キス釣り竿の選び方とおすすめ10選!ちょい投げや遠投でキス釣りを楽しもう
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FISHING JAPAN 編集部砂地や泥底を好んで回遊しているシロギスは、エサ釣りの対象魚として親しまれてきました。
でも最近のキス釣り、ちょっと変わってきているというのをご存じですか?
仕掛けは、ちょい投げ釣り用のものを用いて、エサにゴカイや青イソメを付けず、なんとルアーを代わりに装着するというのです。
ここでは、ルアーを用いたキス釣りについて、詳しくご紹介しましょう。
どんなロッドやリールを使ってアプローチすればいいのか、おすすめのタックルも取り上げてみますね。
目次
キス釣りのエサには、ゴカイや青イソメなどの虫系のものを使います。
シロギスが好んで捕食するからで、そうすると代わりに使うルアーも・・・ゴカイ・青イソメにそっくりなワームルアーがベストでしょう。
実際にリリースされているワームルアーの中には、細かな足の付いたゴカイそっくりのデザインのものが、すでに存在しています。
かなり長めのサイズから短いものまでラインナップされているので、シロギスの口にちょうど吸い込まれるサイズにカットして使うといいかもしれませんね。
カラーバリエーションも豊富で、エサそっくりに似せてあるカラーや、水中でよく目立つソリッドカラー・グローカラーなども揃っていますよ。
どれがキス釣りに向いているか、自分でキャストして確かめてみるのがイチバンです。
用意する仕掛けは、ちょい投げ釣り用がいいでしょう。
ワームルアーなので、ジグヘッドもどうかな?と試してみたのですが、シロギスの口に吸い込まれるような小さなものは、ロングキャストが利きません。
フロートリグやキャロにして飛ばしてみたものの、アタリがほとんど伝わってこないのです。
やはり天秤式のちょい投げ釣り仕掛けなら、明確にココッ!というアタリが、ロッドティップを躍らせてくれますよ。
最初に向かった釣り場は、砂浜です。
シロギスの群れが回遊してきそうな雰囲気があります。
用意したタックルは、エギングゲームで用いる2ピースタイプのスピニングロッド。
とても感度が高いので、微細なシロギスのアタリでも、しっかり伝えてくれるでしょう。
0.6号のPEラインを巻いたスピニングリールを装着して、ショックリーダーラインを先端に結び、そこにちょい投げ釣り仕掛けを装着します。
軽くオーバーヘッドキャストすると、仕掛けが遠くまで飛んでくれました。
底まで落としてラインテンションを張り、そのままアタリを待ちます。
コココッというアタリが出て、リールハンドルを回し引き寄せてみると、小さなマゴチが掛かっていました。
マゴチもワームルアーに反応して、食い付いてくるんですよね。
釣り場を砂浜から漁港の防波堤へ移ります。
理由は、水深が深くなるからで、同じ飛距離でも防波堤のほうが、より深い層をチェックできるでしょう。
軽くキャストして、底まで仕掛けを落とし込みます。
ズル引きして引っ掛からないようにしながら、アタリを待ってみました。
しばらくすると、ロッドティップが連続で震えるほどのアタリが発生!
ロッドを立ててリールハンドルを早巻きしてみると、待望のシロギスが掛かっています。
同じポイントへキャストすると、すぐに2匹目のシロギスをゲット!
でも好調はそこまでで、アタリはピタリと止まってしまいました。
そこでキス釣りのポイントを、漁港の入り口に接している防波堤の先端へ移します。
入り口なら船の通り道=ミオ筋が底を走っているはず。
他の場所よりも一段深くなっているので、そこにちょい投げ釣り仕掛けの天秤を置いて、待つことにしました。
ワームルアーのカラーを、グロー系やレッド系にローテーションしていると、またもや明確なアタリが発生!
引き上げてみると、美しい魚体のシロギスです。
間を置いてポンポンと釣れ続くのを見て、砂浜オンリーに釣り場を絞り込む必要がないことを理解しました。
漁船が通行する際には、仕掛けを巻き上げて釣りをストップするようにしたいですね。
それではルアーによるキス釣りで使ってみたい、おすすめのロッドをご紹介しましょう。
前述のように、本格的な投げ竿ではなく、エギングゲームで用いる2ピースロッドが適していますよ。
軽くて感度がよく、アタリを明確にとらえられるからです。
メジャークラフト エギングロッド スピニング トリプルクロス エギングモデル TCX-832EL 釣り竿
メジャークラフトから発売中の、2ピース仕様のエギングゲーム用スピニングロッドです。
全長は8.3ftなので、取り回ししやすくて手元感度が高めになっていますよ。
適合するエギサイズが、最大で3.5号までなので、20グラム前後の負荷にはじゅうぶん耐えられるでしょう。
そこに合わせたちょい投げ釣り仕掛けを、用意して釣り場へ向かいたいですね。
適合するPEラインは、最大で1.0号までです。
ブランクスは、レギュラーファーストアクションに仕上がっていますよ。
実際に手に取ってみると、とても軽くて振り切りやすい印象ですね。
感度の高さが、シロギスの微細なアタリを逃さずに、フッキングに持ち込めるでしょう。
実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。
キス釣りの特徴やルアーを用いた実釣インプレ、おすすめのロッドをご紹介しましたが、いかがでしたか?
マルキューやバークレイなどから、キス釣りにマッチしたワームルアーがリリースされているので、ぜひチェックしてみてくださいね!
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