釣り入門セットの選び方とおすすめ10選!初心者必見のロッド&リールもご紹介!
釣りを始めてみたいけれど、何をどれだけ買い揃えれば良いか分からない・・・。 釣り初心者の方であれば、一度はこの悩みに直面したことがあるでしょう。 そんな時に頼りになる便利アイ…
FISHING JAPAN 編集部釣りで使うリールには、ドラグ機能が搭載されています。
ラインを強い力で引っ張ると、スプールがじわりと逆回転してラインを出してくれますよ。
このときに発生した力を計測して、ドラグ調整に役立てることができます。
その計測に用いるアイテムが、ドラグチェッカーなのです。
ここでは、ドラグチェッカーの使い方や、おすすめのアイテムをご紹介しましょう。
「やっぱりキッチリと測ってドラグ調整したほうがいいのかな?」
オフショアゲームなどの大型魚が掛かる釣りの場合、この測定によるドラグ設定を確実におこなっていないと、せっかく掛かった魚をバラすことになるかもしれませんよ。
目次
ドラグチェッカーとは、桜井釣漁具が開発・製造しているドラグ測定アイテムのことです。
同時にラインとラインの結束強度も測ることができますよ。
これまであまり意識して来なかったアングラーも、ぜひ正確な数値に基づいて調整をおこなってみてください。
ドラグチェッカーの使い方はとてもカンタンで、手に入れれば誰でも数値を測ることが可能です。
例えば、ドラグを2キロに調整したいとき、①ドラグチェッカーのベゼルを回転させてください。
針がゼロの位置に戻ったら、計測を始められますよ。
②ドラグチェッカーの下部にある3つのプーリーに注目して、その間をラインが縫うように通してください。
③通したラインを引っ張って荷重をかけてみましょう。
その際に止まった目盛りの位置が2キロなら、2キロの荷重が掛かったことになります。
これを基本にして、リールからのラインを引き出してみてください。
2キロの負荷が掛かった時点で、スプールが回り出すようにすれば、希望通りのドラグ調整ができたことになります。
注意しなければならないのは、リールから直接出ているラインをドラグチェッカーに乗せると、ロッドに付いているガイドによる摩擦抵抗が省かれてしまう点です。
実際の釣りでは、ラインはロッドガイドを通って魚に引っ張られるわけですから、厳密に測ろうと思えばガイド摩擦を無視するわけにはいかないでしょう。
そこでおすすめなのが、実際にリールをロッドに装着し、ラインをガイドに通してトップガイドから伸びてきたラインを、ドラグチェッカーに通し計測するのです。
ラインの先端は、どこか動かない場所に結び付けて固定しましょう。
ゆっくりとロッドを上方に持ち上げていくと、ドラグチェッカーの目盛りが動いてその状態の負荷を測ることができますし、ガイド摩擦を加味したドラグ調整が可能になります。
セッティングするのがたいへんそうに思えますが、とても大切な作業ですので習熟するまでやり込んでみてください。
このドラグチェッカーを使えば、ラインそのものの強度や結束強度までも測ることができます。
プーリーにラインを通してから、ラインの端と端を持ってラインを引き切れば、そのときに針が示している数値がラインの強度、もしくは結束部分の強度となります。
でも手をケガするかもしれない危険性があるので、素手では絶対に行わないでくださいね。
この方法を応用すると、釣った魚の口に付いているラインをドラグチェッカーに通して引っ張れば、魚の重量を測る代用品として使うこともできます。
出来ればデジタル表示のバネ測りを持参して、魚の重量を正確に測ってもらいたいものです。
それでは、ドラグ測定のためのおすすめアイテムをご紹介しましょう。
まずは、ドラグチェッカーそのものから。
測れる上限が各機種で設けられているので、リールのドラグ力に合わせて持参するようにしたいですね。
複数個持っていても取り違えないように、ドラグチェッカーはきっちり色分けされていますよ。
桜井釣漁具からリリースされているドラグチェッカーは、4つの種類から選ぶことができます。
最大負荷1キロのタイプ・3キロ・5キロ・15キロの中から、自分の釣りスタイルにマッチしたものを購入しましょう。
独りでカンタンに計測することができますし、ルアーが付いている状態でも計測可能な作りになっています。
釣った魚の重量や、結び目の強度も測ってみてくださいね。
実際に手に取ってみると、ラインの取り付けはやりやすく、計測もあっという間に完了しますよ。
確かに魚を釣ることには直接関係のない作業で、面倒に感じる人がいるかもしれませんが、このひと手間を実践することで自分のレコードフィッシュに出会えるかもしれないのです。
決して軽視せずに、ドラグ調整をおこなう習慣を身に着けたいものです。
実売価格は7千円前後と、やや高めに感じるでしょうが、正確な数値を測れるというメリットがありますから、ぜひ手に入れてもらいたいですね。
1キロ測定タイプが緑色、3キロ測定タイプがオレンジ色、5キロ測定タイプが青色、そして15キロ測定タイプが赤色に配色されています。
同じ釣り場に複数個持参していても、カラーをひと目見ればどれを使うべきかは、すぐに判断できるようになるでしょう。
管理釣り場のトラウトゲームやアジング・ロックフィッシュゲームエリアから、オフショアジギングを実践するボートデッキ上まで、さまざまな釣り場・シチュエーションに持ち込んで活用してくださいね。
総合釣具メーカーのダイワから発売中の、釣り用デジタルスケールです。
最大25キロまでの重さを測れますから、ラインを引っ掛けて代用品として使えるでしょう。
デジタルディスプレイを表示するための電源には、別売りの単4電池2本が必要になります。
自重は約105グラムで、滑りにくいラバーグリップに包まれていますから、安心して手に持って測ることができますよ。
また日暮れによる暗闇でも計測をカンタンにおこなえるバックアップライトが、標準で付いています。
ディスプレイ画面を見やすくするために、可動式ヘッドになっています。
カラビナが付属しているので、すぐにフック交換ができるのがいいですね。
ラインを引っ掛ける際に傷んだりクセが付かないように、緩衝材を後付けするのもOKでしょう。
最小の計測重量は約0.03キロで、最小の表示単位は約0.01キロに設定されています。
実際に使ってみたインプレは、釣りに関するあらゆるものを測りやすいということ。
釣り上げた魚はもちろん、ラインによる引っ張り強度も、およその数値までなら信用できる範囲内でしょう。
ドラグチェッカーを持参するのを忘れたときに、重宝しそうですよね。
実売価格は3千円以下と、かなりリーズナブルな価格帯に収まっていますよ。
これなら1台、常時持っていてもいいのではないでしょうか。
こちらは、プロックスのデジタル表示スケールです。
最大で27キロまでの負荷を測ることができるようになっていますよ。
夜釣りなどの暗がりの中でも計測をカンタンにする、バックライト機能が付いています。
また計測対象を照らすためのLEDライトも標準で装備されていますよ。
11個の計測データが内部登録できる、メモリー機能を搭載していますから、データを処理する際に便利ですよね。
計測の単位は、kgとlb.にワンタッチで切り換えることができます。
ステンレス製フックで滑りにくいラバーグリップに包まれているのが嬉しいですね。
最小計測可能重量は、約0.15キロです。
釣った魚の計測に持ち込んでおいて、ドラグチェッカーの代用品として使えそうですね。
実売価格は3千円を下回る安さなので、購入しやすいメリットがあります。
実際に使用してみたら、とてもシンプルな操作で測れましたよ。
ドラグチェッカーの特徴や使い方、おすすめのアイテムを取り上げましたが、いかがでしたか?
まずはドラグ調整にチャレンジしてみて、その必要性を肌で感じるのがいいでしょう。
オフショアゲームでは当然のように実践されているのですが、ショアのゲームやバス釣りなどではまだまだ広がりを見せていません。
ぜひドラグ調整の重要性に気づいて、釣りを始める前の習慣のひとつに採り入れてください。
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