ルアーのアップ写真

ジャークベイトでビッグバスを釣りたい!使い方やおすすめアイテムをピックアップ

FISHING JAPAN 編集部

頭部のアゴ下にリップが付いていて、全体的に細長いフォルムのルアーといえば、ミノーですよね。

でもアメリカ人に見せると、これはジャークベイトだ!という答えがすぐに返ってきます。

どうやら両者の間に明確な区別はなく、ジャーキングというアクションを加えて操れるルアーなら、ジャークベイトにカテゴライズされると考えていいでしょう。

ここでは、そのジャークベイトの使い方や、おすすめのアイテムについてご紹介しましょう。

「ジャーキングっていうけど、アクション始めるとすぐに手元まで来ちゃうんだよ。」

「手首が痛くなって続けられないんだよな~、、」

そういう人におすすめの操り方も伝授しますよ!

ジャークベイトとは

ジャークベイトとは、小魚に似た細長いボディフォルムで、頭部アゴ下にリップの付いたルアーのことです。

一般的には、フローティングやサスペンドモデルを指し、シンキングタイプをジャークベイトと呼ぶケースはあまりないでしょう。

その理由として、ジャーキングを加えたときの左右への飛び=ダートアクションが、シンキングタイプでは沈みが入って維持できないからかもしれません。

左右への幅のあるダートアクションが、ジャークベイトの持ち味である!と、まるで固定観念のように信じられていることも一因です。

それだけでバスが釣れるのなら、その考え方もアリなのですが、実際にはどうでしょうか?

「ジャークベイトってあんまり飛ばないし、ジャーキング(=ロッドティップを下に向けてリズミカルにジャッ!ジャッ!と手首を動かしながらダートアクションさせる)を続けると手首が痛くなっちゃうんだよなぁ~、、」

だからジャーキングを加え続けるのは困難!と結論付ける人が多いように感じます。

続けられないのは、大問題ですよね。

その対策方法を考えてみましょう。

ジャークベイトの使い方①ただ巻き

ジャークベイトに反応がよくなるのは、春から夏にかけてです。

産卵を完了したバスが、捕食活動をし始めるからですが、そんな季節にジャーキングを加え続ける必要はありません。

着水後の3~5アクション程度にジャーキングをとどめて、あとはただ巻きにするほうが、広範囲を効率よく探ることができるでしょう。

ジャーキングのロッドワークにただ巻きを付加することで、手首の負担はかなり軽減されますから、痛くてツライ!という状況からは脱出できそうですよね。

「でも、ただ巻きして釣れるの?」

釣れるかどうかは、ぜひ釣り場で試してみてください。

ロッドを立てて、ラインに少したるみを持たせた状態でただ巻きをすると、効果的なV字の引き波が発生して集魚効果も高められますよ。

ウェイクベイトとしっかり重なるほどの釣果を期待できるでしょう。

ラインにたるみを持たせようとすれば、ハンドルの回転は自ずとゆっくりに。

そしてバスがバイトしてきたとき、たるみの分だけ口にくわえてから持ち去ろうとしてくれますよ。

ちょっとの距離ですが、それだけあればフックが口周りを刺すのにじゅうぶんな間を得ることができます。

もうひとつ、たるみの効能として挙げられるのは、ジャークベイトのアクションをより柔らかく細やかなものにできることでしょうか。

生命感溢れるアクションなら、バスが迷いなく襲えますからね。

ジャークベイトの使い方②ロングステイ

ジャーキングアクションをさせる以外に、ジャークベイトの効果的な使い方があります。

それは、ロングステイ。

すなわち、何もしないでその場に浮かせたままにすることです。

ルアーの外観が細長いというだけで、じゅうぶんなバイトトリガー(=バスが食い付くきっかけ)になっていますから、あえてアクションさせずに“細長い”をアピールさせるわけです。

ジャーキングするから釣れる!という発想を一旦かなぐり捨てて、外観のみに頼ってアプローチを繰り返してみましょう。

例えば、杭。

そのそばにキャストして浮かせるだけ。

それで釣れてしまうほど、“細長い”は効果的なのです。

着水音も低く抑えられますし、ラトリンログのような3フッカーなら、フッキング効率も高いですから、釣れるバスの数もサイズも飛躍的に上がるでしょう。

バス釣りにおすすめのジャークベイトをピックアップ!

バス釣りにおすすめのジャークベイトを、インプレも含めてご紹介します。

固定重心のほうが、アクションにキレが発生しやすいですが、重心移動のタイプでもよく動いてくれるものが存在しますよ。

またロングステイで使うなら、静止姿勢は水平であるほうがバイト率は高まります。

外観が細長いことを、あらゆる角度に見せることができているからでしょう。

シマノ(SHIMANO) ルアー バンタム リップフラッシュ 115FMD ZM-211P 001 キョウリンワカサギ

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シマノのリップやや長めなジャークベイトです。

独特の重心移動システムを持っていて、ジャーキングを仕掛けると横倒しになりながら左右へダート。

最大に振った位置で、揺れ戻すように姿勢を元の姿にしますよ。

浮き姿勢も安定していて、どの角度からバスが食い付いてもフッキングしやすいのがいいですね。

飛距離も稼ぎやすいので、広範囲のエリアをチェックするのに適しているでしょう。

潜れる水深も深めですから、その位置から水面まで浮き上がる間に、バイトが集中するケースもあります。

横方向にも縦方向にも誘えるわけですから、釣りづらいタフコンディションの攻略などにも積極的に活用したいですね。

メガバス(Megabass) ルアー ONETEN R(ワンテンアール) 塾長ピンク 37532

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メガバスからリリースされているジャークベイトです。

リップのサイズが3種類用意されていて、こちらは最もショートなリップタイプ。

潜れる水深は浅めですから、水面直下をかき回すイメージで使うことができますよ。

メインとなるウエイトパーツを1つに絞り込んでいるので、アクションのキレが増した感じがしますし、全体的なアクションの幅がタイトで、バイトを誘発しやすくなっています。

ジャーキングはもちろん、ただ巻きで使ってもじゅうぶんバスを誘えるのがいいですね。

飛距離が伸びるのは、メガバスのルアーに共通している要素。

他のルアーでは届かないエリアもしっかりチェックできることで、安定した釣果につながるわけです。

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アメリカ発のジャークベイト・ラトリンログです。

固定重心なのでアクションのキレはバツグンですが、飛距離は国産の後発ジャークベイトより劣ります。

ただし、そのデメリットをカバーして余りある釣果実績が、ユーザーからの高い支持に陰りを生まない要因になっているでしょう。

実際に使ってみると、15~18メートル程度ならベイトタックルでキャスト可能です。

これだけの飛距離があれば、ジャーキングを繰り出すにしろ、ロングステイさせるにしろ、じゅうぶんといえるでしょう。

水中にワンアクションで潜らせて、そのままリールハンドルを回さずに浮かせます。

ラインにスラックが発生しているので、そのたるみでラトリンログがどちらを向いて浮いてくるのか予想できません。

イレギュラーな浮き上がりの向きを利用して、例えば極端に左を向いて浮いたならジャーキングを、真正面を向いて浮いたならただ巻きを実践してみましょう。

このランダムな動かし方がバスを誘い、浮き上がった際の水平姿勢で食わせることが可能になります。

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8番サイズのトレブルフックを3連で装着するのに、とても理にかなったサイズを構築しているジャークベイトです。

フックの踊り幅が理想的で、バイトしてきたバスを確実に乗せることができるのは秀逸。

キャステビリティにも富んでいて、扱いやすいジャークベイトのひとつといえるでしょう。

ジャークベイトを駆使してバス釣りを楽しもう!

ジャークベイトの使い方や、おすすめのアイテムを取り上げてみましたが、いかがでしたか?

ジャークベイトは、ミノーよりもちょっと大振りなデザインとウエイトで、飛距離アップによる広範囲チェックに向いているイメージですね。

ニュートラルな状態のバスに、スイッチを入れる役割を果たしてくれますから、タフコンディション攻略にぜひ使ってみてください。

風の影響を受けやすいので、キャストの精度が乱雑になるようなら、他のルアーにスイッチしてもいいかもしれません。

風に強い小型サイズで、飛距離も稼げるウエイトのジャークベイトが欲しいところですが、細長いフォルムの小型クランクベイトが各メーカーからリリースされ始めましたから、それらをジャークベイト的に使ってみたいですよね。

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