シマノのボーダレスシリーズで釣りたい!人気のおすすめアイテムをピックアップ
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FISHING JAPAN 編集部シマノから豊富にリリースされているルアーロッドの中に、汎用性が高くて持ち運びに便利なアイテムがあるのをご存じですか?
その名は、ルアーマチックMB。
3本から4本のマルチピースに分かれる構造を採用しているので、仕舞寸法が短くて収納しやすいですよ。
ここでは、シマノのルアーマチックMBの特徴や、実釣インプレをご紹介しましょう。
S70UL-3やS86ML-4などを使えば、ソルトウォーターゲームがより一層楽しくなりますよ。
目次
ルアーマチックMBとは、シマノからリリースされている、モバイル系ロッドのことです。
合計で6種類から選べるようになっていて、継ぎ数が3本から4本に設定されていますよ。
ということは、仕舞寸法が最も短くなるもので、62.4cm。
最も長いものでも、77.8cmに収まってくれます。
これなら場所を取りませんから、クルマに積んだままにしておいても、邪魔になることはないでしょう。
釣り場へ持ち込んたり、ランガンスタイルであちこちのポイントを巡ったりするときにも、とても重宝しそうですよね。
フィールドでの実釣インプレも含めて、おすすめの機種をピックアップしてみましょう。
●ルアーマチックMB・S70UL-3
全長2.13メートルと、やや短めなブランクスに仕上げられているスピニングロッドです。
この機種のみ、3ピース構造が採用されていますよ。
仕舞寸法は74.8cmと短いので、電車やバスなどの公共交通機関を利用して移動するのにも向いています。
ウエイトは80gと軽めで、最大10gまでのルアーをキャストすることができます。
実際にフィールドへ持ち出してみると、アジングやメバリングをおこないやすく、軽めのルアーでもロングキャストが可能です。
しっかり曲がり込んでくれるので、そこからの復元力でルアーを押し出せますよ。
ライナー性の飛びになるのではなく、緩やかに放物線を描けますから、着水音も静かですね。
ロッドティップを下に向けて、トゥイッチやジャークを繰り出してみると、ルアーを強く弾いてしまうことなく、ダートアクションを引き出せます。
軽めのリップ付きフローティングミノーとの相性は、とても良好といえるでしょう。
アジングをしているときに、40cm程度のチヌが食い付いてきましたが、ブランクスの美しい曲がりでしっかり耐えながら、水面まで浮かせることができました。
2000番前後の小型スピニングリールとの相性がよく、0.2号から0.8号ぐらいまでのPEラインを操ってみたいですね。
気になる継目ですが、負荷が掛かっても異音が鳴ることはなく、美しいベンディングカーブを描いてくれますよ。
●ルアーマチックMB・S86ML-4
全長2.59mなので、エギングやシーバスゲームをおこなうのに向いているスピニングロッドです。
継目は4本で、仕舞寸法は69.9cmとかなり短く収まりますね。
ウエイトは143gありますが、長い時間キャストを続けても、さほど腕に負担を感じることはありませんでした。
最大で32gまでのルアーを背負えるので、ミノーやバイブレーションルアー・メタルジグ・シンペンなどを操るのに適しています。
エギもキャストできますから、アオリイカを岩礁帯や防波堤エリアで狙ってみたいですね。
●ルアーマチックMB・S96M-4
シリーズの中で最も長いブランクスなのが、このスピニングロッドになります。
全長2.90mで、継ぎ数は4本ですから、仕舞寸法は77.8cmです。
ウエイトは166gとやや重めでガッシリした剛性感があるので、ライトショアジギングやサーフゲームなどに活用してみたいですね。
メタルジグやバイブレーションルアーをベースにして、流行りのショアスローラバーなどをローテーションしてみると、思わぬ大物が掛かってくれるかもしれませんよ。
バットパワーが強めですから、ロッドを立てて魚に主導権を奪われないようにしましょう。
ルアーマチックMBとマッチングのいい、おすすめのスピニングリールをご紹介しましょう。
まずは、最も短いレングスのルアーマチックMB・S70UL-3に合うものから。
柔らかいブランクスで、アジングやメバリングを実践するのに適していますから、2000番クラスの小型スピニングリールと相性が良さそうですね。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 汎用 アルテグラ 2021 C2000SHG 管釣り アジング メバリング 渓流トラウト
2021年にリリースされた、アルテグラシリーズのC2000番です。
ギア比が6.1対1ですから、ハンドル1回転につき82cmのラインを巻き取ることができるようになっています。
実用ドラグ力/最大ドラグ力は、2.0/3.0kgです。
自重は185gと軽めで、スプール寸法は直径が43mmで、ストロークが13.5mmですね。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら4lbを100m巻けます。
PEラインなら、0.6号を150m巻けますよ。
ハンドルの長さは45mmで、ボールベアリング数は5個です。
実際に手にしてみると、とてもバランスよく仕上げられている印象が強く、軽いウエイトや回転のスムーズさが秀でていますよ。
剛性感も高くて、カチッとした各部の組み方は、大きな負荷が掛かったときの安心感を生んでいるでしょう。
実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。
ハンドルノブもつまみやすく、水に濡れた指でも滑りにくいのがいいですね。
スプールのストロークが長めになっているので、キャストの際のライン放出がトラブルなくおこなわれます。
それにより飛距離も伸びているので、広範囲から魚を引き出せるでしょう。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール シーバス 20 エクスセンス BB C3000MHG
シーバスゲーム用に製作されている、エクスセンスBBシリーズのC3000番モデルです。
ルアーマチックMB・S86ML-4との相性が良好で、ロングキャストしたいときに頼りになるでしょう。
ギア比は6.0対1ですから、ハンドル1巻きにつき88cmのラインを巻き取ることができるようになっていますよ。
実用ドラグ力/最大ドラグ力は、3.5/9.0kgです。
自重は240gと軽めで、スプール寸法は直径が46.5mm、ストロークが14.5mmです。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら8lbを130m巻けます。
PEラインなら、1.2号を150m巻けますね。
ハンドルの長さは55mmで、ボールベアリングは5個搭載しているのでとてもスムーズに回ります。
実際にフィールドで使ってみると、ブラックカラー基調の配色は、ロッドカラーとよく合いますね。
ハンドルノブは握りやすくて、ゴリ巻きにもシフトしやすいのが嬉しいです。
ローターは軽やかに回りますから、ラインスラックを解消するのに役立ってくれますよ。
実売価格は1万円台と、とても低価格に設定されています。
カッコイイ外観で、なおかつ扱いやすい機能を合わせ持っているスピニングリールを探しているなら、ぜひこの1台を手に取って検討してみてください。
ドラグの利きもスムーズで、いきなり走り出すような青物が掛かっても対応してくれるでしょう。
ルアーマチックMBの特徴や実釣インプレ、おすすめのスピニングリールをご紹介しましたが、いかがでしたか?
モバイル系のマルチピースロッドには、さまざまな釣り場へ持ち込めるメリットがあります。
常にクルマへ積んでおいて、釣りをする機会があれば即取り出せるようにしたいものです。
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