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フグの食わせ釣りはカワハギ釣りとよく似ている?!誘いを頻繁に掛けて当たりを引き出すのがコツ!
関東のショウサイフグ釣りは、「カットウ」と呼ばれる釣法がメーンです。
関西では、胴突き仕掛けや吹き流しの仕掛けでのエサ釣りが盛んですね。
胴突き仕掛けのエサ釣りは、小アタリを取り積極的にかけ合わせていく釣りです。
テンビンを使って吹き流しの仕掛けで釣るときは、掛けていくより待ちの釣りになるので、アタリの取り方やアワセのタイミングなどを習熟する必要がありますね。
今回は、胴突き仕掛けの釣りを紹介してみたいと思います。
カワハギ竿がお勧め!!
まずは、タックルから考えてみましょう。
フグの食わせ釣りは、誘い方やアワセ方などカワハギ釣りとよく似たところがあります。
小アタリを取ってかけ合わせるため、穂先が敏感で胴はしっかりとした2m前後の竿が必要なのです。
例えば、カットウ釣り用の竿でシマノのリアランサー湾フグ180やダイワのメタリア湾フグM175などです。
カワハギ用の竿も使いやすいので、シマノのベイゲームカワハギM180やカワハギBBMH180あたりもお勧めです。
リールのお勧めは、1~1.5号のPEラインが150m程度巻け、手返しを早くするためのハイギアタイプです。
ギア比は、最低5.0以上は欲しいですね。
マイクロモジュールギアを搭載したシマノベイゲーム150DHや炎月100PG、ダイワのスパルタンTW100HLなどがお勧めです。
仕掛けは、カワハギ釣りと同じように胴突き3本バリがいいでしょう。
なにしろカワハギ以上にエサ取りが上手な魚です。
ハリ数は多い方が心丈夫なのです。
瀬戸内では、中型が多く30cmを超えるようなサイズは少ないので、仕掛けの幹糸は4号で十分でしょう。
間合いを20~25cm取って3本バリ仕掛けにしますが、ハリスは3号で長さは8~10cmぐらいにしておきます。
ハリスがだらりと垂れているより、ピンと張っている方がアタリがよく出るので、ハリスは硬めの糸を使って作って下さいね。
ハリは、フグバリの12、13号か丸セイゴの10~12号を結んでおきます。
オモリは、潮が速くなければ20~30号で十分ですが、潮が飛ぶ釣り場があるので80号ぐらいまで用意しておいた方がいいですね。
底を狙うのは、エビエサが基本!
エサは、ブラックタイガーや甘エビ、ウタセエビなどのエビ類がメーンになりますが、アサリのむき身や小型のアオヤギを使う人もいます。
瀬戸内では、ウタセエビを使う人が多いですね。
ウタセエビは、殻を付けたまま2cmほどの大きさに切り、ハリを隠すようにして丸く刺します。
食い渋ったときは、殻を取って身だけを刺してもかまいませんが、エサは取られやすくなってしまいます。
瀬戸内のショウサイフグ釣りのシーズンは、12月から翌春の3月いっぱいです。
ベストは、1・2月の寒い時期です。
水温の低い時期なので、魚の動きも悪く、小さなアタリを取るのにも苦労します。
食いのよいときは、ピリピリとかチョンチョンの小アタリがよく出ますが、食い渋るとチョンのアタリが1回とか、チョン、ピリッで終わりということがよくあります。
基本的には、あまり浮かない魚なので底を狙います。
しかし、食い渋ったときは、思い切って仕掛けを這わせ、ゼロテンションからゆっくり誘い上げてきて、仕掛けが張った瞬間にアタルことがよくあります。
アタリがないときは、仕掛けを動かせ!!
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