シーバスタックル最新アイテムの選び方!初心者におすすめのタックル徹底考察
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FISHING JAPAN 編集部シマノから数多くのスピニングリールがリリースされていますが、シーバスゲームで用いるなら、レバーブレーキ付きタイプにチャレンジしてみてはいかがでしょう。
じわじわと無段階にブレーキをかけられるので、シーバスのイレギュラーな引きに対して適切なラインテンションで対応することができますよ。
ここでは、シマノのレバーブレーキリール・エクスセンスLBについて詳しくご紹介しましょう。
「レバーブレーキって磯釣りでグレを狙う際のリールってイメージがあるよね!」
はい、そうですね!磯釣りでのやり取りの安定感をシーバスゲームにも取り入れることで、いきなりメーター級のシーバスが掛かっても対処できるようになりたいものです。
目次
エクスセンスLBとは、シマノからリリースされているレバーブレーキ付きのスピニングリールのことです。
シーバスゲーム専用に作られているので、さまざまなミノーやバイブレーションプラグなどを操るのに向いていますよ。
レバーブレーキは、ブレーキシューがスプールの内壁を内側から接触して、その圧でスプールの回転を制御する仕組みになっています。
ということは、レバーの調整に強弱を持たせることで、ラインの出をスムーズにしたり止めたり、ゆっくり出したりすることが可能になるわけです。
単にドラグ機構だけでは、そういう細やかな対処はできませんからね。
シーバスは大型になるほど、突発的な動きで逃げようとしますから、レバーブレーキが付いていることでランディングできる数も増えていくでしょう。
以前磯釣り用のレバーブレーキで、シーバスゲームをしてみたことがあります。
充実したやり取りには納得なのですが、ちょっと巻き取りスピードが早く感じたり、重さが辛くなることが気になりました。
その辺は、エクスセンスLBでは、どのように改善されているのでしょうか。
エクスセンスLBシリーズにはC2000タイプ1機種と、C3000タイプ2機種がラインナップされていますが、C2000MDHのスペックからそのメリットを見い出してみましょう。
まず最初に注目したいのが、軽さです。
なんと195グラムしか自重がありません。
レバーブレーキという大き目のパーツが付いていながら、この軽さは驚異的ですよね。
軽い分俊敏な対応が可能になりますし、手首などへの負担も抑えられるでしょう。
それにより繊細で積極的な操作を、長時間に渡って繰り出すことができるようになります。
シーバスゲームでは、それが好釣果につながっていくのは衆知の事実でしょう。
人差し指でブレーキの調整をおこないながら、ロッドワークを駆使してシーバスを弱らせてください。
もうひとつ注目したいのが、ギア比です。
C2000MDHなら、ギアヒ5.0対1で、ハンドル1巻きにつき68センチのラインを回収できますよ。
これを標準で装着されているダブルハンドルで実践するのですから、等速で安定感のあるリトリーブをおこなうことが可能です。
しかも自然にスローにリトリーブできてしまうので、ただ巻きがバイトを誘発する状態を常に期待できますよね。
ミノーやバイブレーションプラグ・テールスピンジグ・ジグヘッドリグなどを駆使して、ボトム付近やカバー周りをじっくり攻めてみましょう。
それでは、エクスセンスLBに関するおすすめアイテムを取り上げてみましょう。
実際に使ってみたインプレを含め、どんなスペックが搭載されているかチェックしますね。
ラインの放出については、これまでドラグ任せでしたから、レバーブレーキを用いた釣り方があなたの釣りを変えてくれるかもしれませんよ。
シマノ(SHIMANO) キャスティング ベイトリール 両軸 20 エクスセンス DC SS XG(左) シーバス ロックフィッシュ
エクスセンスLBのC2000番モデルです。
ということは、1000番のボディに2000番のスプールが付いている機種ですね。
自重195グラムは、レバーブレーキ付きリールとしてはかなり軽めで、高い操作性の基盤を作り上げているといっても過言ではないでしょう。
実際に釣りで使ってみると、ダブルハンドルの使い勝手の良さが際立っていると感じました。
まるでベイトリールを用いた巻き物系の釣りアプローチのように、キャストしたミノー・バイブレーションプラグなどが、等速でこちらへ向かってくるのです。
一定の速度であり続ければ、ちょっとした変化を拾うだけでもダイレクトに手元に伝わりますよ。
地形変化はもちろんシーバスによるバイトが小さくても、一瞬等速で引っ張れなくなりますから、何か触ってきたな!と判別することが可能です。
そこからフッキング動作を起こして、ロッドが曲がりラインテンションが高まれば、今度はいよいよレバーブレーキの出番となります。
徐々にラインを出せる・完全に出を止められる・再度ラインを出せる、というレバーブレーキならではの操作性が、これまでバラシていたビッグサイズのシーバスを釣り上げることにつながっていくでしょう。
ボディが1000番なら、アジングやメバリングにも転用できそうですよね。
40センチクラスの砲弾のようなギガアジの掛かる愛媛や大分なら、このリールの出番がありそうですよ。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 16 エクスセンス LB C3000MPG シーバスゲーム
C3000番サイズのエクスセンスLBです。
こちらはPG=パワーギア仕様、すなわちローギアでパワフルに巻き取ることを目的としています。
具体的には、ギア比4.6対1で、ハンドル1回転で69センチのラインを回収することが可能です。
となるとC2000MDHと似ていますから、ゆっくりリトリーブによる一定速度アプローチができるでしょう。
ラインキャパは、PEライン1.2号で150メートル巻けるようになっています。
またC3000MXGは、ギア比のみエクストラハイギアに設定されているモデルで、キャストしたルアーを素早く回収して次のキャストに入りたいアングラーに向いています。
ギア比は6.6対1で、ハンドル1巻き98センチも回収できますよ。
自重はどちらも225グラム、レバーブレーキ付きのリールとしてはやはり軽めで、扱いやすいのは間違いないでしょう。
実際に手にしてみると、レバーブレーキに採用されているEXSブレーキが秀逸で、段階を踏みながらブレーキをかけられるように作られていますよ。
これなら最大ブレーキ力を発生させるまでの、微妙なブレーキ力の違いで掛かったシーバスとのやり取りを楽しめるはずです。
また大型のドラグノブが装備されているので、ファイトの途中でレバーブレーキを操りながらでも、調整しやすくなっているのがいいですね。
シマノ(SHIMANO) PEライン ピットブル 12本編み 150m 1.2号 サイトライム 28.4lb PL-M52R
鮮やかなサイトライムカラーに配色された、シマノ製作のPEラインです。
12本撚りですから、しなやかで柔らかな使用感を味わえますよ。
高分子量ポリエチレンを素材にしたイザナスを採用していて、高強度・低伸度に仕上がっています。
繊維が細くて質感も滑らかなので、長く使用していても違和感なく扱えるでしょう。
キャスト放出の際の抵抗が少なく、飛距離がしっかり伸びるのがいいですね。
日本製の原糸で日本において製造されているのも、大きな安心感につながっています。
ライムチャート系のカラー単色ですから、マーカーや他のカラーが配色されていない分飛距離を推し量るのは難しいでしょう。
しかしながら、暗がりでも目立ちやすいカラーなので、ラインの動きによってアタリを読むことができますよ。
素早い反応でフッキング動作に移れるのが嬉しいですね。
エクスセンスLBシリーズの特徴や、おすすめアイテムをご紹介しましたが、いかがでしたか?
レバーブレーキの技術は、まだまだ進化していくはずです。
それに合わせて新しいリールが作られるのは間違いないですから、次世代のエクスセンスLBにも期待してしまいますね。
現行リールで操作スキルを養いながら、数多くのシーバスを釣り上げてみましょう。
そのスキルアップが、必ずあなたの釣りを新しいステージへ導いてくれるはずです。
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