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9月5日(土)の潮|若洲は1時間で10cm、加太は6cm。まとまって動くのは朝だけです
9月5日(土)は小潮です。しかも小潮のなかでも、水位がほとんど動かない一日になります。
東京都江東区の若洲海浜公園から見ていきます。干潮は4時49分で63cm、満潮は13時20分で150cm。87cmを8時間31分かけて上げるので、1時間あたりおよそ10cmです。
この数字を、来週の土曜日と比べてみます。9月12日(土)の若洲は大潮で、干潮11時49分の41cmから満潮17時59分の212cmまで。171cmを6時間10分で上げるので、1時間あたりおよそ28cmです。同じ土曜日でも、来週の3分の1ほどしか動きません。
ほかの港も並べます。横浜市の本牧海釣り施設は89cmを8時間20分で、1時間あたり11cm。三浦市の松輪港は87cmを9時間30分で9cm。和歌山市の加太漁港にいたっては、93cmを14時間40分かけて上げるので、1時間あたり6cmです。
加太にはもう一つ特徴があります。9月5日は満潮が21時39分の1回、干潮が6時59分の1回だけ。一日に一往復しかしません。上げも下げも、ゆっくり長く続く形になります。
午後の関東は、さらに止まります。若洲は13時20分に満潮150cm、その1時間20分後の14時40分に干潮149cm。差は1cmです。そこから21時29分の満潮174cmまで、6時間49分かけて25cm。1時間あたり4cmを切ります。
まとまって動くのは、朝の干潮から昼の満潮までの8時間半だけ。これが9月5日の骨格です。
机の上の計算だけの話ではありません。ここ数日、同じ小潮のなかで船長たちが書いたことが揃っています。三浦市松輪の瀬戸丸は9月4日に「こちらも今日は潮目が全く動かず」。横須賀市佐島港の志平丸は9月3日に「潮通し悪くバレあり」の一言でした。同じ9月3日、横須賀市久比里の山下丸は「朝のうち上げ潮が全く流れず、なかなか顔が見れませんでしたが、ポイントを大きく変え、下げ潮が流れるとポツポツ釣れ始めました」と書いています。
山下丸の書き方が参考になります。止まっている間はポイントを変え、流れ出したところで釣る。時計ではなく潮に合わせて動いています。
そこで9月5日の組み立てです。関東の陸っぱりなら、朝いちばんから昼の満潮までを本番と考えます。ここに集中して、あとは無理をしない。昼過ぎの数時間は仕掛けの点検と食事、それに場所の下見に充てるほうが結果につながります。夕方以降にもう一度上げ潮が来ますが、動きはごく緩やかです。
関西は逆に、時間をかけて上げ続けます。加太で朝から入るなら、6時59分の干潮から夜まで、ずっと上げ潮のなかです。急がず同じ場所で粘るほうが向いている一日になります。
そして、潮が動き出すのは来週です。若洲は9日(水)の中潮で1時間あたり24cmまで戻り、10日(木)からは大潮に入ります。今週末に思うようにいかなくても、次の週末は形が変わります。
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