アオリイカ 写真

アオリイカのどう猛さを利用した意外な釣り方「エギング」とは?

FISHING JAPAN 編集部

もう釣りに行くなら絶対アオリイカ

そういう釣り人の方、かなりたくさんいらっしゃいます。

しかし、なかなか釣るのが難しい、だからこそおもしろいですよね。

外見に似合わず?イカ類は案外どう猛です。

なかでもアオリイカのどう猛さは、よく知られていますね。

では、そのアオリイカってエサはいったい何で釣るのがいいのでしょうか?

アオリイカはイワシがお好き?

暖海を好むアオリイカは、水温が20~25度のときに、最もよくエサを取るといわれています。

大好きなエサはエビ類と小魚で、イワシやアジ、ヒラメカレイなどの稚魚のほかアマダイやアナゴなども食べるそうです。

しかし、実はどちらかといえばスズメダイやチャリコのように体高のある魚より、細身でやわらかなイワシ形の魚が好みのようです。

アオリイカはエサの食べ方もワイルド!

アオリイカに水槽実験でマアジとマルアジの幼魚をエサとして与えたところ、マアジより体高が低くて細身のマルアジから先に食べたそうです。

エサを補食するときは、アオリイカは後方から忍び寄りさっと蝕腕(しょくわん)と呼ばれるイカの長い触手を伸ばして一瞬のうちに捕まえ、抱きかかえたら頭の後方をまっ先にかんで即死させてから、後はゆっくり味わって?食べるそうです。

食べ方は少しグロテスクですね。

満腹なアオリイカはかじり逃げ!

こうして十分にエサを取り、お腹が大きくなったあとも補食行動を起こすのですが、そんなときはエサの頭をかじって即死させた後、最後まで食べずに放り出してしまうそうです。

ヤエン釣りなどで、小アジのエサにイカが乗った後、頭だけかじられて上がってくることがよくあります。

きっとそんなときのアオリイカは、お腹が大きくてもう満腹なのかもしれませんね。

アオリイカをエギングで狙うなら…?

また、アオリイカはよほどエサを補食することに自信があるのか、自分の体よりも大きな魚でも積極的にアタックしていきます。

そのため、エギングで釣りに行かれる方は、大きいエギにかなり小さなアオリイカが乗ってくる経験があるかもしれません。

秋は子イカシーズンですので、小さいエギでトライしている釣り人の方も、釣れない時はたまに大きいエギを使ってみると釣れることがあるかもしれませんよ。

ぜひ、アオリイカ釣りに挑戦してみてくださいね!

Wikipediaではアオリイカは以下のように紹介

【アオリイカの特徴】
アオリイカは胴長は約40-45cm。大きいものでは50cm以上、重さは6kg以上に達する。沿岸域に生息するイカとしては大型の部類に入る。

アオリイカは胴が丸みを帯び、胴の縁に渡って半円形のひれを持つ。外見はコウイカに似るが、甲は薄くて透明な軟甲である。雄の背中には白色の短い横線模様が散在するが、雌は横線模様が不明瞭である。標準和名のアオリイカは漢字では障泥烏賊と書くが、この名前はひれの色や形が障泥(あおり)と呼ばれる馬の胴体に巻く泥よけの馬具に似ることによる。

アオリイカはハワイ以西の西太平洋からインド洋の熱帯・温帯域に広く分布する。日本では北海道以南の沿岸に分布し、特に太平洋側では鹿島灘以南、日本海側では福井県の西側以南に多い。

アオリイカは通常は深場に生息するが、春から夏にかけて産卵のため海岸近くの浅場にやってくる。海藻や岩の隙間にマメの鞘のような寒天質の卵鞘を一ヶ所に固めて産卵する。産み付けられた卵が魚に食べられる事は無い。卵鞘の中にバクテリアがいて、魚が嫌がる物質を出していると考えられている[1]。卵からは20日ほどで孵化し、幼体は浅い海で小魚や甲殻類を捕食して成長する。夏には体長数cmの幼体が浅い海で落ち葉のように擬態し、波間に漂う様が観察できる。幼体は沿岸の浅い海で体長15cm-20cmほどまで成長し、冬になると深場に移動する。

アオリイカは外見がバショウの葉に似ることからバショウイカとも呼ばれる。その他藻場に産卵するため四国地方ではモイカ、九州地方ではミズイカ、クツイカ、沖縄地方ではシロイカ(シルイチャー)などの別名がある。

出典:Wikipedia(アオリイカ)

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