釣りのノット特集!釣りに使うラインの結び方を習得しよう
釣りで使うラインは、ライン同士結んだり、フック=針やスイベル・スナップと結んだりと、さまざまな形で結ぶことになります。 その結び方をノットと呼びますが、基本となるノットを習得し…
FISHING JAPAN 編集部釣糸=ラインには、さまざまな種類があります。
最近の釣りでよく使われているのは、撚り糸構造のPEラインで、撚り糸故に擦れに弱い!というデメリットを抱えています。
それをカバーし、根ズレしそうな場所にも果敢にアプローチできるようにするのが、PEラインの先端にショックリーダーラインを結ぶという作業。
でもこのラインとラインを結ぶのが、とても困難で、苦手に感じている人が多いのです。
ここでは、釣糸=ライン同士の簡単な結び方について、詳しくご紹介します。
目次
釣糸=ラインの結び方のことを、ノットと呼びます。
ノットには、かなりたくさんの種類が存在しています。
なぜそんなに多くなってしまったのかというと、ひとつのノットをやり込むうちに、アングラー個々が工夫を加え始めたからです。
自分ならこの部分の行程を、こんなふうに簡単に効率よく仕上げるのにな!という具体的な改善が、独り歩きをし始めたわけです。
今ならスマホがありますから、ノットの作業をすぐに動画に収めることができます。
それを知り合いや仲間に見せるだけでなく、動画サイトのYouTubeなどに掲載すれば、あっという間に広がっていくでしょう。
PEラインの登場とともに、ラインとラインを結ぶノットに注目が集まるようになりました。
擦れ・根ズレに弱いPEラインを釣りで使うには、ショックリーダーラインと結ぶことが不可欠だからです。
最もよく知られているノットは、電車結びでした。
でも電車結びのまま、ルアーやメタルジグをキャストすると、ノットが解けてすっぽ抜けるトラブルが多発。
これではルアーやメタルジグがいくつあっても足りない!という展開になったのです。
そこでさまざまなノットが、釣り場で試されるようになりました。
何よりも優先されたすっぽ抜け対策は、FGノットによって解消されたかに思えました。
でもこのFGノット、なかなかに難解で、何度結んでも結び目のカタチが整わなかったり、そのせいで強度が低かったりと、上手くいかないケースが数多く発生しました。
もっと簡単に結べるノットはないものか?という考えのもと、編み出されたのが、10秒ノットです。
動画を観て分かる通り、釣糸=ラインの結び方としてとても簡単な行程で仕上げられるのが、10秒ノットのメリットです。
まさに10秒もあれば、PEラインとショックリーダーラインを結ぶことができるでしょう。
ただし、表面に張りがあるような、一定以上の反発力がラインから得られる状況なら、このままの結び方でいいのですが、アジングゲームやメバリングゲームの場合、ラインは極細になります。
ちょっとしたチカラの掛かり具合で、定位置からズレてしまうので、10秒ノットの仕上がりが崩れてしまうことに。
そうなると実際に魚がルアーに掛かったとき、その大きな負荷で結び目から崩壊してしまうかもしれません。
せっかく掛けた魚をバラすなんて、何としても防ぎたいもの。
いったいどうすればいいのでしょうか?
10秒ノットの動画を観直してみると、ショックリーダーラインでヘアピン状に輪っかを作るシーンがあります。
ここに右手の中指を引っ掛けて、釣糸=ラインに意図的にテンションをかけるのです。
意図的に張り詰めることで、ショックリーダーラインに反発力が生まれます。
その状態を維持し、PEラインで縛っていくイメージで作業をおこなうと、完璧な10秒ノットに仕上がるでしょう。
ショックリーダーラインが主体で、そこにPEラインを巻き付けて縛る!という発想があれば、ノットの仕上がりはかなり良くなるはずです。
アジングゲームやメバリングゲームで使ってみたい、おすすめのラインをピックアップしてみましたので、ぜひ試してみてください。
シマノ(SHIMANO) ショックリーダー ソアレ EX フロロカーボン 30m 1.0号 4lb クリア CL-L23K 釣り糸 ライン 1号
10秒ノットをマスターしたら、アジングゲームにチャレンジしてみましょう。
おすすめのタックルをご紹介します。
ロッドは、オールラウンドに使えるショートレングスなスピニングロッドがマッチするでしょう。
リールは、2000番から2500番サイズで、軽量なスピニングリールを装着しましょう。
シマノのアジングゲーム用スピニングロッド・ソアレXRシリーズの中から、S54SUL-Sを選んでみました。
全長は1.63mと、取り回ししやすい長さに設計されています。
継数は2本で、仕舞寸法は84.3cmにまで縮まります。
ウエイトは60gと軽く、先径は0.8mm。
適合するルアーウェイトは、0.3gから6gまで。
適合するラインは、PEラインなら0.1号から0.4号までとなっています。
ブランクスのカーボン素材含有率は、97.5%です。
実際に手に取って継いでみると、とても軽くてシャープなブランクスに仕上がっている印象を持ちました。
ロッドティップの曲がり込みは素早くしなやかなので、アジのショートバイトを弾かずにフックアップできるでしょう。
ガイドにはラインが絡まりにくく、そのおかげで手返しのいいキャストを続けられるはずです。
実売価格は2万円台と、購入を検討しやすい価格帯に収まっています。
じっくりとライトソルトウォーターゲームに取り組みたい人に、おすすめの1本といえそうです。
ジク単には、大きめのシーバスやチヌが食い付いてくることがありますが、慌てずに時間をかければ、水面まで浮かせることができるでしょう。
無理やりロッドを立てて引き寄せようとしないほうが、バラシの危険性は抑えられます。
ソアレXRシリーズには、専用のスピニングリールもラインナップされています。
ギア比は5.3対1ですから、ハンドル1巻きにつき72cmのラインを巻き取ることができるように作られています。
実用ドラグ力は2.0kgで、最大ドラグ力は3.0kg。
ウエイトは165gと軽めで、スプール寸法は直径が43mm、ストロークが13.5mm。
ラインキャパは、PEラインなら0.6号を200m巻けます。
ドリフト釣法を多用する人なら、これぐらい多めのラインストック量があったほうが、扱いやすいでしょう。
ハンドルの長さは45mmで、ボールベアリングは9個搭載しています。
実際に手に取ってハンドルを回してみると、とても滑らかな巻き心地を体感できました。
ローター回転も軽やかで、ドラグレスポンスもライトライン向きに軽快です。
実売価格は2万円台と、コスパ優秀な価格帯に収まっています。
やや太いラインにシフトして使うこともできる、C2500番。
これからユーザーをどんどん増やしいく番手に、なっていくかもしれません。
不意に掛かる大型魚にも、じゅうぶん対応可能でしょう。
釣糸=ラインの結び方の方法や注意点、おすすめのライトソルトウォーターゲーム用タックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?
今回は、注目の10秒ノットにスポットを当ててみました。
もっと多くの結び方が存在するので、自分なりに試してみることをおすすめします。
もしかすると、もっと早く確実に仕上げることのできるノットが、見つかるかもしれません。
太いラインと細いラインで、用いる結び方を変えてみるのも、ノット習得のコツといえるでしょう。
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