オモリのアップ写真

オモリの号数って何グラムを表しているの?釣り用オモリ特集

FISHING JAPAN 編集部

釣りに用いるオモリには、号数が表示されています。

これって何グラムのことか、ご存知ですか?

ここでは、オモリの号数や釣り場での使い方についてご紹介しましょう。

知っているようで知らなかった、オモリの世界に踏み込んでみます。

オモリってどんなふうに使うの?

オモリとは、釣りで用いる釣具のひとつで、仕掛けなどを狙った水深に沈めたり、遠くまで届けたりするのに使います。

浮力が無いですから、水中に入れるとそのままボトムを目指します。

着底した後、つながっているラインを張ることで、アングラーにさまざまな情報を伝えることができます。

オモリと一緒に連なっている仕掛けを、ボトム付近まで届ける役割も担っていますし、水流のある場所なら、それに流されないように踏ん張る役割も持っています。

そんなオモリが釣具店で販売されているのを見ると、パッケージに号数が印字されているのに気づきます。

見慣れたグラムやキロ表示がありませんから、この号数で重さをイメージできなければなりません。

具体的に、何号が何グラムになのか確認してみましょう。

まずは、オモリの形状から。

ナス型オモリは、まさに茄子のようなカタチをしていて、ラインを結ぶアイとオモリ本体で構成されています。

このナス型オモリには、およそ0.3号から300号までが設定されています。

防波堤などから釣りをおこなう場合なら、重くても20号前後まで使うことになるでしょうか。

オモリの重さは、0.3号なら1.125gになります。

0.5号なら1.875g、0.8号は3g、1号は3.75g、1.5号は5.625gです。

数字で覚えようとすると、かなりややこしくて頭に入ってこない印象を受けるでしょう。

1号で3.75gだと記憶しておくと、他の号数を手にしたときに、掛け算をすればグラム数に換算できます。

でも、3.75って掛け算しにくいですから、四捨五入して4をベースに掛け算してみるのもいいかもしれません。

実際に釣り場に出てオモリを使っていると、潮の流れや水深に合わせて取り換えていくことになります。

ああ、これぐらいの潮の動きならこの号数がマッチするのか!と体感できるようになれば、感覚的にオモリの号数を活用できるのではないでしょうか。

ガン玉タイプのオモリの重さは何と表記されるの?

オモリには、縦に割れたガン玉というタイプがあります。

このガン玉オモリは、号数の表記ではありません。

数字とアルファベットのBを用いて表記するので、こちらもグラムと換算できるようになっておきましょう。

1Bは0.55gで、2Bは0.75gになります。

3Bは0.95g、4Bは1.20g、5Bは1.85g、6Bは2.65gです。

ずいぶんと軽めの設定ですし、重さの増え方も個性的。

かなりややこしいですから、時間をかけて覚えていくしかありません。

ちなみに、ジンタンと呼ばれるオモリは、このガン玉よりも小さく、G8が最も軽くて0.07gしかありません。

G7が0.09g、G6が0.12gと、数値が下がるごとにグラム数はアップします。

割りビシの重さ表記も個性的!

縦に割れたオモリには、割りビシと呼ばれているものも存在します。

これまたガン玉やジンタンとは、重さの表記が異なります。

最も軽いものは、極小と呼ばれていて、0.2gです。

次が小小で、0.25g。

小が0.4g、中が0.75g、大が0.9gとなります。

ずいぶんとオモリの重さ表記には種類があり、一度に全部覚えるのは至難の業でしょう。

自分が今からおこなう釣りに合わせて、そこで使うオモリの表記をその都度理解していくのがベターかもしれません。

防波堤の釣りでオモリを用いた釣りをしたい!どんなタックルがおすすめなの?

防波堤でオモリを使う釣りといえば、ちょい投げ釣りやサビキ釣りが挙げられるでしょう。

用いるオモリは、ナス型タイプの8号から12号前後になるでしょうか。

どちらの釣り方にも対応可能な、おすすめタックルを選んでみました。

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ダイワのリバティクラブシリーズの中から、2ピース仕様のスピニングロッドを選んでみました。

全長は2.74mでMLパワーブランクスなので、10号前後のオモリまで背負うことが可能です。

ちょい投げ釣りに使ってみたり、防波堤からのバーチカルなサビキ釣りに転用することもOKです。

仕舞寸法は142cmですから、釣り場までの持ち運びはとても便利でしょう。

標準自重は165gと軽めで、先径は1.7mm・元径は13.5mmになっています。

適合する錘負荷は、35gまでなので10号には耐えられるでしょうか。

適合するモノフィラメントラインは、8lbから16lbまでです。

ブランクスのカーボン素材含有率は、67%になっています。

ということは、グラス素材がかなり含まれていることに。

実際に手に取ってみると、適度は張りはあるものの、とてもしなやかに曲がり込もうとするブランクスの印象です。

これなら曲がりからの反発力を利用したキャストを敢行できますし、飛距離もじゅうぶん伸びるでしょう。

ガイドは、ラインが絡まりにくい並びになっていて、手返しよく使えるのは間違いなさそうです。

実売価格は7千円前後と、とても低価格な設定に収まっています。

購入を検討しやすい価格なので、装着するスピニングリールも同時に買い揃えたい人にぴったりかもしれません。

ロッドティップが細目なので、付いているガイドも含めて傷めないように持ち運びしてください。

ティップガイドで覆ったり、ロッドケースに収納して保管することをおすすめします。

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ダイワのバリスティックLTシリーズの中から、3000番のエクストラハイギアモデルを選んでみました。

ギア比は6.2対1もあるので、ハンドル1回転につき93cmものラインを巻き取ることができるように作られています。

標準自重は195gと軽めで、最大ドラグ力は余裕の10.0kgです。

ハンドルの長さは60mmで、ボールベアリング7個搭載しています。

ハンドルノブは、握りやすいT字型を採用しています。

ラインキャパは、モノフィラメントラインなら10lbを120m、PEラインなら1.2号を190m巻けます。

実際にフィールドで使ってみると、3000番とは思えないほどの軽さで、ハンドル回転も軽快そのものです。

ローター回転も滑らかなので、発生したラインスラックはカンタンにスプールに収めてしまうことができます。

ドラグの反応も良好ですから、不意に大物が掛かっても慌てず対処できるでしょう。

実売価格は2万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に設定されています。

オールラウンドにさまざまな釣り方を楽しみたいなら、ぜひこのバリスティックLTシリーズを使ってみてはいかがでしょうか。

釣行から帰宅したら、ラインローラーやスプール周りに付着した塩気を、キレイに洗い流すようにしてください。

ラインにも付着しているので、そのまま放置せずに洗浄・拭き取りをおこなうようにしましょう。

オモリを上手く使いこなしてさまざまな釣りを楽しもう!

オモリの特徴や重さの表記、オモリを活用可能なおすすめタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?

形状や表記が、釣り方の数だけ用意され膨らんでいった感じがします。

全部をいきなり覚えようとするのではなく、やってみたい釣りを見つけてから、そこで用いるオモリの知識を身に着けていくようにしましょう。

釣りに出かける際には、釣り方に必要な分のオモリを事前に選別して、釣り場へ持ち込むようにしたいものです。

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この記事に関するよくある質問

号数って何ですか?

号数はオモリの重さを表します。見慣れたグラムやキロ表示がありませんから、この号数で実際の重さをイメージできなければなりません。

ガン玉って何ですか?

ガン玉というのは縦に割れたタイプのオモリです。ガン玉の重さは号数で表記されていません。数字とアルファベットのBを用いて表記するので、こちらもグラムと換算できるようになっておきましょう。

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