カレン180は2023年新登場のバス釣り用ビッグベイト！ハード+ソフトの融合構造

さまざまなビッグベイトが世に出ていますが、ハードベイトとソフトベイトを融合させたものは、とても珍しいでしょう。

2023年OSPから新発売となるカレン180は、まさにハイブリッドな次世代ビックベイトに仕上がっています。

その特徴や使い方、操作しやすいおすすめタックルをご紹介しましょう。

カレン180とは、2023年OSPからリリースされる、バス釣り用ビッグベイトのことです。

フローティング仕様で、全長は180mm。

ウエイトは、約50gですから、重過ぎる部類には入らないでしょう。

フックは、前方が1番サイズのトレブルフックで、後方が3番サイズのトレブルフックになっています。

カレン180の特徴として、ボディの前半部と後半部で、素材が全く異なるという点。

前半部は、プラスチック樹脂によるハードベイトで、大きめのリップがアゴ下に付いています。

このリップにより、カバー周りでの使用を可能にしています。

リップがカバーをとらえ、上手く乗り越えて引っ掛かりトラブルを回避してくれるのです。

後半部は、柔らかいワーム素材で出来ているソフトベイトで、クビレが設けられています。

水中では、水流の影響を受けて艶めかしくアクションし、これまでのビッグベイトにない、ハイブリッド素材ならではのアクションを発生させるようになっています。

カレン180の使い方として、水面に静止して誘いをかける、デッドスティッキングが有効です。

元々ビッグベイトはボリュームがあり、存在感そのものが強め。

そこに浮いているだけで、バスには気になる存在になってしまうのです。

静止状態からのi字引きやデッドスローリトリーブで、水面に独特な引き波を起こし、バスを振り向かせてみましょう。

カレン180は、首振りアクションやストップ&ゴーアクションも得意です。

左右にボディを振るたびに強く水押しして、バスを振り向かせるでしょう。

またリトリーブスピードを任意に切り換えることで、引き波の大きさを変えられます。

釣り場では、当日に日照や水質・ベイトフィッシュの濃さや種類によって、ビッグベイトに対する反応が変わります。

リトリーブスピードを臨機応変に切り換えていくことで、バイトを呼び込めるはずです。

カレン180のボディ接合部は、ピンを刺すことでしっかりとホールドできるようになっています。

ソフトベイトのボディ交換は、カンタンにおこなうことが可能です。

カレン180のパッケージにも注目してください。

リアフックは、3番サイズのトレブルフックで、スペアボディと一緒に収納されています。

またワームボディ内部には、ハードボディとリアフックを結ぶラインを通すためのピンが入っています。

こちらも同じパッケージの中に収まっているので、用途を確認してから組み合わせて、ひとつのビッグベイトに仕上げてみましょう。

カレン180には、全部で7種類のカラーバリエーションがラインナップされています。

●ゴーストアユカラー

●ステルスブラックカラー

●チャートバックシャイナーカラー

●ゴーストピンクボムカラー

●ブルートラウトカラー

●ライムバックトリガーカラー

●ロクマルシークレットカラー

個性的でシンプルな配色が揃っているので、自分の好みのものを選んでキャストしてみましょう。

魚の反応によって、カラーローテーションしたほうが、バイトには結び付きやすいでしょう。

ピンク系などの視認性の高い配色なら、ロングキャストして着水した場所でも、位置を確認しやすいかもしれません。

カレン180をロングキャストしてカバー周りをリトリーブするのに向いている、おすすめのベイトタックルをご紹介しましょう。

ロッドは、50gの負荷に耐えられるベイトロッドがマッチします。

ただし、あまりに硬いブランクスだと、せっかくのバイトを弾いてしまう恐れがあるので、じゅうぶん注意してください。

リールは、太いラインを豊富に巻けるベイトリールがいいでしょう。

20lb前後のモノフィラメントラインなら、カバーに擦れてもさほど傷はつかないかもしれません。

ダイワから発売されていたバス釣り用ベイトロッド・ブラックレーベル+シリーズの中から、721HRB-Gを選んでみました。

全長は2.18mと、長めブランクスに仕上がっています。

グリップジョイント方式の2ピース構造なので、仕舞寸法は181cmと長くなっています。

クルマへの積み込みや積み降ろし、釣り場への持ち運びの際に、ロッドティップやガイドなどを干渉して傷めないように注意してください。

ウエイトは148gで、ブランクスの先径/元径は2.6/14.9mmです。

適合するルアーウエイトは、11gから56gまで。

適合するラインは、モノフィラメントラインなら14lbから30lbまでです。

ブランクスのカーボン素材含有率は、84%になっています。

実際に手に取ってみると、やや持ち重り感はあるものの、しっかり振り切って飛距離を伸ばしやすいテイストに仕上がっています。

グリップは細身で握りやすく、ビッグバスが掛かっても安心してやり取りを楽しめるでしょう。

実売価格は3万円台と、購入を検討しやすい価格帯に設定されています。

リップ付きのビッグベイトであるカレン180は、柔軟なロッドワークによってアクションが活きてくるはず。

飛距離を伸ばすことも考慮しつつ、操りやすいベイトロッドを用意することは、このビッグベイトを活かすカギとなるでしょう。

トゥイッチやジャークはもちろん、リトリーブスピードも変えつつビッグバスを誘い出してみたいものです。

ダイワから発売中のロープロファイルデザイン系ベイトリール・タトゥーラTWシリーズの中から、300番サイズのエクストラハイギアモデルを選んでみました。

ギア比は8.1対1ですから、ハンドル1回転につき109cmものラインを回収することができるようになっています。

最大ドラグ力は11kgで、ラインキャパはモノフィラメントラインなら、25lbを145m巻けます。

PEラインなら、5号を160m巻くことが可能です。

ウエイトは325gで、スプール径は43mm。

ハンドルの長さは110mmで、ボールベアリングは7個搭載しています。

実際に手に取って使ってみると、手のひらに収まりやすいサイズ感で、ハンドルの巻き心地は滑らかそのもの。

クラッチの切れはスムーズで、スプール回転はとても安定しています。

ダイワ独自のTWSが装備されているおかげで、カンタンにはバックラッシュが起こりにくくなっているのが嬉しいです。

スプールのラインキャパが大きいので、太いモノフィラメントラインを積極的に使えます。

実売価格は2万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。

ビッグベイトを柔軟に使いこなしたいとき、とても頼りになるおすすめのベイトリールといえるでしょう。

カレン180の気になる発売日は、2023年の8月を予定しています。

メーカー希望販売価格は、3,960円です。

全長180mmというサイズは、バス釣りはもちろん、シーバスにも効果的です。

河川の河口域へ出向いて、ベイトタックルでカバーやストラクチャーに付いているランカーシーバスを釣ってみましょう。

丁寧なロッドワークやリトリーブで、しっかり口を使わせてみたいものです。