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[竹田ノブヒコのイチ押しルアーターゲット(第160回)]ティップランで狙う富浦沖のアオリイカ
今回のイチ押しルアーは秋から好釣果が続いているティップランエギングで狙う内房富浦沖のアオリイカでありやす。
すでに1kgオーバーもキャッチされていて今後も期待度は◎。
内房富浦港から出船する共栄丸の笹子宏宣船長に色いろとお話をうかがってみやしたよ!

1kgオーバーのアオリイカが釣れている
ノブ「午後船で狙うティップランエギングのアオリイカが盛り上がっているみたいですね」
船長「今日(12月4日)はトップ3杯が2人でしたが、いい日は一人で5~6杯上げる人もいます」
ノブ「アオリイカのサイズはどうでしょう?」
船長「300&~800g中心に1kgオーバーも上がっています。それと1.5kgクラスのモンゴウイカも交じります」
ノブ「釣り場はどのあたりをやってるんですか?」
船長「富浦沖の水深15~40mあたりです。今のところまだ水温が高くて浅場を中心にやっていますが徐々に深場をやるようになると思います」
ノブ「使うロッドはどんなものがおすすめですか?」
船長「やはり6ft前後ティップランエギング専用がいいですね」
ノブ「ラインは?」
船長「PEの0.6号がおすすめです。これにフロロカーボン2~3号のリーダーを2m前後付けてください」
ノブ「餌木はどんなものを用意すればいいッスか?」
船長「ティップラン専用の3.5号30gをメインに潮が速いとき用に50gも1~2個用意してください。それと様ざまな状況に対応できるように10~20gの餌木用シンカーも持ってきてください。根掛かりでロストすることもあるので予備も忘れずに」
ノブ「おすすめカラーなんてあります?」
船長「ナチュラル系やパープル系、ケイムラ、赤テープなど色いろありますが、カラーは好みでいいと思います。自分が釣れそうと思ったカラーが一番です」
ノブ「釣り方のコツを教えてください」
船長「餌木が着底したら3~5回くらい巻きシャクリして餌木をステイさせます。で、竿先にアタリが出たら合わせてください。この繰り返しなんですが、とにかくリズムよくシャクって竿先をピタリと止めてステイさせることが大事です。ステイさせているときに餌木を動かしてしまうとイカは乗りません。釣れた人のパターンを聞いてマネしちゃうのも手ですね」
ノブ「今後の見通しを教えてください」
船長「水温が下がるとアオリイカの群れが深場に固まります。それを狙い打つ感じで楽しめると思います。型もどんどんよくなりますよ」
ノブ「そのほか注意点があったら教えてください」
船長「18時に終了となるのでまずは防寒ですね。それとアオリイカに墨をかけられることがあるので、レインウエアは汚れてもいいものを着てください」
ノブ「今日はありがとうございました。ティップランで釣ったアオリイカの刺身で熱燗をキューッとやりたくなっちゃいましたよ」
船長「ハハハ! アオリイカはうまいですからねぇ。今年は例年よりいい感じなので竹田さんもぜひ遊びにきてください。お待ちしていま~す!」
ノブ「ハ~イ!」

餌木に専用のシンカーを付けて重さを調節する

INFORMATION
内房・富浦港 共 栄 丸
090・7244・0460
▼ 備考=13時30分出船。富津館山道路富浦ICより約5分
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隔週刊つり情報(2024年1月1号)※無断複製・転載禁止

