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まだまだ熱い!スルメイカ戦線 南房も上昇中

隔週刊つり情報編集部

久しぶりに盛り上がっているスルメイカ釣況。

初夏から夏にかけては伊豆〜相模湾方面でヒートアップし、その後スルメの大群はグングン成長しながら太平洋沿岸を北上しつつある。

そして今、激熱スポットとなっているのが南房エリア。

内房勝山港の利八丸に乗り込んだ取材日は、洲ノ崎を少し回り込んだ川名沖の水深180〜230m前後にイカ船団が形成された。

1投目、いきなり巨大反応が出てほぼ全員が本命をキャッチ。

日が高くなるにつれ拾い釣りとなり結果トップ22杯にとどまったが、今後につながる群れを確認できたことは収穫だ。

使用プラヅノは18cm、オモリは150号。

直結仕掛けのほか、今のところサバが少ないのでブランコ仕掛けで楽しめるのもありがたい。

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太さが増して肝もたっぷり

数年ぶりにスルメイカが好調だ。今年は外房から御前崎まで広範囲で釣れていて、外房.南房は勝浦.和田沖を中心に釣れ盛っている。

そして内房勝山発のスルメイカ船もなかなかの好模様と聞いて釣行した。

釣行日は8月14日、お世話になったのは勝山港の利八丸。

受付で全員に「熱中症に気を付けて」と冷えたスポーツドリンクが配られた。

この時期ありがたいサービスだ。

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沖干しの数が釣れている証。タナは底から20mの範囲だった

朝イチに巨大反応!

この日は満船、16名が乗り込む。

大型船の第一利八丸ゆえ釣り座スペースは十分だ。

5時少し前、舟宝康弘船長の操船で港を出ると、「ツノは14か18cm、迷ったら18cmで。11cmは明らかに乗りが悪いので使わないでください。サバはほとんどいないので、直結に自信がない人はブランコでいいですよ。では40〜50分走ります」とアナウンス。

船は速力を上げて南下する。

釣り場は南房の洲ノ崎を少し回り込んだ川名地区の沖合で、通称・川名前。

「水深190m。底から20mまで探って」

船長のコールで釣りスタート。

常連さんの探見丸を見せてもらうと巨大な反応があり、仕掛けが着底した人からすぐに「乗った」の声が上がった。

船中半数以上の方が乗ったようだ。

2点掛け、3点掛け、中には一つのツノに2杯掛けのチェリー(サクランボのこと)なんて人もいたが、反応の割には多点掛けが少ない。

しかしこの流しは再投入ができ、うまく入れ替えた人は連チャンで乗せた。

上々のスタートを指をくわえて眺めていると、「昨日もよかったのは朝イチだけ。早く竿出したほうがいいよ」と常連さんから悪魔のささやき……。

そ、そうですかで2流し目に参戦も、これは全員空振り。

ちゃんと仕事しろってことだなと、撮影に専念することにした。

3流し目からはポツポツながら乗りが戻る。

この流しから左舷ミヨシの常連さんは、「派手な乗りはなさそうなので」とブランコ仕掛けに変更し、単発ながらもほぼ毎投乗せていった。

「連日いい反応はあるんですけど、その割には乗りはポツポツなんです。なのでブランコ仕掛けもありですね、サバも少ないし。あと、やってる場所が急斜面なので、あまり大流しできないんです。1流し1投も多いから、直結の手返しのよさがあまり活きないっていうのもあります」とは船長のアドバイスだ。

この後も流し変えのたびに船中どこかでポツンポツンといった感じの乗り。

左右ミヨシ側の常連さんたちは着実に乗せている。

やや苦戦気味なのが左舷胴の間から後方。

そんな中でがんばっているのが河合僚君だった。

なんと小学5年生、初めてのスルメイカ釣りとのこと。

それでも朝一に2点掛けもあったらしい。

小さな身体を一杯に使ってのシャクリ、仕掛けのたぐり方などはその辺の大人顔負けの勇姿。

聞けば、「つり情報のユー・チューブを見て勉強した!」とのうれしい一言。

その辺の大人たちも見習うように。

釣行の写真

「イカ釣りは初めて」という河合僚君(小5)は4杯。シャクリから仕掛けさばきまで様になっていた

知っ得! ぜいたくな沖干しプラスα

スルメイカ釣りとくれば沖干しは欠かせない。

沖干し作りで出る肝や口は捨てることが多いが、肝は塩辛をはじめ肝ホイル焼き、肝の味噌漬けに。

口は串に刺して沖干し同様に干すとビールのお供に最高の珍味となる。

沖干しの写真

沖干しは釣り人ならではの喜び

ケイムラ一色で竿頭

右舷では紅一点、本橋愛子さんが健闘していた。

スルメイカは今シーズンから始めたようだが、ほぼ毎週船に乗っているという。

なかなか堂に入った動作で仕掛けをたぐっている。

派手な乗りこそないが安定してポツポツと釣れ続くなか、中盤から私も参戦。

1投目から乗って、その後3連チャンと好スタートを切ったものの、着乗りの多点掛けはなく、シャクってシャクって出したアタリに1杯ずつ地道に掛けていく感じ。

しかし次第にお触りすら出なくなった。

船全体でも乗り渋る中、ミヨシ寄りの常連3名は単発ながら相変わらず乗せ続けている。

中でも好調なのが突き出しでシャクる館野さん。

「大人の自由研究(笑)ということで、今日の仕掛けはほぼケイムラ一色の直結なんです。真ん中にコマセヅノのガス糸巻き鉛ヅノを1本入れてますが」

これで確実に乗せているのだから恐れ入った。

一方の私は相変わらずアタリすらなし。

サミングしながらの落とし込み、底から一生懸命シャクリ上げとがんばるが全くダメ。

どうもなにか嫌われているとしか思えないということで、仕掛けを替えてみる。

それまで個人的に実績十分のピッカピカ針を使っていたが、ミラクル針メインのミックス仕掛けにチェンジ(直結で配色はほぼ同じ濃淡のブルー、ピンク、ケイムラ)。

たまたまなのか偶然なのか、替えた直後の投入で久びさに乗った。

「220m。底から30m」のアナウンスに195mまで落下したところで道糸が横揺れ。

すぐリールのクラッチを入れてシャクるとズシンときたのだ。

10mほど電動スロー巻きで追い乗りを期待し、その後は中速で巻き上げ。

たぐる仕掛けに2点掛け、薄いブルーとピンクに乗っていた。

やはり仕掛けか?の思いも、その後は沈黙。

残り時間が少なかったこともあり考察するには至らず、そのまま沖揚がりとなってしまった。

釣果は4〜23杯で、竿頭はケイムラ一色の館野さん。

22杯、18杯と常連さんが続いた。

取材日以降も連日トップ30杯前後の釣果が続いている南房川名前のスルメイカ。

「もっと乗ってもいいはず」の巨大反応も朝イチを中心に相変わらずあるようだ。

潮具合では大釣りへの期待も高まる。

チャンスを逃さず釣行したい。

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暑さ忘るるイカ鉄砲

Tackle Guide

直結仕掛けの上部の幹糸は10 本ヅノ仕掛けで12号が標準。

12本以上なら14号でもいい。

太いほうがさばきやすく手前マツリもしづらい。

乗りにも影響なし。

船宿information

内房勝山港利八丸

0470・55・3837
 
▼備考=予約乗合、5時出船。泳がせへも出船

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