【釣り初心者にオススメ】春まで待てない！3月の水辺でバス釣りの基本を学ぼう！

ルアー釣りをやってみたいけれど、何から始めていいかわからない！って人、結構いるんです。

そんなときは、バスを釣ることをオススメしますよ。

バスは、年間を通していつでも釣れる、数少ない釣り対象魚。

少し肌寒い季節からでも、全く問題なくチャレンジできちゃうんですよね！

春になる前は、気温が6℃から12℃くらいを行ったり来たり。

ニンゲンにとっては寒くて仕方ありません。

でも、釣りを始めたいと思っている人は、早く水のそばへ出かけたいですよね。

ちょっとクルマを走らせて、近くの池を覗きに行ってみましょうか。

以前から知っている池ならどこでもいいですよ。

ただし、釣り禁止でないところを選んでください。

現場に到着して、水面を覗き込んでみると、なにやら水がぼんやり薄く濁っています。

魚の気配はありませんが、いったいどうしたのでしょう？

実はこれくらいの浅いところ(=水深1メートルより浅い)に、バスは産卵床を作る習性があります。

水温が11℃を上回ったら、まずオスのバスから産卵床に適した場所を探しにやってきますよ。

泥をかぶった岩や沈木などを尾ひれで払い掃除したり、メスに連絡に行ったりと大忙しに。

とても貴重な、バスの生態を間近で見ることができるのです。

釣り初心者なればこそ、自然観察に時間をかけることが重要といえるでしょう。

水深と水温に注意して、トップウォータールアーをぽつんと浮かべてみてください。

ポッパーでもクランクベイトでもいいですよ。

必ず通りがかりのバスが、「なんだコイツ？」と口でくわえてくれますから。

ひとつだけ守ってほしいことがあります。

産卵床にメスが入ってきて産卵を始めたら、そっとしておいてあげてください。

1年もすれば、その卵が成魚に育ち、我々のルアーを追いかけてくれるようになりますから。