神戸空港エリアで釣りを楽しみたい！おすすめの釣り場や釣り方・タックルをチェック

兵庫県神戸市で釣りを楽しみたいと思ったら、かなり釣り場は限られてしまいます。

季節ごとにさまざまな魚が接岸してきて、多くの釣り人が集まるところといえば、神戸空港エリアでしょう。

親水護岸と呼ばれるポイントなら、アジやサバ・ロックフィッシュ・シーバス・チヌなどを釣り上げることができます。

詳しい情報や釣り方・おすすめの釣りタックルをご紹介しましょう。

「神戸空港ベランダだね！週末はめっちゃ混むよね！」

その通り！アクセスは便利なのですが、釣り場人気は高まるばかりで、釣りに行く時間帯などを調整する必要があります。

神戸市にある人気釣り場・神戸空港親水護岸についてご紹介しましょう。

まず場所ですが、ポートアイランドの南側に神戸空港があります。

夜景がとても美しく、デートスポットとしても知られていますが、ここの北岸エリアに親水護岸が設けられていますよ。

住所は、〒650-0048兵庫県神戸市中央区神戸空港１。

空港大橋を渡り切って、ベイシャトルの発着場を右手に見ながら回り込めば、目の前に出て来ますよ。

この釣り場は、無料の釣り公園として開放されています。

とても潮通しの良い立地条件で、ブリ・サワラなどの青物の回遊が見られますよ。

カサゴやメバルなどのロックフィッシュの定着も良く、さまざまな魚をターゲットにできるでしょう。

ただし、本格的な投げ釣りは禁止されています。

釣り人が多いことや、船舶の航行がひんぱんにあるからではないでしょうか。

親水護岸の名の通り、足元部分に敷石が沈めてある特殊な地形になっていますよ。

それにより水深がとても浅くなっていて、約5メートルから10メートル沖合いぐらいからブレイクラインが発生するように作られています。

足元の敷石が、魚礁の役割を担っているので、ロックフィッシュが多く居付いているんですね。

表層にはアジやイワシが回ってきますから、それを狙ってサビキ仕掛けを投入するのも有効ではないでしょうか。

釣果のサイズアップを狙いたいなら、飛ばしウキにサビキを付けて、ブレイクラインを越えた辺りに浮かせるといいかもしれませんよ。

前方に見えるポートアイランドと、神戸空港の間を流れる水道になっているので、潮の流れはかなり急です。

満潮・干潮の時間帯で魚の付き場にも変化が表われますよ。

自分なりにプランを立てて、どんな釣り方でアプローチするか決めておくといいでしょう。

神戸空港親水護岸で釣れる魚をチェックしてみましょう。

アジやイワシ・サバは、サビキ釣りで狙うことができます。

その他カサゴ・メバル・キジハタ・アイナメ・チヌ・シーバス・カレイ・タチウオ・サワラ・ハマチ・メジロ・コウイカ・アオリイカ・タコなど、豊富な魚種に恵まれていますよ。

投げ釣り以外のタックルを用意して、ビッグサイズの魚を釣り上げましょう。

直近の場所にトイレはなく、空港施設内に設置されているのを利用することになります。

駐車場は、有料の神戸空港海上アクセスターミナル専用駐車場を利用してください。

神戸空港親水護岸の釣り方ですが、他の釣り場ではあまり見かけない足元の敷石を、なんとか攻略したいですよね。

敷石の隙間には、カサゴやメバル・キジハタ・アイナメなどのロックフィッシュが潜んでいるはず。

これを根掛かりしないように釣ろうと思えば、ジグヘッドリグやチャターベイトではかなりムズかしいでしょう。

おすすめは、バス釣りでよく用いる高比重ワームのノーシンカーリグです。

2/0から3/0サイズのオフセットフックを用意して、そこにイモグラブなどの高比重ワームを装着しキャストしてください。

敷石の上に落としてズル引き、隙間に挟まってもノーシンカーリグですから、ロッドを立てて何度か振れば、スルリと抜け出てくれるでしょう。

夜釣りはもちろん、昼間でも有効なアプローチですから、ぜひ試してくださいね！

神戸空港親水護岸で使ってみたくなる、おすすめの釣りタックルを取り上げてみましょう。

前述の高比重ワームをノーシンカーリグでキャストするなら、スピニングタックルでもベイトタックルでもかまいません。

ただし、敷石による擦れを気にするなら、ラインは太いほうが無難ですよね。

太いラインを使えるベイトタックルで、ロックフィッシュを狙ってみましょう。

アブガルシアブランドからリリースされている、2ピース仕様のベイトロッドです。

ロックフィッシュゲーム以外にも、さまざまな釣り方に転用できる汎用タイプですね。

全長は7フィートとやや短めで、仕舞寸法は109.5センチになっていますから、釣り場までの持ち運びはとても便利です。

標準自重は122グラムと軽めで、トップガイドにはFujiのSiCガイドリングを搭載しています。

Xカーボンラッピングテープで、ブランクスのネジレ補強が施されていますよ。

適合するルアーウエイトは、3.5グラムから24グラムまで。

適合するPEラインは、0.8号から1.5号までです。

ブランクスのカーボン素材含有率は、98パーセントになっていて、レギュラーファーストテーパーです。

チューブラーなので、リフトの際にしっかりパワーの出るブランクスと考えていいでしょう。

実際に手にしてみると、軽くて振り抜けがいいものの、ベリーやバットにじゅうぶんな張りを持っている印象ですね。

それでも結構軽いルアーやリグをキャストできるので、高比重ワームのノーシンカーリグなら、安定した飛距離を伸ばせますよ。

実売価格は8千円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。

小型のベイトリールを装着すれば、目の前に真っ直ぐキャストするのはとてもカンタン。

ベイトリールやライン・ルアーと一緒に購入できそうなぐらい低価格なのは、とてもありがたいですね。

ゲーリーヤマモトから発売中の、定番高比重ワームです。

こちらは全長60ミリで、ウエイトが8グラムを超えていますから、ベイトタックルで悠々キャストすることが可能ですよ。

カラーバリエーションも豊富なのがイモグラブのメリットですが、このオレンジ系以外にホワイトやピンク系などもロックフィッシュゲームに効果的。

3/0番前後のオフセットフックに装着して、シンカーは付けません。

付けないことで、根掛かりを抑えることが可能になります。

全長50ミリサイズや、それ以下のものもラインナップされていますから、食いが渋いようならサイズのローテーションも実践してみてくださいね。

実際に使ってみると、飛距離は安定してよく伸びますし、カサゴやソイ・アイナメの食い付きも良好です。

敷石の隙間に入っても、焦らずゆっくりと引き出せば、根掛かりをかなり抑えられるのが嬉しいですね。

フグからの攻撃も受けるのですが、他のワームのように突起物がないので、ボティを少し齧られる程度で済むことが多いです。

実売価格は800円台と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されていますよ。

フックとともに複数種類のイモグラブを用意して、神戸空港親水護岸へ向かってみましょう。

キャストの際は、背後に人がいないか必ず確認するようにしてください。

神戸の人気釣りスポット・神戸空港親水護岸の特徴や釣り方、おすすめの釣りタックルについてご紹介しましたが、いかがでしたか？

週末はかなりの人出になりますから、密状態を避けるなら平日の利用が好ましいかもしれません。

他にも同じような釣り公園施設ができれば、分散が進んでもっと気軽に釣りを楽しめるようになるでしょう。