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FISHING JAPAN 編集部従来のPEラインなら、キャスト直後は水面に浮いてしまいましたが、シマノの新製品・ピットブルG5は違います。
自ら積極的に水中へ沈んでいき、ボトムを取るのも糸フケを解消するのも、とてもスピーディー。
これまでのPEラインを用いた釣り方が、全く変わってしまうアプローチが可能ですよ。
ここでは、ピットブルG5の特徴や実釣インプレについて、詳しくご紹介しましょう。
目次
ピットブルG5とは、2021年シマノからリリースされた新しいPEラインのことです。
これまでのPEラインは、比重が低いので水に浮いてしまう特性がありました。
バス釣りでトップウォータールアーを操るなら、そのままでもかまわないのですが、ノーシンカーリグなどのワームリグを沈めて誘いたいとき、どうしても沈むスピードが遅くなってしまいます。
また、ボトムまでノーシンカーリグが到達したとき、地形変化や障害物の有無を感じ取りにくいのです。
そこで比重の高いフロロカーボンラインに切り換えてきたのですが、号数を細いものにするとラインブレイクの恐れがありますよね。
沈むラインでありつつ、もっと強度の高いものは作れないものか?というアングラーからの要望に応えたのが、ピットブルG5なのです。
ピットブルG5は、水に沈んでいくPEラインで、その設定比重は1.35。
従来のPEラインが比重0.98ですから、いかに高い比重に作られているかが分かりますね。
実際にフィールドで使ってみました。
巻いたのは、シマノのベイトリール・メタニウムの右巻きXGモデル。
太さは2.0号のもので、カラーはラインの存在感を消せるスティールグレーを選択しました。
150メートル巻きなら、スプール目いっぱいにはなりませんが、バックラッシュトラブルを未然に防ぐなら、これくらいの巻き量でじゅうぶんでしょう。
あえてショックリーダーラインは結ばずに、バス釣りをスタートしました。
理由は、ショックリーダーライン無しで、どれくらい耐えられるのかチェックするためです。
2.0号で強度は30.6ポンドもありますから、大胆に使えるのは間違いないですよね。
ピットブルG5に最初に結んだのは、ワームのノーシンカーリグです。
ワーム+オフセットフックで約6グラム程度でしょうか。
軽めのウエイトにもかかわらず、キャストするとグングン飛距離が伸びていきます。
2.0号という細さが空気抵抗を減らし、高比重設定による弾道の低さ→ムダな糸フケが発生しにくい状態が、安定したロングキャストを実現しているように感じました。
着水してそのままリグを沈めます。
するとピットブルG5が、すぐに後を追って水中へ沈んでいくではないですか。
その素早さ・しなやかさ・スムーズさは、これまでのPEラインでは考えられないものです。
たるんだラインスラックが見る見る消えてしまって、ノーシンカーリグが着底したことを手元で感じ取ることができましたよ。
そこからズル引きを始めると、ボトムの石や枝・ウィードなどに引っ掛かった瞬間、ロッドティップが持っていかれます。
当然バスがバイトしてきたら、明確にモゾッ・コツッ・トンッという感触に変わるのです。
次にピットブルG5に結んだのは、リップ付きルアーのクランクベイトです。
キャストしてリトリーブを開始すると、潜行スピードはかなり早め。
そしてリップが障害物と干渉するたびに、ゴッ!と明確な引っ掛かりを感じます。
バスのバイトとは異なるので、フッキング動作に入るかどうかの判断がしやすいですね。
クランクベイトの潜行深度も、ナイロンラインを使ったときより深く潜っているのではないでしょうか。
フックに炭化した落ち葉が引っ掛かってくるケースが増えましたから、ボトムまで確実に届いている証しでしょう。
リトリーブを止めるとその場で浮き上がるので、根掛かる頻度も抑えられそうです。
手元に伝わる情報量の多さが、ピットブルG5を使う最大のメリットですね。
バスを20本ほど獲りましたが、ピットブルG5の表面にザラ付きはほとんど発生していませんでした。
石や枝・バスの歯にも複数回接触していたはずですが、これなら結び換えの回数を増やさなくて済むでしょう。
それではピットブルG5を巻いて使ってみたい、おすすめのリールを取り上げてみましょう。
ベイトリールなら、前述とシマノ・メタニウムとの相性はバッチリでした。
ただし、ラインキャパの問題で、目いっぱい巻くには下糸を巻いておく必要があります。
2.0号ラインをそのまま巻きたい人には、こちらのベイトリールがおすすめです。
シマノ(SHIMANO) ベイトリール 両軸リール バス SLX BFS 2021 XG LEFT バス釣り
2021年の春からリリースが開始される新型ベイトフィネスリールです。
まだ手に入らない場合は、既存にアルデバランやスコーピオン・カルカッタコンクエストにもベイトフィネスタイプが用意されているので、そちらを選択するのもアリでしょう。
メリットは、ラインキャパ。
ピットブルG5は最も太いもので2.0号ですから、ベイトフィネススプール=超浅溝スプールとの相性がバツグンなのです。
軽いルアーのキャストも有利になるので、ぜひこの組み合わせでバス釣りにチャレンジしてみてください。
実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。
ピットブルG5の特徴や実釣インプレ、マッチングのいいおすすめリールをご紹介しましたが、いかがでしたか?
メーカー希望販売価格は、1,130円から1,700円です。
沈むPEラインで、あなたの釣りスタイルを大きく変えてみましょう!
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