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実釣3時間がちょうどいい 良型アジでみんな満足!
手軽に短時間で、さらに釣果も求めるとなると、やっぱり半日ライトアジがおすすめだ。
「最近は近場でいいサイズが釣れています。25cm前後メインでこの前は49.5cmの大アジも釣れました」とは東京湾奥金沢八景・荒川屋の池島剛船長。
取材した日も船長の言葉どおりに丸まる太ったアジが次つぎに上がり、44cmの特大サイズも姿を現した。
好日ならトップ30〜40尾釣れているからうれしい。
実釣時間は3時間ほどで午前船は11時ごろに沖揚がり。
荒川屋では更衣室、シャワー室も完備し、レンタルキッチンで魚をさばいたり、併設のダイニングバー「サンドフィッシュ」で釣った魚を食べられるサービスもあり、猛暑でも快適に楽しめる。

幅広で顔が小さいのが特徴
ライター粕川の猛暑対策
ハイテク?の冷感スプレーとローテク?の冷やしタオルのコンビで対策しています。
冷感スプレーはシャツの上からスプレーすれば一瞬でヒンヤリしするけど、これ自体で温度を下げてくれるわけでないので、冷やしタオルも併用。
密閉容器に入れクーラーに入れておけば、一日冷え冷え状態をキープでき、ほてった顔や手足を冷やすのにもってこい。
いい気分転換にもなるからおすすめです。

(左)冷感スプレーは補助的に使う (右)やっぱり冷やしタオルが最強
東京湾奥で人気のライトタックルアジは釣り場が比較的近場で、釣り方も基本さえ押さえればまずだれにでも釣れる。
ビギナーや子供連れにもおすすめの釣り物の一つだ。
出船形態は午前・午後の半日船や13時ごろまでのショート船がほとんどで、乗船時間が短いのも猛暑や船酔いが心配なビギナーや子供連れにとっても安心材料だ。
夏休みも間近なこの時期、グループやファミリーでの釣行をお考えの方も多いと思うので、ここでは金沢八景荒川屋の午前ライトアジ釣りをビギナー向けに紹介しよう。
荒川屋は午前午後の半日船でライトアジ船を出船している。
貸し道具の完備はもちろんのこと、有料とはなるがシャワールームや魚をさばくレンタルキッチン、テラス席ではバーベキューを楽しむこともできる。
また併設のダイニングバー「サンドフィッシュ」で釣った魚を調理してもらっておいしく食べるなんてことも可能だ。
6月下旬現在、釣り場は航程10分ほどの八景沖が中心。
「このところは近場でいい型のアジが釣れているんで」とアジ船担当の池島剛船長。
水深は20m前後でビギナーにも釣りやすい。
釣果はトップで40〜50尾くらい。
20cm以下はほとんど交じらず、23〜24cm主体心に30cmくらいまでと、ライトタックルとは思えないような型ぞろいだ。
食べごろサイズでとてもおいしいアジだから、ビギナーならまずは10尾を目指して頑張ろう。
「これまでは潮が澄んだり濁ったりで釣果にも波があったんですが、これから夏場にかけては潮具合も釣果も安定してくると思います。アジもより一層おいしい時期になります」と船長。
ライトアジの釣り場は近場で波も静かなことが多いが、大型船の航行による引き波などで揺れることもあるから、船に弱い方は前夜のアルコールは控えめにしてしっかり睡眠をとり、念のため酔い止め薬も服用して万全の体調で臨むようにしよう。

脂の乗りは最高の金ピカアジ
ビギナーにはレンタルがおすすめ
ライトアジ船を出しているほとんどの船宿では、専用のタックルをレンタル道具として完備しているので、ビギナーならこれを利用するのが間違いない。
紛失や破損時は実費がかかるので取り扱いには注意しよう。
竿は全長1.8m前後、ライトアジ専用かライトゲーム用。
ライトゲーム用ならば7:3調子が扱いやすい。
リールは小型両軸か超小型の電動で、道糸はPE1〜2号。
1.5号以下でも強度的には問題ないが、慣れない人は2号が無難だと思う。
それ以上の太い道糸は潮の抵抗を受けやすく、オマツリの原因となるので使用は控えよう。
1.5号以下を使うなら先端にフロロ4〜5号1.5〜2m程度のリーダーを付けるとよい。
これは穂先などへの絡みを少なくする意味合いからだ。
コマセカゴは金網ビシで、オモリは40号。
こちらはテンビンとセットになったものが貸し出される。
もし購入する場合はイワシミンチ用を選ぶこと。
貸し竿を借りる方は仕掛けも船宿で購入するのがおすすめ。
荒川屋では全長1.2mと短いビギナー用の仕掛けが用意されており、これに合わせた釣り方レクチャーがあるし、仕掛け全長が短い分取り込みやすく手前マツリも少なくなるメリットがあるからだ。
一般的な仕掛けはハリス1.5号、全長1.8mが標準。
ハリはムツバリの9〜10号2〜3本バリだが、ビギナーには2本バリが扱いやすい。
タックルをレンタルすればクーラー一つでの釣行も可能だが、ハサミやタオルなどは必ず用意しておこう。


タナ取りできれば十分釣れる!
荒川屋では出船前に希望者に釣り方のレクチャーがあるので、ビギナーは必ず聞いておこう。
内容は竿の持ち方、リールの扱い方、仕掛けの投入の仕方、タナの取り方、魚の取り込み方など。
ここでも一通り釣り方の要点を説明しよう。
まずテンビンに仕掛けをセットし、ハリには配られた付けエサのアカタンを刺す。
一つ刺せばよ、ハリ先やハリが見えていても全く問題ない。
金網ビシにはコマセを入れるが、70パーセントくらい入れればOK。
たくさん詰め込むとコマセの出が悪くなる。
釣り開始の前にはクーラーボックスに10cm程度海水を入れておく。
これで釣った魚をキンキンに冷やすことができる。
氷だけではしっかりと冷やすことができないので、必ずあらかじめ海水を入れておこう。
竿は左手で持つ。
リール全体を下から左手で包み込むように持ち、竿尻は左脇に挟むようにすると安定する。
仕掛けの投入は、仕掛けを先に船ベリから海へ吹き流しておく。
それからコマセカゴを持って海へ落とす。
仕掛けが絡んでいないのを確認しながらリールのクラッチを切って、仕掛けを落とし込んでいく。
このときにリールのスプールに指を軽く当てておくと、道糸のバックラッシュが防げる。
コマセカゴが海底に着くと竿先がフッと戻り、リールのスプールの回転が遅くなるので、このサインを見逃さないこと。
すかさずリールのハンドルを回すとリールのクラッチが入るので、余分な糸フケを巻き取り、道糸がピンと張ってビシが海底に着いた状態からタナを取っていく。
タナはその都度指示が出るが、多くは底から2mだ。
道糸のマーカーで1m巻き、コマセを2回ほど振ってもう1m巻けばOKだ。
ビギナーには道糸のマーカーでのタナ取りが分かりづらいかもしれないが、荒川屋の貸し竿と船宿仕掛けなら「リールのハンドルを2回転巻いてコマセを振り、もう1回転半巻いてアタリを待つ」との指示どおり行えばよい。
この状態で30秒くらい待ってアタリがなければ、もう一度クラッチを切りコマセカゴを着底させて1m巻いてコマセを振り、もう1m巻いて待つ。
それでアタリがなければ回収してコマセを詰め替え再投入する。
このほか細かいテクニックは色いろとあるが、ここまでできればまずアジは釣れるので頑張ろう。
アタリは竿先にクククンと出る。
小気味よく竿先を震わせるのがアジのアタリだ。
合わせは不要で一呼吸待ってまだアタリが続くようなら、軽く竿を持ち上げてからリールを巻く。

取り込み時は巻きすぎないこと!
取り込み時に一番注意したいのがリールを巻き過ぎること。
とくに魚が掛かっていると早く取り込みたくて、コマセカゴを竿先一杯まで巻いてしまう人が多いが、竿先まで巻いてしまうと、ビシと仕掛けを手にすることができない。魚を取り込めないだけでなく、頭上でコマセカゴがブラブラして危ないので巻き過ぎだけは絶対にやめよう。
リールを巻いてきてテンビンが海面まできたら巻くのを止める。
そこで竿を立てれば自然にコマセカゴは手元に寄ってくるので右手でキャッチし、船ベリの穴に入れるように置く。
と同時に竿も船ベリと釣り座に横たえるように置けば、両手が空くので仕掛けをたぐって魚を取り込める。
釣れた魚はバケツに入れっぱなしにせず、すぐに水氷(海水と氷)のクーラーにしまうことも忘れずに。

良型メインに特大サイズ交じり
取材日の荒川屋は、貸し竿グループ4名、カップル1組、ベテランの常連さん4名に私と多彩な顔ぶれ11名で出船した。
釣り場は至近で航程10分ほど。
反応探しの後「いいですよ。タナはハリス分プラス30〜50cmくらいで。
貸し道具の人は朝、言ったとおりで底からリール3回転半でやってください」とアナウンスが出た。
出船前に釣り方レクチャーがあり、貸し竿と船宿仕掛けの人は「底に着いたらリール2回転し、コマセを振ってもう1回転半で待つ」とていねいな説明があった。
開始早々、右舷の常連さんが中アジを釣り、これを機にミヨシ寄り中心にアタリが出始めた。
中でも好調なのが、左舷ミヨシ2番氏。
30cm近い良型交じりでポンポンと連釣。
しかし写真を撮らせてもらおうとすると、ポチャンとハリ外れする恥ずかしがり屋のアジが多く苦笑。
そうこうしているうちに船全体にアタリが回りだす。
初めは仕掛けの扱いにまごついていたグループの方がたも徐々に慣れてきて、ポツポツとアジを上げていく。
そんな中、右舷トモで歓声が上がる。
駆け付けると男性がなんと特大アジを抜き上げていた。
測ってみると驚きのcm。
大アジ狙いでもめったにお目にかかれないサイズだ。
「前回は49.5cmを釣った」という常連さんもいて、こんな特大アジもここでは時どき交じるらしい。
まあ、これは宝くじ的ともいえるが、アジはライトとは思えない良型が目立つ。
うまそうな中アジがレギュラーサイズで30cm級も交じってくる展開だから文句なしだ。
この日は入れ食いタイムは短く、終日ポツポツといった食い方だったが、まずまず安定した食いっぷりで、実釣3時間少々の釣りを終えた。
釣果は21〜44cmを6〜47尾で、竿頭は右舷ミヨシの常連さんだった。
今後はアジも一層おいしくなり、また食い盛る夏アジシーズンを迎える。
今期もどうやら思いっきり楽しませてくれそうな東京湾奥のライトアジだ。

目下はサイズがいいのがよく、25cm前後がレギュラーだった

レクチャー効果で釣り上げた

何にして食べても最高
船宿information
東京湾奥金沢八景 荒川屋
045・701・6672
▼備考=予約乗合、7時半と12時半出船。ほかシロギス、タチウオへも
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隔週刊つり情報(2025年8月1号)※無断複製・転載禁止

