シマノのベイトリールはどれを使ってる?人気のDCブレーキ搭載モデルも含めおすすめ機種をチェック
総合釣具メーカーであるシマノは、さまざまな先進釣具を世に出しています。 中でも多くのアングラーから高い支持を集めているのが、ベイトリールですね。 ロープロファイルデザインのも…
FISHING JAPAN 編集部船釣りで流行っているのが、ライトジギングや鯛ラバゲーム。
フォール中のアタリを取ったり、深いボトム付近をドテラ流しする際に便利なのが、剛性・耐久性の高いコンパクトなベイトリールです。
シマノのオシアカルカッタなら、ハイレベルな対応力を見せてくれますよ。
その詳しいスペックや設定番手、使い方の違いなどをチェックしてみましょう。
「金色のリールもオシアカルカッタなの?」
それはオシアコンクエストで、同時にインプレしてみますね。
目次
オシアカルカッタとは、シマノからリリースされている船釣り専用の丸型ベイトリールのことです。
軽さやパーミングのしやすさを優先した樹脂ボディ+ロープロファイルベイトリールと違い、オシアカルカッタは丸型で金属素材をメインに使っています。
その理由は、剛性と耐久性を優先し、軽やかで滑らかな巻き心地を長く維持するためです。
ライトジギングや鯛ラバゲームでは、常にリールハンドルを回しているケースが多いですから、ギアの支軸に大きな負荷が掛かっていますよ。
もしボディに剛性がなかったら、巻き心地はどんどん劣化していくでしょう。
それが大きなストレスとなり、釣りそのものに不安を与える要素になりかねません。
オシアカルカッタなら、スムーズでストレスフリーな使用感を維持できますから、オフショアゲームを快適にこなすことが可能です。
リリースされてもうすぐ10年、ここまで長く愛されているベイトリールは、とても珍しいといえるのではないでしょうか。
オシアカルカッタには、ギア比・ボディサイズに違いを持たせた6機種が用意されています。
まずギア比に注目してみましょう。
PGタイプには、いわゆるローギアが組み込まれています。
ギア比5.0対1で、ハンドル1巻き58センチですから、鯛ラバゲームで等速巻き上げを実践するのに向いていますよね。
HGタイプは、ハイギアが組み込まれているので、手返しよく回収→再度送り込みを繰り返すことができます。
ライトジギングなどにベストマッチなギア比といえるでしょう。
オシアカルカッタには、200番サイズと300番サイズがラインナップされています。
200番のほうがコンパクトでパーミングしやすく、PGとHGの選択肢が設定されていて、鯛ラバゲームを楽しむアングラーのメイン機になっていますよ。
300番は少し大きめで、ラインキャパも容量大。
深場の釣りや太いラインにも対応できますから、ライトジギングに適しているでしょう。
ギア比はHGタイプのみの設定です。
それでは、オシアカルカッタや関連アイテムをご紹介しましょう。
金色に輝くボディを持っているのは、オシアコンクエスト。
オシアカルカッタの上位機種になります。
どのようなスペックの違いがあるのか、チェックしてみてください。
シマノ(SHIMANO) ベイトリール 両軸 12 オシアカルカッタ 200PG 右ハンドル ライトジギング 鯛ラバ
オシアカルカッタの200番でPGモデルです。
鯛ラバゲームの等速巻きアプローチに、ぴったりハマる感じがとてもいいですね。
フォール中にラインテンションに変化が出たときも、しっかりフッキングに持ち込めますし、パーミングの際に親指を置く箇所が安定しているのも◎です。
丸型ベイトリールを長く作り続けているシマノにとって、そのノウハウをぞんぶんに搭載しているイメージでしょうか。
となると次期モデルがリリースしづらいのも、分かるような気がします。
鯛ラバゲームを展開していて、不都合を感じたことはまずないですね。
あ、ひとつ挙げるとすれば、内蔵しているSVSブレーキの調整が厄介でしょうか。
ただキャスティングで用いるシーンはほとんどないので、船上でボディのフタを開けることにもあまり遭遇しないのですが。
ガイド船の船長曰く、「だから中に水や塩が入りにくいんだよ!」とのこと。
なるほど、そういう見方もあるのかと感心した記憶があります。
シマノ(SHIMANO) ベイトリール 両軸 12 オシアカルカッタ 201PG 左ハンドル ライトジギング 鯛ラバ
こちらは200番PGモデルの左巻きハンドルタイプです。
右利きのアングラーが、利き腕でロッドを持って操作をしたい場合に重宝しますよ。
最初はハンドルを回すのがぎこちないでしょうが、時間をかければ慣れてきます。
利き腕でロッドを持つことで、微細なアタリを感じ取ることができたり、繊細なロッドワークを繰り出せたりするようになります。
特に鯛ラバゲームにおいて、フォール中のアタリを取るのに便利ですよ。
左巻きハンドルに慣れるには、①左手人差し指と親指でハンドルノブをつまむ!②しっかり固定してリール本体のほうを回してみる!と、意外と早く習得できるようになります。
自然と左手でハンドルを回すように移行していくので、試しに実践してみてください。
シマノ(SHIMANO) ベイトリール 両軸 13 オシア カルカッタ 300HG 右ハンドル ライトジギング 鯛ラバ
300番にボディサイズが大きくなって、付いているハンドルもパワーアップ。
これならブリやヒラマサ・カンパチなどの大型青物が掛かっても安心です。
メインはライトジギングやジギングになりますから、豪快なやり取りを楽しみたい人におすすめのベイトリールといえるでしょう。
ひとつ機能に付け加えてもらいたいのは、フォールスピードを調整できる専用レバーでしょうか。
あるとないとでは大違いなので、ジグの操作や誘いをかけるためにも追加してほしいですよね。
スペースとしては、ハンドルとクラッチの間。
上に向けてレバーが立っていれば、パーミングした指でも操作が可能でしょう。
シマノ(SHIMANO) ベイトリール 両軸 16 オシア コンクエスト 300PG 右ハンドル オフショア 中深海ジギング
金色に輝くボディは、オシアカルカッタの上位機種・オシアコンクエストです。
モジュールギアの採用やベアリング数のアップなど、さまざまなハイスペック化がおこなわれていますよ。
販売価格も当然上で、使い心地も申し分ありません。
300番にPGタイプもラインナップされていますから、オシアカルカッタで不満に感じていた部分は、ほぼ解消されているといっていいでしょう。
オフショアゲームを徹底的にやり込んでいくと、こういう至れり尽くせりなベイトリールが欲しくなるもの。
選択肢として用意されている辺りが、シマノのアングラーに対する配慮といえるでしょう。
ただし、やはりフォールレバーが搭載されていません。
シマノ(SHIMANO) ベイトリール 両軸 19 オシアコンクエスト リミテッド 400HG RIGHT ジギング オフショア
なんと!オシアコンクエストにはリミテッドモデルが存在します。
しかも!念願のフォールレバーが搭載されていますよ。
これなら多彩な誘いを実践できますから、釣れる魚も大幅に増えるでしょう。
300番と400番の設定があるので、追加で200番がリリースされれば最高に扱いやすいオフショアベイトリールになるに違いありません。
オシアカルカッタは、こういうカタチで進化していたといえそうですね。
ぜひ船上で使いこなしてみましょう。
シマノ(SHIMANO) ライン オシア8 300m 5.0号 5カラー LD-A71S 釣り糸
シマノのオシアシリーズには、PEラインもラインナップされています。
こちらは8本撚りでとてもしなやか、使っていてトラブルなく釣りを展開することができます。
摩擦と熱に強いコーティングが施されているのも、大型魚とのやり取りを優位に進めるのに適していますよ。
300メートル・400メートル・500メートルから選べるようになっているので、自分の釣りスタイルに合わせて手に取るようにしてください。
シマノ(SHIMANO) ショックリーダー オシア EX フロロカーボン 30m 5号 20lb クリア CL-O26L 釣り糸
オシアシリーズでショックリーダーラインもリリースされています。
素材はフロロカーボンで、シマノ独自の2層構造になっています。
中心部分が、硬めのコアフロロで、外側が柔らかい設定に。
これでライントラブルを抑えつつ、ジグや鯛ラバを柔軟に泳がせることができます。
カラーはクリアーで、高分子フロロによる強度が魅力です。
結節強度など、実際に釣り場で体感できるスペックが嬉しいですね。
オシアカルカッタの詳細スペックや関連アイテムをご紹介しましたが、いかがでしたか?
オフショアゲーム未体験の人に、長く使えるリールをおすすめするなら、迷わずこのオシアカルカッタを推したいですね。
丸型ベイトリールの堅牢性は、さまざまなシチュエーションで頼りがいのあるもの。
特に大型魚が掛かったとき、ロッドが弓なりに曲がってしばらくの間耐え続けなければならないときに、安心してやり取りできるのが大きなアドバンテージとなるでしょう。
モデルチェンジがいつ実施されるのか定かではないですから、まだまだオシアカルカッタを活用したいですね!
シマノのベイトリールはどれを使ってる?人気のDCブレーキ搭載モデルも含めおすすめ機種をチェック
総合釣具メーカーであるシマノは、さまざまな先進釣具を世に出しています。 中でも多くのアングラーから高い支持を集めているのが、ベイトリールですね。 ロープロファイルデザインのも…
FISHING JAPAN 編集部シマノのコンプレックス特集!NEWマグナムライトローターによる軽さ・感度が絶妙なスピニングリール
シマノのコンプレックスシリーズといえば、初代からBB、そして最新型のCI4+に至るまで、バス釣りなどのルアーゲームを楽しむアングラーに高く評価され続けてきたスピニングリールです。 コ…
FISHING JAPAN 編集部オフショア用ジギングロッド特集!ダイワ・シマノからおすすめアイテムをピックアップ
ボートデッキから大海原へメタルジグを投入、自分の真下を深く探りながら、カンパチやブリなどの青物を仕留めていく釣りスタイルは、雄大かつ大いに魅力的です。 今多くのアングラーから注…
FISHING JAPAN 編集部DAILYランキング