シーバスが釣れない!シーバスゲーム初心者がハマる釣れない理由ってナニ?
シーバスを釣りたくて始めてみたもののボウズ連発!という人、結構いますよね。 「だって全然シーバスが釣れないんだもんっ!」 シーバスが釣れないのは、確固とした理由があるからです。
FISHING JAPAN 編集部邪道スーサンといえば、シーバスアングラーのタックルボックスの中に、必ずといっていいほど入っている定番リップレスミノーです。
着水させるとスローにシンキングして水に絡み、動き出しの足掛かりを自ら作り出します。
そこからリトリーブを開始すると、見事なほどのタイトなロールアクション。
シーバスが我を忘れて襲いかかってくるシーンを、何度見たことでしょう。
ここでは、邪道スーサンのスペックについて、詳しくご紹介します。
「小さいのによく飛ぶんだよね!」
その通り!ボイルが起きたピンポイントへプレゼンするのに、何ら躊躇しなくていいのが嬉しいですよね。
目次
邪道スーサンとは、2008年にリリースが開始されたシーバスゲーム用のリップレスミノーのことです。
全長75ミリと小振りで、自重はたったの7グラム。
やや軽過ぎるのかな?という印象を持ちますが、フィールドでじゅうぶんな飛距離を叩き出してくれるので、特にもの足りなさを感じることはないでしょう。
コンパクトなので、シーバスを狙っているつもりが、メバルやメッキ・カマス・タチウオなどにも噛まれることが多々あります。
それほど弱った小魚の生命感を、しっかり演出できているということでしょう。
実際にフィールドでキャストを繰り返すと、そのアクションとトレースするタナに釣れる理由が凝縮しているように感じます。
まずは、アクション。
ラインアイがボディ先端の下部に付いていることから、潜りたくても潜れない状態になるのは予想できます。
そこから振り幅の小さいロールアクションに切り替わるまでが、何とも素早いのがスゴイですね。
左右へウォブリングするのかな?と予想していたら、カンタンに裏切られてしまいます。
ロールアクションを小刻みに繰り返すことで、体側面と背中と腹部を、素早く連続して追従してくるシーバスに見せることができます。
その際、体側面のフラッシング効果も連動しますから、ロックオンした状態から外れにくくなるようです。
シーバスの頭がブレずに、そのままバイトしてくるのを何度も見ましたから、彼の視線は釘付け状態なのでしょう。
これが、ウォブリングが強く混じるアクションに仕上がっていると、集中力が切れたように追従を止めてしまうシーバスが出てきます。
邪道スーサンの強みの秘訣は、雑味なくシーバスの興味を引き付けられるところにあるのでは?と推測できます。
このリップレスミノーは、水面直下をトレースするように作られています。
具体的には、水深40センチから50センチを、きっちり外れることなく泳いできますよ。
そのタナ、シーバスが常に意識している“目線の上”に該当する層で、弱った小魚が漂うケースの多いところでもあります。
水上からの光も届きやすいので、弱った対象物のシルエットがくっきりと浮かび上がりやすく、逆にシルエットがハッキリしなければ、確認のために接近しやすいタナでもあるのです。
シーバスが極めて捕食活動しやすいタナを、ゆらゆらと一定のリズムでボディを揺らしながら泳ぐ対象がいれば、バイトするのは至極当然のことに。
邪道スーサンは、そういったシーバスが好む状況を、自ら作り出すことのできるミノーだといえるでしょう。
惜しいのは、よく似たデザインのリップレスミノーが市場に豊富に出回っていること。
どうせこれも同じだろう!とひと括りにされてしまうと、邪道スーサンの出番が失われてしまうかも。
そんな事態だけは何とか避けて、ぜひフィールドでキャストしてもらいたい逸品なのです。
邪道スーサンには、さまざまなカラーバリエーションが用意されています。
非常に大胆で個性的なものが多いですから、この機会に使ってみてはいかがでしょうか。
「いやいや、シーバスゲームにはチャート系カラーしか使わないんだよ。」
そんなこと言っていると、新しいステージに踏み込めなくなりますよ。
えっ!こんなカラーで釣れるの?という配色ほど、自分の釣りスタイルに刺激を与えてくれるものはありません。
キャストしてただ巻きするだけで釣れてしまうルアーなのですから、カラーローテーションでアプローチそのものに絶妙なスパイスを利かせてみましょう。
もしかすると、タフコンディション克服のヒントにつながっていくかもしれませんよ。
それでは、邪道スーサンをキャストしてただ巻きアプローチするのに、おすすめのタックルを取り上げましょう。
まずは、ロッドから。
柔らかくて曲がり込みのいいスピニングロッドなら、7グラムのボディをより遠くへ確実に届けてくれるでしょうし、シーバスのバイトを弾いてしまうことも抑えられるでしょう。
シマノ(SHIMANO) スピニングロッド 20 ルナミス S90L シーバス 青物・回遊魚・五目(~1kg)
シマノのシーバスゲーム専用ロッド・ルナミスです。
長さ2.74メートルとやや長めで、Lパワーのブランクスがセットされていますよ。
自重は116グラムですから、まるでバスロッド並みの軽さを実現しています。
肉抜きはしているものの、シマノ独自の強いブランクスに曲がる要素を加えた、非常に面白いテイストに仕上がっているのが特徴的ですね。
適合ルアーウエイトは、5グラムから21グラムまでなので、邪道スーサンなら余裕で背負えます。
実際に手にしてみると、曲がり込みから復元がスムーズ。
軽さは高い感度を生み出していますから、0.4号から0.6号程度のPEラインを用いてスーサンを操ってみたくなります。
より一層タイトなロールアクションを引き出せますし、釣れるシーバスの数もアップするでしょう。
ただ巻きアプローチにムダのなさが加わって、別次元の感度と好釣果を味わえるかもしれませんよ。
実売価格は3万円台と、とてもコスパ優秀な価格設定になっています。
これなら自分の釣りスタイルの幅を広げるために、購入してみる価値を見い出せるでしょう。
ショックリーダーラインを何号にするか悩むところですが、太いものを選んだら短くすれば、雑味は抑えられますよ。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 19 ヴァンキッシュ 3000MHG シーバス サクラマス
シマノの軽量スピニングリール・ヴァンキッシュの3000番です。
ギア比5.8対1で、ハンドル1巻き86センチのラインを回収することができます。
ただ巻きならもう少しギア比を落としてもかまわないのですが、無事にランディングすることも考慮すると、これくらいをゆっくり巻けるようになるほうがいいかもしれません。
自重は、驚異の185グラム。
3000番台でこの軽さは、シーバスゲームにおける感度を高めるのにじゅうぶんな要素になってくれます。
ドラグの滑り出しや利きも素晴らしいですし、ローター回転の軽やかさ・滑らかさも申し分なし。
ライン放出の際のトラブルも、ほぼ皆無になっているので、特に問題点を見い出せずに丸1年使ってきたことになります。
大きな負荷が掛かっても、たわみや歪みによる巻き心地の低下も感じたことはありませんから、これからもしばらくは使い続けられるでしょう。
実売価格は5万円を少し下回るぐらいですが、このハイスペックを体感してしまうと高価過ぎるとは感じなくなります。
まだ手にしたことのない人は、ぜひこの番手でシーバスゲームを実践してみてください。
自分の釣りスキルがアップしたのかな!と、感じてしまうでしょう。
VARIVAS(バリバス) PEライン ハイグレードPE X8 150m 0.6号 13lb オーシャンブルー
モーリスからリリースされている、8本撚りのPEラインです。
単色のオーシャンブルーカラーで、しなやかさ強さを両立した仕上がりになっていますよ。
高い精度の耐破断性工法で撚り上げていて、強度を引き出しています。
バリバスブランドのオリジナル技術・ スーパーフッ素コーティング加工をラインの表面に施してあるので、滑りが良く飛距離の伸びにつながっています。
実際に使ってみると、耐久性もじゅうぶんにありますから、大型のシーバスが掛かっても安心してランディングに持ち込めるでしょう。
実売価格は2千円前後と、かなり安い価格帯に収まっていますよ。
巻き換えも躊躇なくおこなえるのが嬉しいですね。
邪道スーサンの特徴や、おすすめのタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?
ただ巻きアプローチを習得できたら、トゥイッチやジャークを加えて誘いをかけてみると、バイト数が再度伸びるでしょう。
シーバスが釣れない!シーバスゲーム初心者がハマる釣れない理由ってナニ?
シーバスを釣りたくて始めてみたもののボウズ連発!という人、結構いますよね。 「だって全然シーバスが釣れないんだもんっ!」 シーバスが釣れないのは、確固とした理由があるからです。
FISHING JAPAN 編集部ジョインテッドクロー148でシーバスを狙いたい!釣り方やおすすめのタックル特集
ガンクラフトからリリースされている人気のビッグベイト・ジョインテッドクロー。 バス釣り用の大型ルアーとしてデビューしましたが、実は海・河川におけるシーバスゲームでもかなり有効で…
FISHING JAPAN 編集部DAILYランキング