釣行の写真

金ピカ極上ボディ 東京湾のビシアジ 大型交じりで順調

隔週刊つり情報編集部

オモリ130号のアンドンビシを使ってアジを釣る通称ビシアジは、速潮に深場と様ざまな状況に対応できるのがメリット。

東京湾奥小柴・はやぶさ丸の釣りメニュー「ショートビシアジ船」はそんなビシ仕掛けで縦横無尽にベストポイントを攻め、金色のおいしいアジを手にできる。

取材日の釣り場は小柴沖~第二海堡周りの水深30~45m付近。

ポイントによってサイズが違い、こちらは35~40cmの大アジ、あちらでは25cm前後の中アジ、さらに運がよければ旬を迎えた極上のマサバも登場するたまらない時節。

釣果は10~36尾でボチボチといったところだが、いずれも見事な金ピカボディ。

今行かなきゃ後悔しそうだ。

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何度通っても釣り飽きない

東京湾のアジ乗合は色いろなスタイルがある。

今回レポートした小柴・はやぶさ丸は、昔ながらの130号ビシで潮が速いポイントや深場を攻めて良型のアジを追いかけてくれる老舗だ。

聞けば今年は52cmの船宿レコードが出たらしい。 

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この時期よく釣れる大アジも黄色く染まって美しい

腕ならしのあと決戦の地へ

出かけたのは8月13日。

お盆休みとあって18名が集まって満船となり、おかみさんが仲乗り役に加わって7時に出船となる。

予報では最高気温35度以上とのことだが幸いにも東側上空の薄雲が日差しを遮り、快適にポイントへ走る。

「間もなく着きます。コマセを詰めて準備してください」

およよ、早くもアナウンス。

港を出てわずか10分ほどの小柴沖で釣り開始だ。

「水深は29m。底から2mでやってください」

1投目はアタリなくすぐに潮回り、ほぼ同じ場所でリスタートすると、10分ほどたったころ左舷胴の間で中アジが上がった。

ほぼ同時にトモやミヨシで25cm級のアジが取り込まれる。

ポツリポツリの拾い釣りとなったところで小移動、水深は37m。

すると再開直後から2人がリールを巻く。

最初に取り込んだのは左舷ミヨシ2番の丸山さんで、30cmの良型。

続いては同舷胴の間の安田さんが25cm級をダブルでゲットした。

写真を撮り終えた後、船長から「大型らしきがヒット」とのサイン。

右舷ミヨシの鈴木さんを隣席の友人がタモ取りアシストし、無事取り込まれたのは42cmの大アジだ。

続いて同舷胴の間の江見さんも40cm級をゲット。

江見さんは30分ほど前に大型らしきをバラしたとのことだから、これはうれしい。

小型のカサゴもあちらこちらで交じっているから、岩礁の上なのだろうか?

百戦錬磨の小山船長に聞くと、「根じゃなくてガクンと深くなるカケ上がりの縁。最初のポイントも同じです。前日もやりましたが、今日は食いがよくないね。でも、ていねいに釣り続ければ大型が食ってくる場所ですよ」

船中を回ってみると、アタリそのものは少なめながら掛かってくるのは40cm前後の大型が大半だ。

ここは数より型のポイントなのだろう。

9時になったところで、「5分ほど走ります」

そうアナウンスされて着いた先は第二海堡周りの水深41m。

「潮が速いので仕掛けを入れる際はサミングしながら落としてください」

このころから上空の雲が抜け、直射日光が照りつける。

まさに真夏の釣りといったところだが、その陽気に呼応したのか釣れ具合もエネルギッシュに。

40cm級の大アジがバタバタと釣れ始めた。

「ここはコンスタントに大型が期待できるポイント。潮が速いから慣れないと手こずってしまうので、最初は潮が緩いところで慣れてもらって、次に本命の場所に移ってきたんですよ」

おおっ、なんとも計算された船長の段取り。

緩潮のポイントでウォーミングアップし、130号ビシならではの利点を活かした「速潮下の大アジ狙い」に切り替えたのだ。

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40cm級の大アジが連発。引き味も最高だ

知っ得! 船長に聞くビシアジのコツ

「潮が速いポイントがメインになるので、オマツリをできるだけ避けてください。投入時は道糸のフケが出ないようにサミングが必須ですし、遅れて投入するときは皆さんの道糸に絡まないよう、少し遠めにビシを放り込むなどの工夫をしてください。タナはあれこれ気にせずに底から2mでコマセを振って、そのままキープ。釣り人みんなで底から2mにコマセの層を作って、アジを寄せるという考え方です。大アジが掛かったら口切れに要注意。いきなり電動のスイッチを入れるのではなく3mほど手巻きして強い引きをかわし、スイッチを入れてください。取り込みも慎重に。タモをたくさん立てておきますので、ぜひ使ってください」

仕掛けの写真

貸しビシの横にある「幅広の輪ゴム」がバラシを軽減

大アジから中アジリレー

その狙いどおり右舷ミヨシ2番の高木さんが大アジをキャッチし、左舷ミヨシの森田さんは巨大な45cm級を釣り上げた。

立て続けに同舷ミヨシ3番の鳥越さんも40cm級を取り込み、船中のだれかしらがリールを巻いている状態が11時まで続く。

いい人は40cmオーバーを5〜6尾ゲットしたようだ。

大アジの引きをたっぷり堪能した後は、5分ほど走った水深37mへ移動。

「ここも潮が速いので投入時は注意してくださいね」

後半戦となるこのポイントでは、金色に染まるコロコロと太ったおいしそうな中アジが釣れ始めた。

25cm級を2点掛けで取り込む姿もあちらこちらで見られる。

「ここは仕掛けを入れればアタりますね」と左舷トモの西名さんもニッコリ。

アジファンならご承知のとおり東京湾の中アジは味覚絶品、アジフライよし刺身よしだ。

中アジの食いは午後1時の沖揚がりまで続き、皆さん満面の笑顔。

ちなみに付けエサはアカタンよりもアオイソメのほうが有効だったので購入したほうがよい。

トップは36尾を釣った右舷胴の間の河合さん、次頭は同舷トモの相澤さん、スソは10尾。

平均20尾前後といったところだが、クーラーボックスの中は大アジがドドンと5尾前後、それに25〜30cmの中アジが15尾ほど加わって十二分のボリュームだ。

ショート船なので少し早い時間に帰宅できるから、その日のうちにおいしいアジをいただけるのもうれしい。

大アジと中アジを、スタンダードなビシ仕掛けで縦横無尽に狙ってくれるはやぶさ丸。

ビギナーにも優しく対応してくれるし、特製ビシを始めこだわりのレンタル道具も充実しているので安心して遊びに行っていただきたい。

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味覚の点では25cm前後の中アジに勝るものなし

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暑さに耐えたアフターはアジ料理とビール!

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絶品のマサバも登場。金色を通 り越してプラチナ状に輝く逸品!

Tackle Guide

アンドンビシの貸し出しは3100円(テンビン&輪ゴムのクッション一式)、帰港後に3000円バック。

仕掛けはケイムラバリ仕様に実績あり。

クッションは船宿用意の輪ゴムが一番!

船宿information

東京湾奥小柴はやぶさ丸

080・9558・7530

▼備考=予約乗合、7時出船

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隔週刊つり情報(2025年9月15号)※無断複製・転載禁止

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