メタルジグのアップ写真

メタルワサビーに2023年新しいウエイト27gが追加【ノリーズ】

FISHING JAPAN 編集部

使用頻度の高いジギングスプーンとして、往年のホプキンスショーティー・1ozは外せないアイテムでした。

2023年ノリーズのメタルワサビーにも、待望のウエイト・27gが追加ラインナップされます。

その特徴や使い方、既存ウエイトモデルの実釣インプレをご紹介しましょう。

なかなか獲れないシチュエーションでも、魚が口を使ってくれる最後の切り札が、メタルワサビーです。

メタルワサビーとは

メタルワサビーとは、ノリーズから発売中のバス釣り用ジギングスプーンのことです。

さまざまなウエイトが用意されていて、ボートゲームはもちろん、オカッパリからのロングキャスティングゲームにもしっかり対応してくれるアイテムです。

とてもシンプルなルアーですが、デザインや厚み・テーパーは、まさにオリジナリティの塊。

水中でフォールさせると、ウォブリングしながら落ちていき、スライドアクションも発生させます。

設定ウエイトは、最も軽いものから順に、4g・8g・12g・18g。

そして2023年には、待望のヘビーウエイト・27gが追加されます。

重いジギングスプーンのメリットは、大きく分けて2つ。

ひとつは、水圧のかかる水深でも、キビキビとしたアクションを繰り出せるところにあります。

細いPEラインを用いれば、そのキビキビ感はより一層メリハリのあるものになるでしょう。

27gもあれば、ボトムに到達するのは、あっという間。

岬やブレイクラインなどの地形変化を、真上からロッドワークでコントロールしながら、叩くようにしてなぞっていきます。

当然途中には、切り株や沈木・岩などのカバーが存在していますから、フックが引っ掛かってしまう展開に。

それでも27gもウエイトがあれば、むやみに引っ張って外そうとせずとも、ラインのテンションを緩めるだけで、下に向かって落ちようとするチカラがドン!と働き、外れてくれるでしょう。

その外れやすさを利用かすれば、目に見えるシャローエリアの倒木・枝撃ちも敢行できます。

本来ワームリグなどで撃つ対象ですが、そういうナチュラルなアプローチに口を使わないバスが居ます。

そこで27gのメタルワサビーをラインに結び、カバーを直撃するのです。

重さは一瞬でカバーを突き抜けますから、奥にいるバスの目の前に登場することに。

リアクションバイトを誘う上で、これ以上の登場のさせ方はないでしょう。

もうひとつの重いジギングスプーンのメリットは、ボトムを叩いてトントン!という音を響かせることができることです。

独特の低い音は、バスにしっかり届いて、意外なくらい集魚効果があります。

往年のジギングスプーン・ホプキンスショーティーでその効果を知り、メタルワサビーの12gや18gでも、音が響いていると実感しました。

それが27gと重くなるのですから、これはもう積極的にボトムを叩きたくなるのは当然でしょう。

メタルワサビーの実釣インプレ!

メタルワサビーの8gを使って、池やリザーバーのショアから、ロングキャストで地形変化をなぞりました。

低水温期に効くアプローチで、スピニングタックル+0.6号PEラインの組み合わせだと、とてもバスのアタリを取りやすいです。

ボトムに沈んでいる鯉やニゴイなども食い付いてくるので、低水温期とは思えない釣れっぷりに驚かされました。

このショアキャスティングゲームからヒントを得て、ソルトウォーターゲームでもメタルワサビーを使っています。

いわゆるライトショアジギングゲームを実践してみて、サバ・ソーダガツオ・ハマチ・サゴシなどを獲ることができました。

4gだと、ロックフィッシュ全般やカマス・メッキも果敢にアタックしてきます。

ただ巻きリトリーブはもちろん、スライドフォールやウォブリングフォールを織り交ぜると、好釣果につながります。

合計8種類のカラーバリエーションからお気に入りのカラーを選ぼう!

メタルワサビーの27gには、全部で8種類のカラーバリエーションがラインナップされています。

●ゴールドラッシュカラー

●クリアーウォーターグリーンカラー

●スポッテッドシルバーカラー

●スポッテッドゴールドカラー

●ライブギルカラー

●グリーンバックイエローゴールカラー

●リアルシュリンプカラー

●カメヤマワカサギカラー

フラッシング効果を期待できる配色ばかりで、水質や水深に合わせて使い分けてみましょう。

メタルワサビーを操るのにおすすめのタックルを選んでみた!

メタルワサビー27gをボートからバーチカルに操作するのに適している、おすすめのタックルをご紹介しましょう。

ロッドは、張りのあるブランクスのベイトロッドがマッチします。

リールは、PEラインを巻いて使いやすいベイトリールがいいでしょう。

シマノ(SHIMANO) ルアー竿 バス釣り 22 バンタム 165MH

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シマノから発売されているバス釣り用ベイトロッド・バンタムシリーズの中から、165MHを選んでみました。

全長は1.96mと、取り回ししやすい長さになっています。

1ピース仕様なので、仕舞寸法も同じ。

ウエイトは125gで、ブランクスの先径は2.4mm。

適合するルアーウェイトは、10gから30gまで。

適合するラインは、PEラインなら最大4号までで、モノフィラメントラインなら10lbから20lbまでです。

ブランクスのカーボン素材含有率は、99.6%に設計されています。

実際に手に取ってみると、とても張りがあって、手元感度が高くなっていると感じました。

ガイドは小径ですから、ラインが絡まりにくく、連続でロッドワークを繰り出しやすいです。

グリップは細身で握りやすく、メタルワサビーのリフト&フォールを実践しやすいでしょう。

実売価格は3万円台と、購入を検討しやすい価格帯に設定されています。

根掛かりしてもロッドを煽らずに、ラインテンションを何度も抜いて外しにかかりましょう。

外れたら一気に回収して、ラインの傷みやフックが鈍くなっていないか、入念に確認してください。

シマノ(SHIMANO) ベイトリール 両軸 20 メタニウム HG RIGHT バーサタイル

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シマノからリリースされている軽量ベイトリール・メタニウムシリーズの中から、ハイギア仕様を選んでみました。

ギア比は7.1対1ですから、ハンドル1巻きにつき76cmのラインを回収することができるようになっています。

最大ドラグ力は5.0kgで、ウエイトは175gと軽め。

スプール寸法は、直径が34mmで、幅が19mm。

ラインキャパは、モノフィラメントラインなら12lbを100m巻けます。

ハンドルの長さは42mmで、ボールベアリングは10個採用されています。

実際に釣り場で使ってみると、とてもコンパクトで手のひらに収まりやすく、長時間使っていても手首・ヒジなどが疲れてこない印象を持ちました。

スプール回転は軽快そのもので、ロングキャストもフリーフォールも得意としています。

実売価格は3万円台と、ハイスペックならではの価格帯に設定されています。

カッチリしたボディ剛性を保持しているので、長期に渡って使い続けられるのが強みのベイトリールです。

メタルワサビー追加ウエイトの気になる発売日はいつ?

メタルワサビー追加ウエイトの気になる発売日は、2023年の9月を予定しています。

メーカー希望販売価格は、1,200円です。

まずはフィールドでキャストしてみて、どれくらい飛距離が伸びるのか体感しましょう。

それからボトムとの接地感、根掛かりしたときの外しやすさを、時間をかけて味わいたいものです。

着底しているイメージが頭の中に浮かぶようになれば、メタルワサビーは大きな味方になってくれるはずです。

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