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昔はオモリの大きさを表すとき、重さの単位である貫(かん)や匁(もんめ)が使われていました。
1貫目のオモリが存在したかどうかは定かではないですが、釣りでは5匁とか10匁のオモリがよく使われていました。
ところが終戦後に尺貫法が廃止されたとき、この呼び名も消滅してしまったのです。
そして、1匁のオモリを1号と呼び変えたのです。
オモリにも色々あるようですので、詳しく見ていきましょう!
昔の1貫は1000匁でキロに換算すると3.75kgになります。
1匁が1号ですので、3.75kgの1000分の1は3.75g、これが現在のオモリの1号の重さです。
1号が3.75g、10号で37.5g、100号で375g、1000号では3750g、つまり3.75kgということになりますが、昔も今も釣り用でこんな大きなオモリは市販されていませんね。
さて、この1号=3.75gという基準は、JIS規格に沿ったものではないのであくまで目安と考えた方がいいでしょう。
実はオモリを作るメーカーによって重さに多少のばらつきがあるのです。
現在、市販されている六角型や釣り鐘型、ナス型などオモリの表面に号数が表示されているものは、ほぼ基準通りの重さで作られていると考えていいのですが、ややこしいのはもっと小さなオモリ、ガン玉とか仁丹シズと呼ばれるオモリです。
ガン玉とは文字通り、ガン、つまり銃に使われるタマ(弾=散弾)のことですね。
釣りに使われるガン玉の大きさや重さは、狩猟に使われる散弾を基準に決められているため、1号=3.75gという数式には当てはまりません。
散弾は、弾1個の直径を基準にして1号とか2号、2Bとか3Bという風に表示されています。
その呼び名は釣りのオモリにもそのまま利用され、同じ番号でも異なる重さのオモリが存在しているのです。
加えて、番号が同じでも重さが全く違う小型オモリは、呼び名も一貫性がありませんね。
一般的なオモリは、番号が上昇するほど重さが増えますが、仁丹シズのケースでは数値が増えるほど軽く、つまりオモリが小さくなるという珍しい傾向が見られます。
現在、売られている仁丹シズは、1号から8号までで、1号が最も重く、逆に8号が最も軽く、数値が大きいほど軽さが増すという特徴があります。
しかし、ガン玉の場合は、現行のBから6Bまでで、これは通常のオモリと同じくB、2B、3Bと番号が上がるほど重さが増します。
このような複雑な基準を変えることができないのかと疑問に思いますよね。
このように一部の基準が定まっているオモリも存在しますが、そうでないものも見受けられます。
歴史のある日本の割シズ(割ビシ)と称されるオモリには、微細な分類については目立った重さの基準が設けられていない、とされています。
現時点で販売されている割シズは、極小、小々、小、中、大、大大、特大の7種と1号から10号までの範囲に揃っています。
そのうち1号から10号までのオモリは総じて、1号=3.75gというルールに従って制作されていますが、極小から特大に至る7種に限定すると、適切に定められた基準が存在せず、従来の作成パターンを参考にしたおおよその見積もりで現行も作られています。そのため、メーカーによってその重さには差があるようです。
釣りはオモリひとつとっても奥が深いですね!
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