ナマズゲームしてみよう!水路はナマズ釣りに最適!住宅街の水路や田んぼでサクッと楽しめるぞ!?
釣り人の皆さん、ナマズゲーム(ナマズ釣り)をしたことはありますか? 実は、近くにある水路で簡単に楽しめるお手軽な釣りです! ナマズの強い引きは、一度経験したらやみつきになるこ…
FISHING JAPAN 編集部

ナマズは古くから池や水路で頻繁に目撃される淡水魚として知られています。
ルアーへの反応力の高さから、ナマズ釣りが注目され、その人気度は上昇傾向にあります。
「あんなヌルヌルした生き物、触れるかなあ、、」
「急に噛み付かれたりしないか心配だよ」
ナマズ釣りの初心者からは、こんな声もよく聞こえてきます。ですが、ナマズのチャーミングな表情を一度見れば、その魅力に引き込まれてしまうこと間違いなしでしょう。
この記事では、ナマズの釣り方や最適な時期・釣り道具・エサ・ルアー・釣りのポイント等について、具体的に詳しくお伝えします。
目次
ナマズの釣り方は、至ってシンプルです。
ルアーか餌を仕掛けにセットして、ナマズのそばにキャストすれば、すぐに反応してきますよ。
ナマズ釣り初心者の方々でも、ナマズの居そうなポイントに正確にルアーや餌を届けることができれば、ほぼ釣り上げることができるでしょう。
となれば、ポイントの見極めが重要といえそうですね。
それから釣れる時期や時間帯にも、気を配らなければなりません。

ナマズが釣れる時期は、水温によって変わります。
冬は釣れない!と決め付けている人がいますが、水温が10℃以上あればナマズはじゅうぶんに活動しています。
例えば、紀伊半島を流れる紀ノ川流域では、冬の1月にナマズ釣りがおこなわれていますよ。
釣れる時期の目安として、3月初旬から11月いっぱいまでは、釣りを楽しめると考えていいでしょう。
釣れる時間帯は、夕方から夜にかけてがおすすめです。
ナマズは夜行性ですから、昼間より夜間の時間帯のほうが釣れる確率は上がります。
水温をチェックしながら、夜間の釣りができそうな時期に釣り場へ出かけてみましょう。
ナマズ釣りの仕掛けは、ルアーと餌で全く異なります。
ルアーを使う場合、音の鳴るノイジータイプや、水を攪拌させるクローラーベイトなどのルアーがおすすめです。
夜釣りになるようなら、ボディにグロー系塗料を施したフローティングルアーを選ぶようにしてください。
タックルは、ベイトリールを搭載したベイトタックルを用意します。
50ポンド以上のPEラインを巻いて、ショックリーダーも結んでおくと、根ズレでラインブレイクしてしまう恐れを抑えられるでしょう。

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ナマズ釣りをルアーでおこなう場合、ベイトタックルを組んで対処することが多いですね。
濃いカバーの中へルアーが引きずり込まれるケースがあるので、ラインは太めにすべきですし。ロッドも頑丈な仕様のものを使うようにしましょう。
具体的には、ロッドのガイドシステムは、ダブルフットガイドのほうが強い引きに耐えられます。
ただし、ロッドのブランクスは軟らかいほうがナマズを弾かないので、フッキングに持ち込みやすいですよ。
ロッドの長さは、5~7フィート程度なら扱いやすく、バラシも減らせるでしょう。
足場の高い水路などで釣りをおこなう場合は、少し長めのロッドを用意して、手前に生い茂る草木を越えて釣りを展開してください。
ロングキャストよりも、ピンポイントを確実に射抜けるスキルが求められます。
ナマズ釣りの仕掛けで餌をメインに使うようなら、中型クラスのスピニングリールを搭載したスピニングタックルが使いやすいでしょう。
4000番台のスピニングリールに、4号以上のナイロンラインを巻いてください。
ワーム用のシングルフックで3/0番程度を用意して、ミミズやカエルをチョン掛けした状態で、ポイントへ投入します。
こういったウキもオモリも付けずに餌とフックだけの釣り方を、ナマズのポカン釣りと呼んでいますよ。
昔からある釣り方ですから、釣り場で年配の人を見かけたら、詳しい方法を尋ねてみるのもいいかもしれませんね。



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ナマズを餌で釣る場合、ミミズやカエルに触らなければなりません。
フックにそれらを装着してから釣りがスタートするからです。
「ええっ、ミミズにカエル!?絶対ムリ、絶対触りたくない!」
そういう人は、餌釣りには向きません。
触りたくないものを無理矢理触って釣りをするのは酷ですから、餌釣りよりもルアー釣りをすることをおすすめします。
ただし、餌釣りのほうが短時間で釣れてしまうことが多いので、早くナマズをゲットしたい人はミミズやカエルのあの感触に耐えられるようになっておきましょう。
ナマズ釣りの理想的なポイントは、河川へと注ぐ用水路となります。
河川自体では、広大すぎてナマズを探し出すのが難しく、どこから釣りをスタートすればよいか迷うこともあるでしょう。
しかし、小規模な用水路なら、水面が近いため、ナマズを見つけやすいというメリットがあります。
その中でも、排水管から水が注がれている場所や、堰の近くなど水が激しく動いている場所は、特に注目すべきポイントとなります。
橋の下や草木の後ろなども、ナマズが隠れている可能性のあるスポットと言えるでしょう。
ナマズの口から釣り針を外すためのプライヤーや、夜釣りの際のヘッドライト、そして安全確保の為のライフジャケットなどは、絶対に装備して釣りを行うように心掛けてください。


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ナマズ釣りをするのに用水路は格好の釣り場です。
でも通常の河川と違うのは、幅が狭くて街中を縦横に走っているケースが多いということ。
そうなると人の家の目の前や道路に隣接した場所で、釣りを始めることになります。
現行の道路交通法では、通行の妨げになる行為は禁止されていますから、クルマや通行人の邪魔になるような釣り場は絶対に避けましょう。
また人の家の前で釣りをすると、中に住む人からすれば、うるさいと感じるケースが多いのではないでしょうか。
どの釣りもそうですが、迷惑行為につながる釣りは、厳に慎まなければなりません。
自分たちだけが楽しければいいという発想を拭い去らなければ、釣りをしてはいけないのです。
みんなでワイワイ楽しむ釣りも、独りで集中して楽しむ釣りも、どちらも面白いですよね。
釣りは楽しいのがイチバン!なのですが、自分だけ良ければいいというわけではありません。
特に小規模な水路や河川では、ナマズの釣れるポイントが限られています。
そんなときは、同じポイントに立ち止まって釣りをする時間をあらかじめ決めておいて、みんなでポイントを譲り合うようにしましょう。
単独釣行のアングラーも、釣り場で他のアングラーに偶然出会うケースがありますから、自分の入っていたポイントを一定時間で解放する気配りが必要です。
釣り場で手に入れたナマズは食用としてもいいですが、もし小さな稚魚だったら、家の水槽に入れてみて飼育してみてはいかがでしょうか。
これからのナマズ釣りのために、その生態をきちんと見て理解することが大切です。
水槽にナマズを入れてみると、思った以上に活動的に動き回ることに驚くでしょう。
普段は底で静かに過ごしているイメージですよね。
食事はよく食べるので、見ている間にすぐに大きくなります。
しかし、大きくなりすぎると、現在の水槽では狭くなってしまうので、より大きい水槽に移すか、もとの釣り場に戻してあげましょう。
大きくなったナマズが再びルアーを力強く噛んでくれるのを楽しみにしましょう!
小さなナマズは愛嬌があって、とてもカワイイ生き物です。
餌を与えると徐々にこちらに慣れてきて、水槽のそばに近寄るだけで身体全体をくねらせてアピールしてきますよ。
そうなると、どんどん餌を与えてしまい、ぷっくり膨れて太ったナマズに育ってしまいます。
長く観賞したいなら、餌を与える時間や量をあらかじめ決めておくようにしましょう。
ナマズ釣りに関して特集しましたが、いかがでしたか?
あまり難しく考えずに、近場の水路などでナマズ探しから始めることをおすすめします。
例えば小さな橋を見つけたら、その陰になっているところを入念に観察してください。
ミオ筋からのカケアガリにも、ナマズは潜んでいることがあります。
細いヒゲをゆらゆら揺らしている生き物に、いきなり出会えるかもしれませんよ。
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