてただ巻きするだけで、魚が釣れてしまう面白さをぜひ体感してください。
ルアーだと釣れる気がしない!やっぱり釣り餌がいい!というループに、ハマってしまう人がいます。
確かに餌はよく釣れるので、ルアーをキャストしてなかなか魚に遭遇しなかった場合、そんなふうに考えてしまうかもしれません。
そういうときには、ソフトベイト系のルアーを釣り餌の代用品として使ってみましょう。
例えば、マルキューからリリースされているパワーイソメ。
姿カタチは、どこから見ても虫系餌のイソメです。
でも人工で作られたものなので、勝手に動き出すことはありません。
パッケージから1本取り出して、任意の長さに千切ってフックに装着すれば、そのまま海へ投入してかまわないのです。
アクションせずに放置していても釣れますし、仕掛けをズル引きして誘っても、魚は食い付いてきます。
釣り餌を仕掛けに付けて魚を誘うのに向いている、おすすめのタックルをご紹介しましょう。
やや長めブランクスで、張りのあるスピニングロッドを選んでおくと、幅広いアプローチに対応することができます。
リールは、ロングキャストすることを考慮して、3000番前後のサイズのスピニングリールがマッチするでしょう。
シマノからリリースされている、長めブランクスのライトソルトウォーターゲーム用スピニングロッドです。
全長は2.44mもあるので、ロングキャストするのに秀でています。
継数は2本で、仕舞寸法は124.7cmになります。
これなら防波堤はもちろん、磯場などの複雑な地形の釣り場にも、カンタンに携行できるでしょう。
ウエイトは74gと軽めで、先径は0.8mm。
適合するルアーウェイトは、1.5gから14gまで。
ルアーはもちろん、餌を用いた仕掛けをキャストするのにも向いています。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら1.5lbから6lbまで。
適合するPEラインは、0.2号から0.8号までです。
ブランクスのカーボン素材含有率は、86.2%になっています。
実際に釣り場で使ってみると、通常のメバリングゲーム用スピニングロッドと比べて長めです。
でも軽さは備わっているので、高い操作性でルアー・釣り餌を操れます。
ロッドティップが柔らかいですから、ショートバイトでも弾かずに、フッキングに持ち込めるでしょう。
実売価格は2万円台と、コスパ優秀な価格帯に収まっています。
どんな魚が掛かってくるか予想しにくいですから、足元に常にランディング用ネットを置いておきましょう。
釣り餌は、ちょい投げ天秤仕掛けに装着すると、かなり遠くの沖合いまで届けることができます。
着底したらそのまま放置するか、ズル引いてきて段差のあるブレイクラインにとどめておくか、自分でプランを立てて実行してみてください。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 21 ネクサーブ 2500HG
シマノから発売中の汎用型スピニングリール・ネクサーブシリーズの2500番サイズです。
ギア比は6.2対1なので、ハンドル1回転につき91cmのラインを回収できるようになっています。
実用ドラグ力は2.5kgで、最大ドラグ力は4.0kg。
ウエイトは250gで、スプール寸法は直径が46.5mm、ストロークが14.5mmです。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら2.5号を150m、PEラインなら1.5号を220m巻けます。
ハンドルの長さは55mmで、ボールベアリングは3個搭載しています。
実際に手に取ってハンドルを回してみると、軽やかに滑らかに回転を続けられます。
連動してローターが回転し、スムーズにラインを拾えます。
防波堤などからのキャスティングゲームにマッチしますし、コンクリート護岸の足元を探るのにも適しています。
実売価格は4千円台と、とてもリーズナブルな価格帯に収まっています。
餌釣り・ルアー釣りのどちらにも幅広く使えるので、自分の釣りスタイルを広げていくのに活用してみましょう。
釣行から帰宅したら、ラインローラー部分に付着したゴミなどを洗い流してください。
水道水を用いると、塩気も除くことができますから、スピニングリールそのものが長持ちするようになります。
釣り餌の特徴や代用品、おすすめの釣りタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?
パッケージに入った疑似餌やルアーを使いながら、徐々に活き餌に触ることができるようになりたいものです。
例えば、釣り場で偶然見つけたカニを、指でつまんでみてください。
カニも餌の役割を果たしますから、フックに付けて投入してみるといいでしょう。
そのうちにゴカイやイソメも触れるようになれば、より一層釣りの幅が広がるに違いありません。
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