釣ってはいけない魚 写真

規定サイズ以下の稚魚を持って帰るのはNG!リリース対象魚をちゃんと把握していますか?【動画】

FISHING JAPAN 編集部

皆さんは、小さな小魚が釣れた時はどうしていますか?

おそらく多くの釣り人は、海にリリースしているのではないでしょうか?

でも、どれくらいが小さいサイズなのかって難しいですよね。

各自治体によって、制限は違いますが代表的なリリース対象魚をご紹介いたします。

漁業権で規制がある魚

釣りには様々なルールが決められています。

例えば、禁漁期間が定められている魚がいます。

ヤマメやアマゴ、鮎等が代表的な禁漁期間のある魚です!

このようにトラウト系の魚などは、産卵時期は禁漁にしています。

禁漁にすることによって魚がしっかり繁殖することができ、魚の数が保たれることでトラウト釣りをよりいっそう楽しむことができるのです。

また、アワビやサザエやイセエビなども勝手に取ると密漁になります。

持って帰っていい魚や、細かなルールはその地域や自治体によって異なります。

釣りに行くときは、近くの漁業組合などに問い合わせてその土地のルールを確認することがオススメです!

代表的な釣魚もサイズによってはリリース!

釣りの代表魚とも言えるマダイヒラメにも、実はルールが決まっていて、マダイヒラメに規定のサイズがあることを知っていましたか?

なんとなく「小さいから持って帰っても仕方ないなあ・・・」と思ってリリースしていた方が多いのではないでしょうか?

サイズが分かれば、迷う必要がなくていいですね!

マダイ(15cm以下)

15cm以下のマダイは、リリース対象です。

チダイの場合は持って帰ってもルール違反というわけではありませんが、元気な場合はリリースして大きくなってからもう一度釣り上げて美味しく食べるほうが良さそうです!

15cmは、だいたい親指と人差指の間の長さですので目安にしてくださいね。

ヒラメ(25cm以下)

25cm以下のヒラメは、リリース対象です。

25cmといえば、だいたい靴の大きさくらいなのでわかりやすいですね!

小さなヒラメはソゲと呼ばれているそうです。

「ソゲ」と呼ばれるサイズは、だいたい30cm以下だそうですが、きっちりとした規定はないようです。

ソゲを釣った時もリリースして、成長を見守りましょうね!

ワタリガニ(12cm以下)

ワタリガニもリリースしないといけないカニです。

足の長さを入れずに、甲羅のサイズが12cm以下のものなので要注意です!

こういった小さなサイズが釣れた時は、優しく海にリリースしてあげてくださいね。

大きくなってから、また釣りを楽しませてもらいましょう!

ロックフィッシュのリリースは少し難しい?

カサゴやハタの仲間をリリースした時、お腹を上に向けて浮かんでしまうことって割とあります。

これは、魚が体内に持っている浮袋にたくさんの空気が入りすぎているからなんです。

このままでは、海面に浮いてしまっていて鳥などに食べられてしまうことも多いです。

そういう時は、ロッドの先などを使って沈めてあげると元気に潜って泳ぎだすことも多いので、一度試してみてくださいね。

また、浮袋のなかの空気を抜いてあげる道具も釣具屋さんにはちゃんと売っています!

釣り人として、一つ持っていることをオススメします!

浮袋のエア抜き動画!

ハタ類は丈夫で、エア抜きされた個体はそのほとんどが元気になって成長していくそうです!

また、ロックフィッシュは成長が比較的遅く回遊する魚でもないので、釣りすぎるとその地域からいなくなってしまうこともあります。

釣りを長く楽しむためには、ルールを守ることや、魚の生態を知ることも非常に重要ですね!

皆さんもルールを守って、楽しく釣りに出掛けましょうね!

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