釣りに使うカバン=タックルバッグはどれを選べばいいの?
釣りシーンには、さまざまな道具を持ち出さなければなりません。 ルアーやライン・ウエイト・カッター・プライヤー・フィッシュグリップなど、多種多様なものを取り出しやすいカタチで収納…
FISHING JAPAN 編集部オカッパリシーンでテキパキと釣りを展開している人を見ると、タックルの整理や持ち運びがとてもスムーズです。
それ機動性・収納量の高い釣り用バッグを携帯しているからでしょう。
両手はフリーで使える釣り用バッグは快適な釣りを行うために必要不可欠なアイテムです。
今回はそんな釣り用バッグの特徴や種類・選び方についてご紹介しましょう。
目次
釣り用バッグとは、釣り場に持ち込んで扱いやすい、タックル収納バッグのことです。
さまざま種類がありますから、アングラーに人気のタイプをピックアップしてみましょう。
釣り場にはたくさんのタックルを持ち込みたいもの。
そのほうがあらゆるシチュエーションに対応しやすいと考えるからです。
どんどんタックルをバッグに詰め込んでいくと・・・当然かなり重くなってしまうでしょう。
重い釣り用バッグは、それだけですごく負担になります。
腰や肩・背中などに過度な重みが掛かったら、ロッドを普通に振ることも難しくなってきます。
それを長時間続けるとなると、集中力はガタ落ち。
魚からのアタリも見逃すようになってしまい、釣果はヒドイものになる恐れが。
それを防ぐためにも、釣り用バッグを選ぶ際には、自分の釣りスタイルにマッチしたものが必要になります。
しかも、重くならないこと。
各釣りタックルが取り出しやすいこと。
使ったら収納しやすいことも、絶対に外せない要素となります。
それでは、ワンショルダータイプの釣り用バッグの中から、おすすめのアイテムを取り上げてみましょう。
ワンショルダーバッグ3も用意されているので、容量の違いなどをチェックして、自分に合ったほうを選んでください。
本体サイズは、240X270X100mmとややコンパクト。
ウエイトは約500gと軽めで、本体素材はポリエステル100%になので、とても撥水性が高くなっています。
小雨や水飛沫が掛かったくらいなら、中身を濡らしてしまうことはないでしょう。
サイドポケットや内ポケットがたくさん付いていて、ワンショルダー構造なのでキャスティングしやすいのが特徴です。
キャスティング動作の腕の動きをイメージしてください。
ワンショルダーなら動きを阻害しにくい形状ですから、このバッグを背中に配置したままでもストレスなくロッドを振り切ることができます。
シマノからリリースされている、腰周りやお尻で支えるコンパクトな釣り用バッグです。
ヒップバッグと呼ばれていて、肩に負担が掛からないのが最大のメリットでしょう。
両腕フリー状態がアングラーの要望なら、両腕につながっている肩もフリーでありたいと願うのは当然。
収納量は前述のワンショルダーバッグより落ちてしまうものの、その選択はまさに個々のアングラーの嗜好に委ねられるでしょう。
ボディの外寸は、290×100×170mm。
かなり小さな容量になるので、釣り場への持ち込みタックルを絞り込みたい人向きです。
ボディの素材はポリエステルですから、水に強く安心して釣りを続けられるでしょう。
いわゆるバックパックタイプの釣り用バッグです。
大容量であることが最大のメリットで、数多くの釣りタックルを釣り場へ持ち込みたい人に向いています。
背中に背負って歩くので、一応両腕はフリー状態になりますが、ロッドを思い切り振ってキャスティングをおこなうのは、ちょっと無理があるでしょう。
釣り場に到着したら、このバックパックを地面に降ろしてから、釣りを始めるのがセオリーとなります。
中身を取り出すのも、背負っている状態では難しいので、一旦降ろすことを強いられます。
ロッドケースやランディングツールなどを差し込めるサイドポケットが付いていて、2層コンパートメントになっており、下段はPVCシートを用いた防水仕様です。
角度調整が可能なフロントポケットが装備されていて、フィッシュグリップ・プライヤー・各種ルアー・カッターなどを豊富に収納できます。
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釣り用バッグに収納して活用したくなる、おすすめのタックルをご紹介しましょう。
まずは、ランディングツールから。
フィッシュグリップを常に携帯していれば、歯の鋭い魚が釣れてもホールドしやすいでしょう。
ダイワ(DAIWA) リールケース フィッシュグリップ ST225 レッド
ダイワからリリースされている、携行しやすいフィッシュグリップです。
全長は約225mmですから、釣り用バッグの中に収納することも、外側のホルダーに装着することもできるでしょう。
ウエイトは約140gと軽めなので、バッグ全体のウエイトを下げる効果があります。
ステンレス製のフックは、約3.5cmの開口を保持しています。
これなら大型魚から小型魚まで、きっちり対処可能です。
スライドトリガーを指て引いて、魚をホールドする仕組みになっています。
グリップ部分には、滑り止めを施してあるので、水に濡れた手でも握りやすく安定した作業をおこなえるでしょう。
またグリップエンドには、尻手ロープの取り付けができますから、誤って海に落としてしまう展開を防げます。
実際に手に取ってみると、とても握りやすくて各部の稼動がスムーズな印象です。
独特のデザインはダイワらしく、釣り場で映えるのは間違いなさそうです。
実売価格は8千円前後と、コスパ優秀な価格帯に収まっています。
フックの形状が絶妙で、例えば70cmクラスのシーバスをつかんだとき、少々暴れても全く外れてしまう状態にはなりませんでした。
ホールド力が高いと、安心して使いこなすことができます。
シマノ(SHIMANO) 釣り用プライヤー フックリリーサー パワープライヤー ブラック CT-561P
シマノから発売中の、釣り用プライヤーです。
本体サイズは185×50×16mmと、とてもコンパクトに作られています。
本体素材は、ブレード部分がステンレス製で、錆びに強いフッ素加工が施されています。
先端はスプリットリングオープナーになっており、5番から11番サイズのスプリットリングに対応可能です。
またPEラインに対応できるように、ギザ刃を採用したラインカッターが装備されています。
ロック部分は、片手で開閉作業をおこなえるようになっています。
ソフト素材を用いたハンドルは、握りやすさを追求した形状に仕上がっています。
エンドロープやランヤードを取り付け可能な穴も、しっかりと開けられています。
実際に手に取ってみると、とても扱いやすくて操作性の高いプライヤーに作られている印象です。
特にスプリットリングの開閉はスムーズにおこなえますし、細いPEラインもスパスパカットできます。
実売価格は3千円台と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。
釣り用バッグのポケットに収納したり、専用ホルダーに装着して使ってみましょう。
釣りバッグの特徴や種別、用いる方法、そして保管しておきたいおすすめの釣具についてお話ししましたが、いかがでしたでしょうか?
防水機能は非常に重要ですが、完全に防水にするのは難しい場合があります。
フィッシャーマン自身が釣りバッグを水浸けにしないように気をつけ、持ち運びを行うことが必要となります。
釣行から戻ったら、表面に付着した泥やその他の汚れを、濡れたクロスなどで丁寧に拭き取ることをお勧めします。
定期的なメンテナンスが、釣りバッグを長寿命に保つための一助となることは確かです。
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